福島県で本当に安い電力会社は?料金試算で一目瞭然
福島県内に電気を供給している、電気代が本当に安い電力会社を451社・5521プランの電気料金データベースから厳選して、世帯人数や使用条件ごとに細かく、分かりやすく紹介します。
目次
福島県で電気代が安い電力会社
条件ごとに紹介します。
1・2人暮らしにおすすめの電力会社
1・2人暮らし世帯には、TERASELでんきの「TERASEL東北Bプラン」がおすすめです。東北電力の標準メニューである従量電灯Bと料金を比較します。
世帯人数・使用条件 | 年間節約額 |
---|---|
1人暮らし 20A/月170kWh |
-2182円 |
2人暮らし 30A/月348kWh |
-5002円 |
電気代が安いことに加え、入会特典として2000円分のポイント(楽天ポイントなど)がもらえます。入会特典分は試算に含めていません。
初期費用や解約違約金などもありません。1・2人暮らしの平均的な使用量では「超TERASELプラン」よりもこちらの方が安いです。テラセルでんきは大手総合商社の伊藤忠商事グループのエネクスライフサービスが提供しています。
3人以上世帯におすすめの電力会社
3人以上世帯では、TERASELでんきの「超TERASEL東北Bプラン」がおすすめです。東北電力の標準メニューである従量電灯Bと料金を比較します。
世帯人数・使用条件 | 年間節約額 |
---|---|
3人世帯 40A/月391kWh |
-6817円 |
4人世帯 50A/月437kWh |
-8758円 |
電気代が安いことに加え、入会特典として2000円分のポイント(楽天ポイントなど)がもらえます。入会特典分は試算に含めていません。
初期費用や解約違約金などもありません。1人暮らしの平均的な使用量では「超TERASELプラン」よりもこちらの方が安いです。テラセルでんきは大手総合商社の伊藤忠商事グループのエネクスライフサービスが提供しています。
オール電化住宅で電気代が安いのは
東北電力エリアのオール電化住宅では、出光でんきのオール電化プランがおすすめです。
東北電力のオール電化プラン「よりそう+スマートタイム」相当の料金プランで、基本料金が東北電力より割安に設定されています。当サイトのオール電化住宅モデルケース(10kVA契約・月480kWh)で東北電力より年間1320円安くなります。電力量料金は同額です。
初期費用や解約違約金もありません。ほか、出光・シェルのガソリンスタンドでの給油が2円/L引き(月100Lまで)になる特典や、電気自動車を所有している場合は月200円の値引きがあります。
福島県の平均電気料金は
電気料金 | 153878円 月12823円 |
5位/52都市中 |
---|---|---|
使用量 | 5526.9kWh 月460.6kWh |
10位/52都市中 |
総務省「家計調査」(2018〜2020年)の仙台市の平均の年間電気料金と、平均使用量のデータです。
全国の主要都市の中でもトップクラスに電気代が高いことが分かります。注目すべき点は使用量で10位であるのに対し、電気料金では5位となっている点です。これは電気料金の単価が、他のいくつかの都市と比較して割高であると言えます。
福島市の電気料金の単価は27.84円/kWhとなっていますが、使用量が同程度の佐賀市は23.86円/kWh、山口市は25.80円/kWhと福島市と比較して明白に安いです。福島の電気料金にはそれだけ削減余地が大きいと言えます。
福島県でも「ご当地電力会社」も続々登場
福島県内にも地域密着の「地域新電力」が続々登場しています。
- そうまIグリッド
- 葛尾創生電力
- 須賀川ガス
- 会津エナジー
各地域で設立され、主に地域での電力供給を目指している新電力会社です。電気代だけで選ぶのではなく、地域社会での経済循環という観点からも選択肢としておすすめです。
ガス会社の切り替えも
ガス会社も乗り換えることで、ガス料金の削減が可能です。
ただし、福島県内では新規参入した都市ガス会社が無い地域が多く、ガス会社を自由に選べない地域が多いです。東部ガスの地域には新規参入がありましたが、相馬ガスや若松ガス、福島ガスや常磐共同ガスのエリアには新規参入が見当たりません。
プロパンガスについては、業者を切り替えることでガス料金の大幅な削減が可能な場合があります。持ち家の方はプロパンガス業者の切り替えを検討してみてください(賃貸の場合は切り替えは難しい)