電気料金比較に基づく九州でおすすめ電力会社の比較

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電気料金比較表 九州電力エリア版


九州の電力会社の料金比較  九州7県(福岡県、長崎県、佐賀県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県)と広島県の一部をカバーしているのが九州電力。このエリア内にお住まいの世帯で、九電から新電力に乗り換えたら年間いくら安くなるのか、簡単にシミュレーションできます。


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料金一括シミュレーションは2024年11月分の燃料費調整単価による試算値です(再エネ賦課金を含まず) 市場連動型プランは電力取引価格によっては電気代が高額になるリスクがあるため「当サイトセレクト」から外してあります。




九州電力エリアでおすすめの電力会社は?


必ず燃料費調整に上限がある料金プランを


 2022年以降、燃料価格が高騰しているため燃料価格の変動を電気代に転嫁する「燃料費調整額」に上限が無い料金プランは九州電力の従量電灯Bよりも電気代が高くなる場合があります。必ず燃料費調整に上限がある料金プランを選んでください。


 他の地域では、燃料費調整の上限の有無は当面関係無くなっていますが、九州では引き続き燃料費調整の有無を考慮した電力会社選びが必要です。


 燃料費調整に上限がある料金プランは非常に限られていますが、その中でも九州電力エリアではコスモでんきが上限を維持しており、九州電力従量電灯Bよりも料金が安いです。世帯人数別の平均使用量で九州電力従量電灯Bと料金を比較します。


条件 年間削減額
コスモでんき
スタンダード
1人世帯
20A・月170kWh
20A契約不可
2人世帯
30A・月348kWh
-2520円
3人世帯
40A・月391kWh
-4320円
4人世帯
50A・月437kWh
-6840円

 いずれも燃料費調整に上限がある料金プランです。初期費用や解約違約金の発生もありません。20A以下での契約の場合、現在わざわざ契約するメリットがある新電力は無いので九州電力の従量電灯Bをおすすめします。


 エネチェンジのシミュレーション画面から申し込むと6000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを2024年11月30日まで開催しています。実施の詳細はエネチェンジのサイト上でよくご確認ください。
 なお、エネチェンジのシミュレーション画面にはコスモでんきより「安い」と表示される電力会社がある場合もありますが、電気代高騰リスクがある市場連動型プランが多いので注意してください。


オール電化住宅には?


 オール電化住宅には、出光興産の「オール電化プラン」が安いのでおすすめです。上で紹介した電力会社を契約すると、むしろ割高になる場合もあるので注意してください。


 出光でんきのオール電化プランは、大手電力各社の現行のオール電化プランと同じ時間割設定、ほぼ同じ料金単価設定で、基本料金が割安に設定されている分、お得になる料金体系です。解約違約金や初期費用も無く、また電気代高騰リスクがある市場連動型プランにも該当しないため安心して契約できます。


 出光のガソリンスタンドでの給油がリッター2円引き、もしくは電気自動車を所有している場合は電気代が月200円割引になる特典もあります。


 2024年11月30日までにウェブから申込むと、2025年3月分の電気代が最大3000円引きになるキャンペーンを実施しています。当サイトの試算にはこの値引きは含めていません。


 25年3月までに解約すると割引を受けられない点と、当月の電気代が3000円を下回る場合は割引額が3000円に満たない場合がある(繰越はできない)点に注意してください。



料金高騰リスクがある料金メニューに注意


 卸電力取引所の電力取引価格を電気料金に反映する料金メニュー(市場連動型プラン電源調達調整費など)が増加しています。


 卸電力取引所での電力取引価格は燃料価格の高騰や電力不足により「暴騰」することが近年珍しくありません。こうした料金体系を採用している料金メニューを契約することで、電気代が大幅に高騰するおそれがあります。(下表は東京エリア向けの取引価格の月間平均の推移)


1月 2月 3月 4月 5月
2020年 8.17円 7.59円 7.48円 6.85円 5.75円
2021年 66.53円 8.29円 6.70円 7.05円 6.98円
2022年 23.95円 23.36円 30.76円 21.65円 19.50円

 当サイトではこのようなリスクがある料金プランについて「料金高騰リスクがある」とコメント欄などで注意喚起しているので、参考にしてください。契約後に約款が変更されるケースもあるので、契約後も注意してください。


 九州エリアは他のエリアと比べて電力取引価格が低く推移しており、場合によってはこのような市場連動型プランを契約した方が九州電力従量電灯よりも電気代が一時的に安くなるケースも無いわけではありません。とはいえ電気代が高騰してしまうリスクを鑑みると九州電力の従量電灯Bを契約した方が無難だと思います。高騰リスクは決して小さなものではありませんし、リスクが実際に生じた際の影響は小さくありません。




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