茨城県で本当に安い電力会社は?
茨城県内に電気を供給している、電気代が本当に安い電力会社を452社・5562プランの電気料金データベースから厳選して、世帯人数や使用条件ごとに細かく、分かりやすく紹介します。
目次
茨城県で電気代が安い電力会社
条件ごとに紹介します。
1〜3人暮らし世帯で電気代が安い電力会社
1〜3人暮らし世帯では、CDエナジーの「ベーシックでんきプラン」が安いです。1〜3人暮らし世帯の平均使用条件では、東京ガス「基本プラン」やENEOSでんき「Vプラン」といった主要新電力と比較してももちろん割安です。東京電力エナジーパートナーの標準メニュー(スタンダードS)との料金比較は以下のとおり(2024年12月分の燃料費調整額・料金、ポイント還元含む、同額の再エネ賦課金・政府電気代補助金は含まない)
使用条件 | 年間節約額 |
---|---|
CDエナジー ベーシックでんき | |
1人暮らし 20A/月170kWh |
-6667円 |
2人暮らし 30A/月348kWh |
-6667円 |
3人暮らし 40A/月391kWh |
-9366円 |
初期費用や解約違約金などもありません。CDエナジーは大阪ガスと中部電力が共同で設立し、首都圏で営業している新電力会社です。
公式LINEとマイページ(カテエネ)に登録すると1000円分のポイントがもらえるキャンペーンを実施しています(実施期限無し) いずれも登録費用などは掛かりません。 特典分は当サイトの試算には含めていません。
4人以上世帯で電気代が安い電力会社
4人以上世帯では、CDエナジーの「ファミリーでんきプラン」が安いです(当サイトで掲載している452社・5562プラン中) 4人以上世帯の平均使用条件では、東京ガス「基本プラン」やENEOSでんき「Vプラン」といった主要新電力と比較してももちろん割安です。東京電力エナジーパートナーの標準メニュー(スタンダードS)との料金比較は以下のとおり(2024年12月分の燃料費調整額・料金、ポイント還元含む、同額の再エネ賦課金・政府電気代補助金は含まない)
使用条件 | 年間節約額 |
---|---|
4人世帯 50A/月437kWh | |
ベーシックでんきB | -12221円 |
ファミリーでんき | -12621円 |
初期費用や解約違約金などもありません。CDエナジーは大阪ガスと中部電力が共同で設立し、首都圏で営業している新電力会社です。
「ファミリーでんきプラン」は1ヶ月の電気使用量が300kWhを下回ると東電標準メニューよりも割高になるので注意してください。太陽光発電を設置している新しい住宅などで注意が必要です。不安な場合は「ベーシックでんきプラン」を選んでください。
公式LINEとマイページ(カテエネ)に登録すると1000円分のポイントがもらえるキャンペーンを実施しています(実施期限無し) いずれも登録費用などは掛かりません。 特典分は当サイトの試算には含めていません。
オール電化住宅では出光でんき
オール電化住宅には、出光でんきの「オール電化プラン」が安いのでおすすめです。
出光でんきのオール電化プランは、東京電力のオール電化プラン「スマートライフ」と同じ時間割設定、電力量料金は同じ、そして基本料金が割安に設定されている分、お得になる料金体系です。例えば10kVA契約の場合、年間で約1400円安くなります。解約違約金や初期費用もありません。
出光のガソリンスタンドでの給油がリッター2円引き(月100Lまで)、もしくは電気自動車を所有している場合は電気代が月200円割引になる特典もあります。
茨城県の平均電気料金は
電気料金 | 132064円 月11005円 |
21位/52都市中 |
---|---|---|
使用量 | 4967kWh 月413.9kWh |
22位/52都市中 |
総務省「家計調査」(2018〜2020年)の水戸市の平均の年間電気料金と、平均使用量のデータです。
電気代・使用量ともに全国平均をやや上回る水準です。北関東の栃木や群馬と比較すると、大幅に多いです。
理由として一つ考えられるのが、共働き率です。茨城県の共働き率は全国で30位と全国平均を下回っており、また19位の群馬と比較しても低いです。共働きが少なく、昼間在宅している時間が長いことが要因として考えられます。
ガス会社の乗り換えもおすすめ
電力会社だけでなく、ガス会社(都市ガス)も乗り換えが可能です。基本的に電気は電気、ガスはガスでそれぞれ別々の安い会社と契約した方が、多くのケースで「セット契約」より割安です。
茨城県内では以下の都市ガス供給エリアで新規参入のガス会社が割安な料金プランを提供しています。
茨城県の「ご当地電力会社」は?
全国では地域密着の「地域新電力」が続々登場しています。
自治体が出資した「地域新電力」も続々と登場していますが、茨城県内では今のところそのような自治体新電力は登場していません。自治体電力はその多くが経営難に陥っており、投入された血税を「溶かす」結果となっているものが目立ちます。茨城県内でそのような自治体新電力が無いことは、良いことと言えるでしょう。
一方、水戸電力や新電力いばらきなど、民間の動きとして地域密着で県内を中心に電気の販売を行っている新電力は続々と増えています。地域内での経済循環の観点から、このような地域密着の新電力と契約するのも一つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。