Looopでんきの電気料金プランやセット割を詳しく解説

Looopでんきの概要


親会社 Looop(太陽光発電関連会社) 電力調達 他社発電所など
供給エリア 沖縄、離島を除く全国 契約条件 特に無し



特徴


・「基本料金0円」 多くの地域で「最安値水準」の電気料金
・26%は再生可能エネルギーで調達 環境に配慮
・電気使用量の「見える化」サービスが便利


Looopは太陽光発電の会社

 株式会社Looop(ループ)という、太陽光発電の設備などを販売している会社が提供しています。


 最近まで知名度が全く無かった会社ですが、魅力的な料金プランで電力自由化に参入した結果、3万件以上の契約を獲得しています。2017年1〜2月にかけてテレビCMを放映するなど、宣伝にも力をいます。


 太陽光発電関連の会社が運営していることもあり、供給する電力の内26%が再生可能エネルギー(20%分はFIT電気)で賄われているそうです。「エコ」という付加価値がある新電力です。


 エコというと料金が高そうなイメージがありますが、実際はその真逆。各地域で最安値水準の料金を実現しています。私自身も2017年4月から利用しているので、顧客対応なども含めて詳しく解説していきます。



料金プランとサービス


 標準的な使用量でシュミレーションした、お得率・お得額の一覧は以下の表をご覧ください。


 料金プランはとてもシンプルで、使った分に応じて21〜29円/kWhが発生するというプランになっています。基本料金はありません。ちなみに地域によって価格が異なるのは、電気の調達コストや送電線の使用料(託送料金)に地域差があるためです。


北海道電力エリア
世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
-1.0%
-605円
-7.0%
-9139円
-10.2%
-15411円
-12.6%
-21841円

 一人暮らし世帯ではHTBエナジーの方が安いですが、二人暮らし以上ならLooopが北海道では最も安い電力会社です。


北海道の電力会社の電気料金ランキング

北海道の電力会社の料金比較表

北海道の新電力の電気料金を一挙に比較できます

東北電力エリア
世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
+8.3%
+4076円
+0.3%
+367円
-3.9%
-4940円
-7.1%
-10346円

 使用量が少ないご家庭では、東北電力よりも割高になります。
 4人暮らし以外では、HTBエナジーの方が安いでしょう。
 詳細は料金シュミレーターなどでもご確認ください。


東北地方の電力会社の電気料金ランキング

東北エリアの電力会社の料金比較表

東北地方の新電力の電気料金を一挙に比較できます

東京電力エリア向け
世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
+5.5%
+2776円
-2.4%
-2724円
-6.3%
-8196円
-9.2%
-13752円

 30A以上の契約であれば、使用量がほんのわずかしか無くても東電より安くなるので、安心して契約できます。基本料が無料なので、元々の基本料が高いご家庭ではお得度が加速度的に高まります。


 逆に、一人暮らしや二人暮らしで使用量や契約アンペアが小さい場合は、お得度が小さいか東電より割高になる場合もあるのでご注意ください。一人暮らしならHTBエナジーが無難です。


他の電力会社との比較は↓
関東地方の電力会社の料金ランキング

東京電力エリアの電力会社の電気料金比較表(関東)

関東地方の新電力の電気料金を一挙に比較できます

中部電力エリア向け
世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
+2.9%
+1474円
-1.4%
-1596円
-4.7%
-5982円
-7.1%
-10439円

 30A以上の契約であれば、使用量に関係なく中部電力より安くなります。
 一人暮らしや二人暮らしならHTBエナジーエネワンでんきを選んだ方がお得です。


他の電力会社との比較は↓
東海地方の電力会社の電気料金ランキング

中部電力エリアの電力会社の料金比較表(中部・東海)

東海地方の新電力の電気料金を一挙に比較できます

北陸電力エリア
世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
-1.9%
-808円
-5.7%
-5252円
-8.5%
-9125円
-10.6%
-13069円

 3人以上の世帯では、北陸地方で最安値水準です。


 北陸エリアは元々の陸電の電気料金が大手電力会社の中でも最安値水準なので、そこから更に10%引きというのは全国的に見ると「びっくり価格」です。例えば関西電力と北陸地域のLooopでんきを比べると、同じ使用量(437kWh:4人世帯平均)で月に3426円、年間で4.1万円もの違いになります。うらやましいです。


北陸の電力会社の電気料金ランキング

北陸の電力会社の料金比較表

北陸の新電力の電気料金を一挙に比較できます

関西電力エリア向け
世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
+0.4%
+193円
-9.7%
-11244円
-11.7%
-15538円
-13.3%
-20130円

 月間の使用量が230kWh以上(約6千円)のご家庭だと、関電の従量電灯Aより安くなりそうです。2人暮らし以上なら関電より安くなる可能性が大きいです。


 一人暮らし世帯(月平均170kWh)では、関電よりも割高になる可能性が大きいです。HTBエナジーをおすすめします。


他の電力会社との比較は↓
関西・近畿地方の電力会社の電気料金ランキング

関西電力エリアの電力会社の料金比較表

関西・近畿の新電力の電気料金を一挙に比較できます

中国電力エリア
世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
+3.7%
+1676円
-2.8%
-2726円
-6.5%
-7551円
-7.0%
-9483円

 使用量が少ない世帯を除いて、乗り換え先の最有力候補です。


中国地方の電力会社の電気料金ランキング

中国電力エリアの電力会社の料金比較表

中国地方の新電力の電気料金を一挙に比較できます

四国電力エリア
世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
+4.4%
+2053円
-5.0%
-5274円
-6.9%
-8344円
-8.5%
-11629円

 四国エリアでは、他社の方が安いです。


四国の電力会社の電気料金ランキング

四国電力エリアの電力会社の料金比較表

四国の新電力の電気料金を一挙に比較できます

九州電力エリア
世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
+3.7%
+1676円
-2.8%
-2726円
-6.5%
-7551円
-7.0%
-9483円

 使用量が多い世帯では、九州でトップクラスのお得な料金水準です。


九州の電力会社の電気料金ランキング

九州エリアの電力会社の料金比較表

九州の新電力の電気料金を一挙に比較できます



解約時の違約金ゼロ


 うれしいことに、解約時の違約金も発生しません。
現在のところ、契約期間に関係なく0円となっています。


 また、ほとんどのご家庭には関係ありませんが、最低月額料金(電気を全く使わなかった月に適用される料金)もゼロ円です。空き家別荘などで何ヶ月もブレーカーを落としっぱなし、というケースでもお得です。


電気のトラブル駆けつけサービス


 電気がつかない、停電したなどのトラブルが発生した際に出張サービスで自宅まで来てくれる「駆けつけサービス」が無料で付きます(当初は東電エリア内のみ) 通常は9千〜1万3千円掛かる出張費用が無料になるので、お得ですし安心してLooopでんきと契約できますね。


セット割引などは無い


 他社にありがちなセット割引や、ポイント還元はありません。


 そうした面倒で分かりにくい割引が無くても、お得な料金プランを実現しています。



デメリットは?


割高になることも。


 「基本料金無料」が最大の目玉であるため、元々の基本料金が安い30A未満のご家庭では、乗り換えによって逆に割高になるケースが多いです。


 1Kやワンルームの一人暮らしの場合は、他の新電力(HTBエナジーなど)を選びましょう。


以前は酷かった顧客対応 今は・・?


コールセンターに電話がつながりにくい


 2016年の3月下旬頃、私がLooopでんきのコールセンターに電話を掛けたところ、混雑のため10分以上待っても電話が繋がりませんでした。以前の顧客対応は悪かったと言わざるを得ません。


 しかし、1年経った2017年3月上旬(平日のお昼11時頃)に改めて電話を掛けたところ、電話はすぐ繋がり、丁寧に回答して頂きました。


 また、2017年4月中旬に私自身がLooopと契約するためにメールのやり取りを3往復ほど行いましたが、いずれもその日のうちに返信があり、満足いく対応でした。


 なので、現在は顧客対応については問題は無いと言えます。



環境・エコ


 環境省が公表しているCO2排出係数を見ると、全国すべての大手電力会社よりも数値が良いので、乗り換えるだけでCO2排出量の削減が可能です。例えば東京電力と比較すると20%、北海道電力と比較して40.2%も低排出です。


電源構成


Looopでんき
火力再生可能エネルギー原子力その他CO2排出
水力バイオマス太陽光その他FIT電気再エネ小計
6% 20% 26% 74% 0.349
(0.429)


 6%が再生可能エネルギー、20%がFIT電気(国の固定価格買い取り制度を利用した再生可能エネルギー)という内訳を公開しています。残りの74%を「その他」と一括りにしている点はやや気になります。エコを売りにするなら、より詳細に開示すべきです。


 CO2排出係数を見る限り、「その他」にはLNG火力発電が多く含まれるものと推察します。



ガス自由化への参入は?


 Looopがガス自由化に参入するのか、気になっている人も多いようです。googleの検索候補で「ループ電気 ガス」と出てくるくらいですから。


 私がコールセンターに問い合わせたところ、「今のところ参入の予定は無いです」とのご回答を頂きました(2017年3月3日) なので、電気・ガスのセットプランは今のところ登場する予定はありません。


電気使用量の「見える化」


 他の多くの新電力と同様に、LooopでんきでもWebから自宅の電気使用量を確認できる「見える化」サービスを提供しています。


週単位のグラフ
週単位の電気使用量グラフ

1日単位(30分毎)のグラフ
30分単位の電気使用量グラフ

 Looopのグラフはとても見やすく、電気使用量の把握に便利です。また、気象データと一緒に読み込んでくれるので、エアコンの使い方の工夫にも役立てやすいでしょう。


 グラフは1日単位(30分毎の使用量推移)、週単位、月単位で表示できます。グラフの更新は1日ごとに行われるため、ENEOSでんきのようにリアルタイム(数時間遅れ)での確認はできません。





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