東京ガスの電気料金プランやセット割、デメリットなど

東京ガスの電気の概要


運営 東京ガス 電力調達 自社ガス火力発電所
供給エリア 東京電力エリア 契約条件 30A以上


特徴


・セット割引や特典が充実
・トータルで関東「最安値圏」の料金
・自社LNG火力発電所で供給電力の95%をまかなう
・いつ解約しても違約金の発生なし


東京ガスが運営する「がすてなーにガスの科学館」


 首都圏を中心に都市ガスの供給を手がける東京ガスが、電力自由化で注目を集めています。広瀬すずさんや妻夫木聡さんを起用した宣伝や、都市ガス設備の販売・点検網を生かした地道な営業活動により、新電力としてはダントツで最多の83万件(6月末時点)の契約を獲得しました。年度内にも100万件の達成を目指しており、新電力としては圧倒的な早さで契約を伸ばしています。


 電気料金は「ガスと電気のセット割」を使うことで関東圏で最安値水準の魅力的な水準になっています。また、都市ガス最大手の東京ガスという安心感と、自社運営のガス火力発電所で100%近くの電気をまかなっている、という点でも乗り換え先の最有力候補として検討したい新電力です。


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料金プランの解説


お得率の目安


 東京ガスへの乗り換えで、電気料金が年間どれくらい安くなるのでしょうか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
ガスとのセット契約 実質契約不可 -7.6%
-8423円
-8.4%
-10872円
-8.9%
-13362円
電気のみ 実質契約不可 -4.7%
-5232円
-5.9%
-7680円
-6.8%
-10171円

 東京ガスのガスとセット契約にすれば、東京電力管内ではトップクラスの安さを実現しています。


ポイントによる割引も充実  なお、上で紹介している試算にはポイント還元「1.5%」も組み込んでいます。毎月の電気料金に応じて、東京ガス独自のポイントが付き、これをTポイントや楽天スーパーポイント、Pontaなどに交換出来るという制度です。ポイントなんて面倒なものは使わないよ、という人はそれぞれのお得率に1.5%を加算してください。


セット割・特典


セット割対象サービス 詳細 割引額
ガス 都市ガスとセット契約 毎月270円引き
(年間3240円)
光+プロバイダー OCN So-net BIGLOBE plala
などのプロバイダーが対象
最大300円引き
(年間3600円)
生活まわり
駆けつけサービス
水回り、鍵、ガラスなどの
トラブル発生時に無料駆けつけ
2年間無料
(総額9600円相当)
クックパッド有料機能 「人気順検索」が利用できる 無料

ネットもお得に  セット割引や特典の内容も恐ろしいほどに充実しています。


 ネットのセット割引は大手プロバイダーの多くと提携し、会社によって異なりますが毎月100〜300円の割引が受けられます。仮に200円引き(So-net)として、ガスセット割やポイント還元など諸々含めて以下のような「お得額」になります。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
トリプルセット割 実質契約不可 -9.7%
-10787円
-10.2%
-13236円
-10.5%
-15726円

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東京ガスの電気のデメリット


 料金も安く、解約時の違約金も無し。
 デメリットは無いように見えますが、注意すべき点もあります。


使用量が少ないと東電より割高に


 東京ガスの電気は、月200kWh(東電だと4800円くらい:30A)より多く使うと東電より割安になる料金設定になっています。


一人暮らしでは割高な東京ガスの電気

 つまりその逆を言うと、月200kWh以下の使用量では東電より割高になるということです。一人暮らしの平均が170kWhと言われていますから、一人暮らし世帯は他の新電力(関東ならHTBエナジーが安いです)を選ぶか、東電から変えないことをおすすめします。


環境面


電源構成は?


 現在の電源構成は、95%がLNG火力発電、再エネと石炭火力が各1%、残りの3%が「その他」となっています。


 二酸化炭素排出係数は最新値(平成27年度実績)で0.386kgCO2/kWhと、0.491kgCO2/kWhの東京電力と比べてCO2排出量が21.4%少なくなっています。標準的な月間300kWhの電気を使う家庭ですと、東電と比べてCO2排出量は年間378Kgも削減できます。


 しかし、2020年代半ばに大規模な石炭火力発電所の稼働を予定している点は注意が必要です。石炭火力は発電コストが圧倒的に安い反面、LNGと比べてCO2排出量が2倍、窒素酸化物など有害物質の排出量が多いなどの理由から、国際的に撤廃の流れが強まっています。


関連記事 → なぜ石炭火力発電は世界的に撤廃の流れが強まっているの?

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ガス自由化でどうなるの?


 2017年4月にガス自由化がスタートしました。東京ガスのエリアでも、料金やサービスを比較して他のガス会社と契約することが出来ます。
 では、ガス自由化が始まった今、電気もガスも東京ガスにまとめる選択はどうなのか。詳しく検証していきます。


標準世帯での電気・ガス料金を試算


 何を選べばいいのか、ごちゃごちゃと説明するよりも数字をご覧いただいくのが一番だと思うので、「標準世帯」(2〜3人暮らし)での試算結果を紹介します。


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
東京ガスのガスと
東電の電気(現状)
5263円 7865円 13128円 -
電気・ガスともに東電 5105円 7762円 12867円 -261円
電気・ガスともに東京ガス 5263円 7464円 12727円 -401円
レモンガス
ENEOSでんき
5038円 7483円 12521円 -607円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは33立米、電気は300kWh:30Aで計算
2〜3人世帯の平均使用量です

 最も安くなるのはガス・電気ともに新しい会社に乗り換える組み合わせとなりました。
 セット契約の場合は東電よりも東京ガスの方がお得です。


 なお、上のシミュレーションは「一般契約」の場合です。「選択約款」と呼ばれる、お得なプランでガスを利用している場合は、電気だけ新電力に乗り換えるか、東京ガスにまとめるのがおすすめです。


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