東京ガスの電気料金プランやセット割、デメリットなど

東京ガスの概要


親会社 東京ガス 電力調達 ガス火力発電所
供給エリア 東京電力エリア 契約条件 30A以上


特徴


・セット割引や特典が充実
・トータルで関東「最安値圏」の料金
・自社LNG火力発電所で供給電力の100%をまかなう
・いつ解約しても違約金の発生なし


東京ガスも電力事業に参入  首都圏を中心に都市ガスの供給を手がける東京ガスが、電力自由化で注目を集めています。広瀬すずさんや妻夫木聡さんを起用した宣伝や、都市ガス設備の販売・点検網を生かした地道な営業活動により、新電力としてはダントツで最多の50万件の契約を獲得しました。


 肝心のサービスについては、電気料金は関東で「最安値」ではないものの、最安値圏と評価出来る水準です。東京ガスという安心感と、自社運営の発電所で100%の電気をまかなえる、という点でも安心して選べる新電力の一つです。


 2017年4月の都市ガス自由化を控え、会社の存亡を掛けて電力事業に挑んでいます。



料金プランの解説


お得率の目安


 東京ガスへの乗り換えで、電気料金が年間どれくらい安くなるのでしょうか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。


世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
ガスとのセット契約 実質契約不可 -7.6%
-8423円
-8.4%
-10872円
-8.9%
-13362円
電気のみ 実質契約不可 -4.7%
-5232円
-5.9%
-7680円
-6.8%
-10171円
標準的な世帯の場合

 東京ガスのガスとセット契約にすれば、東京電力管内ではトップクラスの安さを実現しています。


ポイントによる割引も充実  なお、上で紹介している試算にはポイント還元「1.5%」も組み込んでいます。毎月の電気料金に応じて、東京ガス独自のポイントが付き、これをTポイントや楽天スーパーポイント、Pontaなどに交換出来るという制度です。ポイントなんて面倒なものは使わないよ、という人はそれぞれのお得率に1.5%を加算してください。


関東地方の電力会社の料金ランキング

東京電力エリアの電力会社の電気料金比較表(関東)

関東地方の新電力の電気料金を一挙に比較できます

電気料金の比較シュミレーター

セット割・特典


セット割対象サービス 詳細 割引額
ガス 都市ガスとセット契約 毎月270円引き
(年間3240円)
光+プロバイダー OCN So-net BIGLOBE plala
などのプロバイダーが対象
最大300円引き
(年間3600円)
生活まわり
駆けつけサービス
水回り、鍵、ガラスなどの
トラブル発生時に無料駆けつけ
2年間無料
(総額9600円相当)
クックパッド有料機能 「人気順検索」が利用できる 無料

ネットもお得に  セット割引の内容も恐ろしいほどに充実しています。
 ネットのセット割引は大手プロバイダーの多くと提携し、会社によって異なりますが毎月100〜300円の割引が受けられます。仮に200円引き(So-net)として、ガスセット割やポイント還元など諸々含めて以下のような「お得額」になります。


世帯人数→
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
お得率
年間節約額
実質契約不可 -9.7%
-10787円
-10.2%
-13236円
-10.5%
-15726円


東京ガスの電気のデメリット


 料金も安く、解約時の違約金も無し。
 デメリットは無いように見えますが、注意すべき点もあります。


使用量が少ないと東電より割高


 東京ガスの電気は、月200kWh(東電だと4800円くらい:30A)より多く使うと東電より割安になる料金設定になっています。


 つまりその逆を言うと、月200kWh以下の使用量では東電より割高になるということです。一人暮らしの平均が170kWhと言われていますから、一人暮らし世帯は他の新電力(関東ならHTBエナジーがおすすめ)を選んだ方が無難です。


 また、二人暮らしでも共働きなどで使用量が少ない場合は200KWhを下回る可能性があるので、注意してください。料金シミュレーターなどでの確認をおすすめします。


環境面


電源構成は?


 現在の電源構成は、100%LNG火力発電となっています。


 二酸化炭素排出係数はまだ公表されていませんが、東京電力より小さな値になっているはずです(つまり、東電よりCO2排出が少ない)


 今後、大規模な石炭火力発電所の建設を予定している点は注意が必要です。石炭火力はLNGと比べてCO2排出量が2倍で、先進国では撤廃の流れが強まっています。



ガス自由化でどうなるの?


 2017年4月のガス自由化では、東京ガスのガス供給エリアでも新規参入のガス会社を選べるようになります。では、ガス自由化を目前に控えた今、東京ガスの電気を契約する意味はあるのか、解説していきます。


対抗馬 東京電力との比較


 ガス自由化はあまり盛り上がっていないため、全国でも新規参入は4社(家庭向け、1月末時点)だけ。東京ガスのエリアでも、新規参入は東京電力だけです。というわけで、東電と東ガスを比較します。


 東電はまだ詳細なプランを発表していませんが、東京ガスの方がお得になる可能性が大きいです(電気・ガスのセット契約で比較)


 なぜそんなことが言えるのかというと、ガス代の月平均は5千円程度なのに対し、電気代は1万円近くだからです。1万円の部分を安くすると謳って電力に参入しているガス会社(東京ガス)と、5千円の部分を安くすると言って参入する電力会社(東京電力)とでは、競争の前提条件からして違いすぎます。


 現に、既に料金プランを発表している関西電力のガスは大阪ガスと比べて7%以上安いですが、電気の方では値引きが無いため、他の新電力と比べると月に2500円も高い(標準世帯の場合)です。電気・ガスのセットで見ると大ガスより関電の方がお得ですが、それは大ガスの電気があまり安くないのが理由で、お得な電気料金プランを提示出来ている東京ガスとは状況が違います。


 まあ、これはあくまでも推測なので、東電のガスのプランを見てから動いても遅くはないですし、一旦東京ガスと契約しても、違約金無しで解約出来るので問題はありません。今のところ東ガスはガス料金の値下げはしないと強気の姿勢を見せていますが、東電の出方次第ではガスの値下げもありうるでしょうね。


関連記事


関東地方の電力会社の料金ランキング

東京電力エリアにおすすめの電力会社

関東地方の新電力の料金を一挙に比較できます

セット割でお得に選ぶ新電力

ガスや携帯電話料金とセットでお得になる新電力

地域別 電気料金比較表

電気料金シュミレーション

人気の電力会社

電力自由化Q&A