宮城県で本当に安い電力会社は?料金試算で一目瞭然
宮城県内に電気を供給している、電気代が本当に安い電力会社を447社・5486プランの電気料金データベースから厳選して、世帯人数や使用条件ごとに細かく、分かりやすく紹介します。
宮城県で電気代が安い電力会社
条件ごとに紹介します。
1人暮らしで安いのは
1人暮らし世帯では乗り換えるほどメリットがある新電力がありません。下で紹介しているミツウロコでんきも、一人暮らし世帯では乗り換えるほどのメリットがありません(一人暮らし世帯の平均使用条件ではミツウロコでんき従量電灯Bは東北電力より割高になるので注意)
マイカーを持っている方は、出光でんきを契約すると給油が2円/L割引になる特典があり、また電気代も東北電力より月数十円程度、安いのでおすすめです。解約違約金や初期費用も無く、電気代高騰リスクがある市場連動型プランにも該当しません。
世帯人数 | 年間削減額 |
---|---|
1人 20A/170kWh |
-408円 |
エネチェンジから申し込むことが出来ます。

2人以上世帯で電気代が安いのは
2人以上世帯では、ミツウロコでんきの「従量電灯B」が最安水準です。世帯人数ごとの平均使用条件で東北電力の標準メニューと料金を比較します。
世帯人数 | 年間削減額 |
---|---|
2人 30A/348kWh |
-3062円 |
3人 40A/391kWh |
-4342円 |
4人 50A/437kWh |
-5711円 |
ミツウロコは1886年創業、ガソリンスタンドやプロパンガスなどエネルギーの販売を手掛ける企業グループです。アニメ「ちびまる子ちゃん」のスポンサーの一社で、ちびまる子ちゃんの間にテレビCMを放映しています。
電気代が安いことに加え、初期費用や解約違約金もありません。電気代高騰リスクがある市場連動型プランでもありません。

オール電化住宅で電気代が安いのは
東北電力エリアのオール電化住宅では、ミツウロコでんきのオール電化プラン「とくとくナイト2」がおすすめです。
東北電力のオール電化プラン「よりそう+スマートタイム」相当の料金プランで、平日昼間の料金単価が東北電力より割安に設定されています。当サイトのオール電化住宅モデルケース(10kVA契約・月480kWh、平日月18日)で東北電力より年間1440円安くなります。基本料金や深夜料金などは同額です。
初期費用や解約違約金もありません。電気代高騰リスクがある市場連動型プランでもありません。

宮城県の平均電気料金は
電気料金 | 134,205円 月11,184円 |
19位/52都市中 |
---|---|---|
使用量 | 4,790.5kWh 月399.2kWh |
28位/52都市中 |
総務省「家計調査」(2018〜2020年)の仙台市の平均の年間電気料金と、平均使用量のデータです。
全国的に見て電気の使用量は「平均点」な水準である一方、電気料金は上位層に入っています。東北電力の電気代が全国的に見て「やや高い」水準にあることや、新電力の参入が少なく価格競争が十分でないことなどが原因として考えられます。
宮城県でも「ご当地電力会社」も続々登場
宮城県内にも地域密着の「地域新電力」が続々登場しています。
- 東松島みらいとし機構
- コープでんき東北
- かみでん里山公社
- 気仙沼グリーンエナジー
各地域で設立され、主に地域での電力供給を目指している新電力会社です。電気代だけで選ぶのではなく、地域社会での経済循環という観点からも選択肢としておすすめです。