電気料金比較表 北陸電力エリア版
富山県、石川県、福井県、そして岐阜県の一部をカバーする北陸電力。このエリアに対応している新電力の料金プランを比較します(2023年6月の北陸電力値上げ対応済み)
料金一括シミュレーション
地域 | |
契約アンペア kVA契約はこちら |
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電気使用量 | kWh |
何月の数字ですか? | |
オプション2 |
備考
料金一括シミュレーションは2023年6月分の燃料費調整単価による試算値です(再エネ賦課金を含まず) 市場連動型プランは電力取引価格によっては電気代が高額になるリスクがあるため「当サイトセレクト」から外してあります。2023年6月の規制料金値上げ対応済み。
北陸電力エリアでおすすめの電力会社は?
必ず燃料費調整に上限がある料金プランを
現在燃料価格が高騰しているため、燃料価格の変動を電気代に転嫁する「燃料費調整額」に上限が無い料金プランは北陸電力の従量電灯Bよりも電気代が高くなります。2022年11月分の燃料費調整単価では、上限が無い全てのプランが大多数の一般家庭で北陸電力の従量電灯Bよりも割高になっています。必ず燃料費調整に上限がある料金プランを選んでください。
燃料費調整に上限がある料金プランは非常に限られていますが、その中でも北陸電力エリアではコスモでんきが上限を維持しており、北陸電力従量電灯Bよりも料金が安いです。世帯人数別の平均使用量で北陸電力従量電灯Bと料金を比較します。
条件 | 削減率・年間削減額 | |
---|---|---|
スタンダード | ポイントプラス | |
1人世帯 20A・月170kWh |
20A契約不可 | 20A契約不可 |
2人世帯 30A・月348kWh |
-2.4% -2280円 |
-2.7% -2586円 |
3人世帯 40A・月391kWh |
-2.5% -2760円 |
-4.5% -4993円 |
4人世帯 50A・月437kWh |
-1.5% -2160円 |
-4.5% -5713円 |
いずれも燃料費調整に上限がある料金プランです。初期費用や解約違約金の発生もありません。20A以下での契約の場合、現在わざわざ契約するメリットがある新電力は無いので北陸電力の従量電灯Bをおすすめします。一人暮らしでも契約容量が30A以上の場合はコスモでんき(ポイントプラスの方)で1%程度電気代が安くなります。
北陸電力の値上げにあわせて新電力各社も値上げを実施予定です(コスモも) 値上げまでに時間があとわずかという状況ですから、北陸電力従量電灯をお使いの方は今は無理に電力会社の切り替えを行わなくてよいと思います。燃料費調整に上限が無い割高なプランを利用している方は、すぐに北陸電力の従量電灯に切り替えてください。
料金高騰リスクがある料金メニューに注意
卸電力取引所の電力取引価格を電気料金に反映する料金メニュー(市場連動型プラン、電源調達調整費など)が増加しています。
卸電力取引所での電力取引価格は燃料価格の高騰や電力不足により「暴騰」することが近年珍しくありません。こうした料金体系を採用している料金メニューを契約することで、電気代が大幅に高騰するおそれがあります。(下表は東京エリア向けの取引価格の月間平均の推移)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | |
---|---|---|---|---|---|
2020年 | 8.17円 | 7.59円 | 7.48円 | 6.85円 | 5.75円 |
2021年 | 66.53円 | 8.29円 | 6.70円 | 7.05円 | 6.98円 |
2022年 | 23.95円 | 23.36円 | 30.76円 | 21.65円 | 19.50円 |
当サイトではこのようなリスクがある料金プランについて「料金高騰リスクがある」とコメント欄などで注意喚起しているので、参考にしてください。契約後に約款が変更されるケースもあるので、契約後も注意してください。
北陸電力の値上げについて
北陸電力では2023年6月から「従量電灯」を中心に値上げを実施します。値上げ幅は約4割です。
北陸電力の値上げに伴い、新電力各社も2023年6月中旬までに料金プランの変更(主に値上げ)を実施する可能性が大きいです。現在新電力を契約している方は、各社の料金プランが出揃うタイミングで料金シミュレーションを再度「必ず」実施してください。今まで安かったプランが、このタイミングで割高になる場合があります。