神奈川で本当に安い電力会社は?
神奈川県内に電気を供給している、電気代が本当に安い電力会社を世帯人数や使用条件ごとに細かく、分かりやすく紹介します。
目次
神奈川県で電気代が安い電力会社
条件ごとに紹介します。
2人以上世帯で電気代が安い電力会社
2人以上世帯の平均的な使用条件では、TERASELでんきの「超TERASEL東京B」が安いです。この条件では、東京ガス「基本プラン」やENEOSでんき「Vプラン」といった主要新電力と比較してももちろん割安です。東京電力エナジーパートナーの標準メニュー(スタンダードS)との料金比較は以下のとおり(2025年7月分の燃料費調整額・料金、ポイント還元含む)
使用条件 | 年間節約額 |
---|---|
TERASELでんき 超TERASEL東京B | |
2人暮らし 30A/月348kWh |
-8159円 |
3人暮らし 40A/月391kWh |
-10722円 |
4人暮らし 50A/月437kWh |
-13566円 |
初期費用や解約違約金などもありません。2人以上世帯の平均的な使用量では「TERASELプラン」よりもこちらの方が安いです。テラセルでんきは大手総合商社の伊藤忠商事グループのエネクスライフサービスが提供しています。
公式サイトからの新規契約で最大8000円相当のポイントがもらえる特典を提供しています。供給開始から12ヶ月目時点で利用を継続していることなどが付与条件です。楽天ポイントやAmazonギフト券などから選ぶことができます。詳細は公式サイトでご確認ください。2025年7月31日までの新規申し込みが対象です。

1人暮らしで電気代が安い電力会社
1人暮らしの平均的な使用条件では、TERASELでんきの「TERASEL東京B」が安いです。東京電力エナジーパートナーの標準メニュー(スタンダードS)との料金比較は以下のとおり(2025年7月分の燃料費調整額・料金、ポイント還元含む)
使用条件 | 年間節約額 |
---|---|
TERASELでんき TERASEL東京B | |
1人暮らし 20A/月170kWh |
-2413円 |
初期費用や解約違約金などもありません。1人暮らしの平均的な使用量では「超TERASELプラン」よりもこちらの方が安いです。テラセルでんきは大手総合商社の伊藤忠商事グループのエネクスライフサービスが提供しています。
公式サイトからの新規契約で最大8000円相当のポイントがもらえる特典を提供しています。供給開始から12ヶ月目時点で利用を継続していることなどが付与条件です。楽天ポイントやAmazonギフト券などから選ぶことができます。詳細は公式サイトでご確認ください。2025年7月31日までの新規申し込みが対象です。

オール電化住宅では出光でんき
オール電化住宅には、出光でんきの「オール電化プラン」が安いのでおすすめです。
出光でんきのオール電化プランは、東京電力のオール電化プラン「スマートライフ」と同じ時間割設定、電力量料金は同じ、そして基本料金が割安に設定されている分、お得になる料金体系です。例えば10kVA契約の場合、年間で約1400円安くなります。解約違約金や初期費用もありません。
出光のガソリンスタンドでの給油がリッター2円引き(月100Lまで)、もしくは電気自動車を所有している場合は電気代が月200円割引になる特典もあります。
電気代が最大3000円引きになるキャンペーンを2025年8月31日まで実施しています。2025年12月分の電気代から3000円が引かれます。キャンペーン分の割引は当サイトの試算には含めていません。

神奈川県の平均電気料金は
電気料金 | 113433円 月9453円 |
46位/52都市中 |
---|---|---|
使用量 | 4166kWh 月347kWh |
48位/52都市中 |
総務省「家計調査」(2017〜19年)の横浜市の平均の年間電気料金と、平均使用量のデータです。
電気代、使用量ともに全国の県庁所在地・政令指定都市の中では少ないです。川崎市や相模原市についても40位以下となっており、神奈川県は電気をあまり多く使わない都道府県と言えます。世帯人数が少ないことや、気候が比較的温暖なことが影響しているとみられます。
ガス会社の乗り換えもおすすめ
電力会社だけでなく、ガス会社(都市ガス)も乗り換えが可能です。基本的に電気は電気、ガスはガスでそれぞれ別々の安い会社と契約した方が、多くのケースで「セット契約」より割安です。
神奈川県内では以下の都市ガス供給エリアで新規参入のガス会社が割安な料金プランを提供しています。
神奈川県でも「ご当地電力会社」も続々登場
神奈川県内にも地域密着の「地域新電力」が続々登場しています。
各地域で設立され、主に地域での電力供給を目指している新電力会社です。電気代だけで選ぶのではなく、地域社会での経済循環という観点からも選択肢としておすすめです。