停電した時の問い合わせ先・対応は?【新電力/電力自由化】

停電した時はどこに問い合わせる?

 新電力は停電しないのか?では、電力会社を乗り換えても停電は増えない、ということを説明しました。でも停電はゼロにはなりません。もし停電した場合は、どこに問い合わせるのが適切なのでしょうか? 詳しく解説していきます。


回答がマチマチ

 この記事を書くために、数社の新電力に問い合わせたり、資源エネルギー庁のHPを調べるなど情報収集をしたのですが、どこも言っていることがバラバラでした。電力自由化スタート前ということもあり、まだ定まりきっていない部分もあるようですが、現時点での方向性を報告します。




問い合わせ先はここ!

 前置きが長くなりましたので、先に結論を申し上げます。停電した際の問い合わせ先は、現在契約している電力会社(=新電力)です。地域の電力会社(東電や関電など)に問い合わせてください、と言っている会社もありますが、まずは現在契約している会社に問い合わせるのが適当です。資源エネルギー庁のサイトに、以下のような記述がありました。


停電時の問い合わせ先は?

 でも、なんだか煮え切らない書き方ですよね・・  地域の電力会社に問い合わせても大丈夫、と役所は言っています。どういうことなんでしょうか?


復旧対応は地域電力が行う

 停電の多くは送配電網での事故によって起きています。電線が切れたり雷が落ちたり等々のトラブルは、送配電網での事故です。そして、送配電網の管理は電力自由化後も引き続き、地域の電力会社が担当しています。つまり、停電の多くは新電力が一切手出しできないところで起きているのです。なので、実際に停電が起きた時には地域の電力会社が復旧工事をすることになります。


 それなら、停電した時には地域の電力会社に問い合わせるのが一番早そうですね。実際、関西電力では電力自由化後も「関電に問い合わせてOK」と言っています。


復旧工事は地域の電力会社が担当

なぜ地域の電力会社が対応してくれるの?

 東電や関電にお金を払ってないのに、どうして復旧工事をしてもらえるの? と思う人もいるでしょう。その点もご安心ください。あなたが支払った電気代の内、9円/kWh程度は送電網の利用料金です。例えば月に300Kwhの使用量だと、「2700円」はあなたが契約している新電力を通じて、地域の電力会社に渡っています。この2700円は、電気を安定して自宅に届けてもらうために払っている対価です。停電した時に復旧工事などの対応をしてもらえるのは、このお金(託送料金といいます)のおかげです。


連絡がつかない場合も

 コールセンターが営業していない時間帯に、数百世帯が同時に停電するような場合は、例え大手の電力会社を使っていても、「電話がつながらない」という事態に陥りやすいです。しばらく待てば復旧するはずなので、しばらく我慢しましょう。もしもの時のために、懐中電灯などを常備してください。


関連記事

大手電力の方が安心だ、という誤解

私が体験した「停電」の話を紹介しています



新電力を知るための記事

電力自由化・新電力って何? 停電のリスクは?
乗り換えでいくら安くなるの? 乗り換えで料金が値上がりするケース

どうやって契約するの? 乗り換えのメリット・デメリット
乗り換えにかかる初期費用 乗り換えに工事は必要?
賃貸住宅でも乗り換えられるの? 解約する時の違約金は?


地域別 電気料金比較表

電気料金シュミレーション

人気の電力会社

電力自由化Q&A