電気料金が一番安い電力会社はどこ?

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電気代や安くなる電力会社はどこ?


 電力自由化により、それぞれの家庭で自分の好きな電力会社を選べるようになりました。一般家庭向けには全国で449社以上が参入していますが、その料金水準には大きな差があります。


 1世帯あたり月平均で1万円とも言われる電気代。少しでも安い方がいいですよね。というわけで電気代が安くなる「お得な」電力会社を紹介します!



条件によって「安い」電力会社は違う!


 「安い電力会社はどこ?」という記事のタイトルを付けておきながら恐縮ですが、実は一律に「安い」と言える電力会社は存在しません。まずはその理由をご説明します。


使用量によって料金水準は変わる


 同じ電力会社の同じプランでも、各家庭の電気の「使用量」によって、乗り換え前の大手電力会社と比較した「お得率」はかなり変わってきます。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
大阪ガス
ガスセットプラン
公式サイト
調整中
料金試算で確認
調整中
料金試算で確認
調整中
料金試算で確認
調整中
料金試算で確認

 例えば、関西エリアの家庭が関電から大阪ガスに乗り換えた場合、一人暮らし世帯と4人暮らし世帯では「お得率」が異なります。使用量が少ない場合に大手電力よりも割高になる料金体系を採用している新電力も少なくないこと、また使用量によって選ぶべき電力会社が異なる点に注意が必要です。


同じ会社でも地域によって違う


地域によって差がある電気料金


 また、同じ使用量でも地域によって選ぶべき電力会社は変わってきます。


 実は、乗り換え前の大手電力会社の電気料金は、地域によって大きな差があります。例えば最安の北陸電力と、最高値の北海道電力では、全く同じ量を使っても月に2189円もに差になります(標準使用量で計算)


 更に、乗り換え先の新電力についても全国一律の料金プランを提示している会社は存在しません。同じ会社・プランであっても、地域のよって価格差が設けられています。例えばLooopでんきの場合、北陸エリアでは21.3円/kWhに対し北海道では29.5円/kWhです。


シミュレーションでチェックするのが確実


 諸々の「使用状況」の違いによって、お得になる電力会社は全く異なります。それらの違いを無視して一概に「ここが安いです!」と言うのは無責任な話です。


電気料金はシミュレーションしよう


 では、お得な電力会社を探すにはどうすればいいのか。


 一番簡単かつ確実なのは、当サイトで出来るような「料金シミュレーション」を行うことです。現在の料金と比較して、安い料金プランの会社を一気に見比べることが出来ます。


 当サイトでも料金シミュレーションを提供しています(メディア掲載多数)


燃料費調整にも注意!


 電気代に毎月加算されている「燃料費調整額」という料金項目があります。ほとんどの会社が採用していますが、会社によって金額が異なるケースが2022年以来、急増しています。


 燃料費調整を含めない電気料金本体(基本料金+電力量料金)で安く見えても、燃料費調整が高いために実際には電気代全体としては高くなっている例が多発しています。なので電力会社を選ぶ際はくれぐれも燃料費調整に注意してください。


 電気料金比較サイトやブログ、SNSの投稿などでも燃料費調整を含めると実際には電気代が大手電力従量電灯プランより高くなっている料金プランを「電気代が安くなる」と宣伝している例も多いです。この件で過去に電力業界の業界紙「電気新聞」の取材を受けたことがありますが、本体部分を安く見せて燃料費調整で高額な料金を取っている悪質な電力会社も存在します。


 当サイトの電気料金一括シミュレーションでは、毎月変わる燃料費調整額を含めた料金比較が可能です。


オール電化住宅には


オール電化住宅のIHコンロ

オール電化住宅のIHコンロ

 オール電化住宅では、専用のオール電化プランを契約する必要があります。オール電化プランから新電力の非オール電化プランに切り替えてしまうと、電気代が年間数万円単位で高くなってしまうケースがあるので注意が必要です。


 オール電化住宅で「安い」プランは以下の記事で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。




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