電気料金比較表 東北電力エリア版
東北地方6県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)と新潟県をカバーしている東北電力。このエリア内に電気を供給している電力会社の料金プランを一挙に比較します(2023年6月の東北電力値上げ対応済み)
当サイトでは電気代が高額になる危険がある「市場連動型プラン」の推奨は行いません。
電気料金比較表
世帯人数ごとの「平均使用量」で試算した、東北電力標準メニューと比較した年間でお得になる金額の目安です(並び順は4人世帯で安い順) 市場連動型プランは料金変動リスクが大きいため、試算は掲載していません。
年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
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ミツウロコでんき 従量電灯B |
+1657円 | -3062円 | -4342円 | -5711円 | 解約時の違約金なし |
出光興産 Sプラン |
-408円 | -2851円 | -4089円 | -5414円 | 解約時の違約金なし 別途、給油が2円/L引きに |
ミツウロコでんき シングル応援 |
-228円 | -1719円 | -2524円 | -3385円 | 解約時の違約金なし |
ソフトバンクでんき おうちでんき従量電灯B ![]() |
試算不能 | 試算不能 | 試算不能 | 試算不能 | 市場連動型につき 試算不能 解約事務手数料550円 |
Looopでんき スマートタイムONE ![]() |
試算不能 | 試算不能 | 試算不能 | 試算不能 | 市場連動型につき 試算不能 解約違約金無し |
ENEOSでんき Vプラン |
-1286円 | -6170円 | -8136円 | -10238円 | 解約時の違約金なし 新規申込み停止中 |
Pontaでんき![]() |
-1800円 | -1800円 | -1800円 | -1800円 | 解約違約金無し 新規申込停止中 |
ドコモでんき Basic ![]() |
-669円 | -1438円 | -1668円 | -1912円 | ドコモ回線契約者の料金 解約違約金無し 新規申込停止中 |
auでんき![]() |
-355円 | -1397円 | -1622円 | -1860円 | 解約違約金無し au通信回線契約者向け 新規申込停止中 |
UQでんき![]() |
-355円 | -1397円 | -1622円 | -1860円 | 解約違約金無し 新規申込終了 |
ドコモでんき Green ![]() |
+3992円 | +1683円 | +993円 | +263円 | 実質CO2排出量実質ゼロ ドコモ回線契約者の料金 解約違約金無し 新規申込停止中 |
電力取引価格の高騰に伴い、東北では新規申込受付けを停止し続けている新電力が多いです(2023年11月現在)
東北電力エリアでおすすめの電力会社は?
料金シミュレーションをふまえて、条件ごとに電気代が安いおすすめの電力会社・プランを紹介します。
1人暮らしにおすすめの電力会社
一人暮らし世帯の平均使用条件でわざわざ乗り換えるメリットがある料金プランが現在無いため、東北電力の従量電灯Bの利用がおすすめです。
出光興産の電気に乗り換えると月30円程度、東北電力より割安になりますがメリットが薄いです。マイカーをお持ちの場合は、出光・昭和シェル石油のガソリンスタンドでの給油が2円/L安くなるので、給油の割引特典を使うことができればメリットがあると思います。
情報は随時更新するので、この記事をブックマークに入れて月1くらいで見に来てください。
2人以上世帯におすすめの電力会社
2人以上世帯では、ミツウロコでんき「従量電灯B」がおすすめです。
料金高騰リスクがある市場連動型プラン以外では、東北電力エリアでは最安水準の料金プランです。2人世帯の平均使用量で東北電力より年間約3千円、4人世帯の平均使用量では年間5700円安いです。解約違約金や初期費用もありません。
オール電化住宅におすすめの電力会社
オール電化住宅には、出光興産の「オール電化プラン」が安いのでおすすめです。
出光でんきのオール電化プランは、大手電力各社の現行のオール電化プランと同じ時間割設定、ほぼ同じ料金単価設定で、基本料金が割安に設定されている分、お得になる料金体系です。解約違約金や初期費用も無く、また電気代高騰リスクがある市場連動型プランにも該当しないため安心して契約できます。
出光のガソリンスタンドでの給油がリッター2円引き、もしくは電気自動車を所有している場合は電気代が月200円割引になる特典もあります。
申込みはエネチェンジの料金シミュレーションから。他に更に安いと表示されるプランも出てくる場合がありますが、料金高騰リスクがある市場連動型プランや、時間帯設定が大手電力のオール電化とは異なるため電気代がむしろ割高になるリスクがあるのでおすすめしません。

東北電力の値上げについて
東北電力は2023年6月から「従量電灯」を中心に値上げを実施します。値上げ幅は約2割です。
東北電力の値上げに伴い、新電力各社も2023年夏頃にかけて料金プランの変更(主に値上げ)を実施する可能性が高いです。現在新電力を契約している方は、各社の料金プランが出揃うタイミングで料金シミュレーションを再度「必ず」実施してください。今まで安かったプランが、このタイミングで割高になる場合があります。
料金高騰リスクがある料金メニューに注意
卸電力取引所の電力取引価格を電気料金に反映する料金メニュー(市場連動型プラン、電源調達調整費など)が増加しています。
卸電力取引所での電力取引価格は燃料価格の高騰や電力不足により「暴騰」することが近年珍しくありません。こうした料金体系を採用している料金メニューを契約することで、電気代が大幅に高騰するおそれがあります。(下表は東京エリア向けの取引価格の月間平均の推移)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | |
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2020年 | 8.17円 | 7.59円 | 7.48円 | 6.85円 | 5.75円 |
2021年 | 66.53円 | 8.29円 | 6.70円 | 7.05円 | 6.98円 |
2022年 | 23.95円 | 23.36円 | 30.76円 | 21.65円 | 19.50円 |
当サイトではこのようなリスクがある料金プランについて「料金高騰リスクがある」とコメント欄などで注意喚起しているので、参考にしてください。契約後に約款が変更されるケースもあるので、契約後も注意してください。
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