Looopでんきの電気料金プランやセット割を詳しく解説

Looopでんきの概要


親会社 Looop(太陽光発電関連会社) 電力調達 他社発電所など
供給エリア 沖縄、離島を除く全国 契約条件 特に無し


特徴


・「基本料金0円」 多くの地域で「最安値水準」の電気料金
・26%は再生可能エネルギーで調達
・電気使用量の「見える化」サービスが便利


Looopは太陽光発電の会社

 太陽光発電の設備などを販売している株式会社Looop(ループ)が提供している「Looopでんき」を紹介します。


 最近まで知名度が全く無かった会社ですが、魅力的な料金プランで電力自由化に参入した結果、5.8万件の契約を獲得(9月末時点)しています。2017年1〜2月にかけてテレビCMを放映するなど、宣伝にも力をいます。


 太陽光発電関連の会社が運営していることもあり、供給する電力の内26%が再生可能エネルギー(23.4%分はFIT電気:2.6%は水力)で賄われているそうです。「エコ」という付加価値がある新電力です。


 エコというと料金が高そうなイメージがありますが、実際はその真逆。各地域で最安値水準の料金を実現しています。私自身も2017年4月から利用しているので、顧客対応なども含めて詳しく解説していきます。



料金プランとサービスの解説


 料金プランやサービスを解説していきます。


地域別 乗り換えでいくらお得になる?


 料金プランはとてもシンプルで、使った分に応じて21〜29円/kWhが発生するというプランになっています。基本料金はありません。ちなみに地域によって価格が異なるのは、電気の調達コストや送電線の使用料(託送料金)に地域差があるためです。


 標準的な使用量(総務省統計)でシュミレーションした、お得率・お得額を地域ごとに紹介します。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア -1.0%
-605円
-7.0%
-9139円
-10.2%
-15411円
-12.6%
-21841円
東北電力エリア +8.3%
+4076円
+0.3%
+367円
-3.9%
-4940円
-7.1%
-10346円
東京電力エリア +5.5%
+2776円
-2.4%
-2724円
-6.3%
-8196円
-9.2%
-13752円
中部電力エリア +2.9%
+1474円
-1.4%
-1596円
-4.7%
-5982円
-7.1%
-10439円
北陸電力エリア -1.9%
-808円
-5.7%
-5252円
-8.5%
-9125円
-10.6%
-13069円
関西電力エリア +0.8%
+355円
-10.4%
-10708円
-12.5%
-14805円
-14.3%
-19188円
中国電力エリア +3.7%
+1676円
-2.8%
-2726円
-6.5%
-7551円
-7.0%
-9483円
四国電力エリア +4.4%
+2053円
-5.0%
-5274円
-6.9%
-8344円
-8.5%
-11629円
九州電力エリア +3.7%
+1676円
-2.8%
-2726円
-6.5%
-7551円
-9.4%
-12469円

 いずれの地域でも一人暮らし世帯では割高か乗り換えメリットが小さい一方、3人暮らし以上の世帯では各地域で「最安値水準」の低料金となっています。


 安さの秘密については記事後半の「Looopでんきはなぜ、安いの?」もご覧ください。



解約時の違約金ゼロ


 解約時の違約金は発生しません。
契約期間に関係なく無料で解約できます。


 また、ほとんどのご家庭には関係ありませんが、最低月額料金(電気を全く使わなかった月に適用される料金)もゼロ円です。空き家別荘などで何ヶ月もブレーカーを落としっぱなし、というケースでもお得です。


電気のトラブル駆けつけサービス


 電気がつかない、停電したなどのトラブルが発生した際に出張サービスで自宅まで来てくれる「駆けつけサービス」が無料で付きます(当初は東電エリア内のみ) 通常は9千〜1万3千円掛かる出張費用が無料になるので、お得ですし安心してLooopでんきと契約できますね。


セット割引などは無い


 他社にありがちなセット割引や、ポイント還元はありません。


 そうした面倒で分かりにくい割引が無くても、お得な料金プランを実現しています。



デメリットは?


割高になることも。


 「基本料金無料」が最大の目玉であるため、元々の基本料金が安い30A未満のご家庭では、乗り換えによって逆に割高になるケースが多いです。


 1Kやワンルームの一人暮らしの場合は、他の新電力(HTBエナジーなど)を選びましょう。


以前は酷かった顧客対応 今は・・?


コールセンターに電話がつながりにくい


 2016年の3月下旬頃、私がLooopでんきのコールセンターに電話を掛けたところ、混雑のため10分以上待っても電話が繋がりませんでした。以前の顧客対応は悪かったと言わざるを得ません。


 しかし、1年経った2017年3月上旬(平日のお昼11時頃)に改めて電話を掛けたところ、電話はすぐ繋がり、丁寧に回答して頂きました。


 また、2017年4月中旬に私自身がLooopと契約するためにメールのやり取りを3往復ほど行いましたが、いずれもその日のうちに返信がありました。同じ料金水準の小さな会社だと、翌日や翌々日以降に返信が来ることが多いので、この対応には満足です。


 なので、現在は顧客対応については問題は無いと言えます。



環境・エコ


 環境省を通じて公表されている、最新の二酸化炭素排出(平成27年度実績)を見ますと、「0.673kg/kWh」という値で、これは東電と比べて37%、関電と比べて35%も悪い(排出量が多い)値です。


 「再生可能エネルギー26%」でも、CO2排出量が多いというのは残念です。
 前年度の実績は「0.369kg/kWh」だったので、1年で54%も悪化しています。私はこの「いい数字」を見てLooopに乗り換えたので、なんだかモヤモヤします。。


電源構成


 6%が再生可能エネルギー、20%がFIT電気(国の固定価格買い取り制度を利用した再生可能エネルギー)という内訳を公開しています。残りの74%を「その他」と一括りにしている点はやや気になります。エコを売りにするなら、より詳細に開示すべきです。



ガス自由化への参入は?


 Looopがガス自由化に参入するのか、気になっている人も多いようです。googleの検索候補で「ループ電気 ガス」と出てくるくらいですから。


 私がコールセンターに問い合わせたところ、「今のところ参入の予定は無いです」とのご回答を頂きました(2017年3月3日) なので、電気・ガスのセットプランは今のところ登場する予定はありません。


電気使用量の「見える化」


 他の多くの新電力と同様に、LooopでんきでもWebやスマホの「Looopでんきアプリ」から自宅の電気使用量を確認できる「見える化」サービスを提供しています。


週単位のグラフ
週単位の電気使用量グラフ

1日単位(30分毎)のグラフ
30分単位の電気使用量グラフ

 Looopのグラフはとても見やすく、電気使用量の把握に便利です。また、気象データと一緒に読み込んでくれるので、エアコンの使い方の工夫にも役立てやすいでしょう。


 グラフは1日単位(30分毎の使用量推移)、週単位、月単位で表示できます。グラフの更新は1日ごとに行われるため、ENEOSでんきのようにリアルタイム(数時間遅れ)での確認はできません。


Looopでんきの「電気代節約額チェッカー」


 また、2017年6月からの新機能として「電気代節約額チェッカー」が追加されました。
 乗り換え前の電力会社(大手電力会社)の料金と、Looopでんきの料金を比較して「いくらお得になったのか」表示します。


 詳細は以下の記事でもくわしく説明しています。



最新のキャンペーン情報


 現在のところ、Looopでんきではキャンペーンなどは実施していません。


 過去には新規申し込み者の初月の料金を無料にするキャンペーン(2016年10月実施)や電力比較サイト経由での申込みで「Amazonギフト券」プレゼント(2017年6月終了)などがありましたが、2017年11月現在はありません。


 Looopでんきは電気料金だけでも充分お得なので、乗り換えは「思い立ったが吉日」です。





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