中国電力の料金プランやセット割を詳しく解説

中国電力の概要

親会社 中国電力 電力調達 自社余剰電力や他社
供給エリア 東京電力エリア 契約条件 60A以下

特徴

・「中国地方」の地域独占電力会社
・大手電力会社としては割安な電気料金
・料金に応じたポイントを中国地方の産品などと交換可能


広島に本社を置く中国電力  広島に本社を置く大手電力会社です。中華人民共和国の電力会社ではなく、これまで中国地方の電力供給を一手に担っていた旧地域独占の会社です。
 電気料金の水準だけ見るとものすごくお得で、首都圏向けとしては最もお得な料金プランになっています。しかし、詳しく調べてみると「注意すべき点」があるので、このページを最後までちゃんと読んでください。それでは詳しく見ていきましょう。



料金プラン

お得率の目安

 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。


世帯人数→ 1人 2人 3人 4人
お得率
年間節約額
+4.0%
+2000円
-3.9%
-4311円
-7.7%
-9979円
-10.5%
-15745円
標準的な世帯の場合 / 電気料金のみ/ ポイント還元は除外

 3人以上の世帯(月平均10849円以上)では、関東圏で最安値水準を実現しています。料金プランはとてもシンプルで、基本料金無しで使用量に応じて25.62円/kWhの料金が加算される、という内容です。基本料金はありませんが、3240円の最低月額料金が設定されているので、その点は注意が必要です。


セット割

 セット割は今のところ用意されていませんが、月々の電気料金に応じて「エネルギアポイント」という独自ポイントが貯まります。200円につき1ポイントなので、還元率は0.5%ということになります。貯めたポイントは中国地方の特産品や生活雑貨などに交換することが可能です。
 カープグッズや観戦チケット、エディオンやドコモのdポイントなどへの交換も可能です。


デメリットは「燃料調整単価」

 爆安な中国電力の首都圏向けプランですが、欠点もあります。
 それは「燃料調整費単価」です。ほとんどの新電力では、その地域の大手電力会社(関東なら東電)と同額の「燃料調整費」を適用しているので、燃料調整費の差を考える必要がありません。
 ですが中国電力の場合、「(首都圏向けでも)中国電力エリアの燃料費調整単価を適用いたします。」としています。電気料金だけ見るとすごくお得ですが、燃料調整費まで考慮するとダントツでお得というわけではないことが分かります。4人世帯で月437kWh使う家庭を例に、燃料調整費を計算してみましょう。


年月 東京電力 中国電力
28年4月分 -1214.86円 -581.13円
3月分 -1005.1円 -472.02円
2月分 -856.52円 -401.97円

 資源価格が世界的に低迷しているため、燃料調整費で電気料金が安くなっています。ですが、割引額は直近3ヶ月で見ると、東電の方が月454〜633円ほど安いことが分かります。
 したがって、燃料調整費まで勘定に入れて計算すると、東電より年間9265円お得・6.1%引き(4人家族/燃料調整費は東電が月540円安と仮定)ということになり、他の新電力と比べて「特別安い」と断言することが出来なくなります。


 燃料調整費は資源価格の変化により、毎月変わるものです。公式サイトでデータを遡れる2014年4月以降の推移を見ていくと、14年4月〜15年6月までは中国電力の燃料調整費の方が安いです(以降は東電が安い) 燃料調整費しだいでは、他の新電力よりも「遥かに」お得になる可能性もあるので、契約する時には直近の燃料調整費を見比べてください。


口コミ・評判

 初出時には「爆安!」と紹介しましたが、何か裏があるだろうと思い詳しく調査したところ、大きな落とし穴がありました。充分安い料金水準ですが、トータルで見ると「ダントツで安い」というわけではないです。
 なお、解約時の違約金は不要と公式サイトのQ&Aに書いてあるので、その点は安心して契約出来ます。




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