電気料金の計算方法

電気料金の計算方法


 当サイトに掲載している、電気料金の計算方法や計算根拠をご説明します。


当サイトの試算の特徴

 当サイトの料金シミュレーションの特徴は以下のとおりです。


・掲載社数が圧倒的に多い
・試算のプロセスを明示(計算方法はこの記事後半で)
・1回限りの割引を試算結果に含めていない


 他のサイトでは紹介報酬が発生する電力会社のプランしか掲載していませんが、当サイトではそうした紹介報酬が発生しない電力会社についても随時どんどん載せています。なので掲載社数が圧倒的に多いです(一部、システム上掲載できないプランのみ掲載見送り 例:昭和シェルなど)


 また、計算プロセスを「独自のアルゴリズム」などと表現してブラックボックス化している比較サイトも多いですが、当サイトではこの記事の後半で計算プロセスを明示しています。


 「入会特典」といった形で1回かぎり2千円引きとか、最初の1年だけ0.2円/kWh引きといった特典を設けている新電力もありますが、そうした特典は試算に反映していません。電力会社は頻繁に乗り換えるものではないので、含めることでかえって分かりにくくなると考えています(キャンペーン情報はコメント欄などで随時紹介)


注意点

 シュミレーションは全て「従量電灯」のプランで契約していることを前提にしています。オール電化プランなどで契約している場合は、全く異なる結果になります。 オール電化については、この記事を参考にしてください → オール電化の家庭のおすすめの電力会社


 また、時間帯によって料金単価が変わるプランにも未対応です。こうしたプランはごく一部のご家庭だけにメリットがあることや、スマートメーターのデータを活用した詳細なシュミレーションが必要であるという判断から、対応を見送りました。


 東電の従量電灯Cや、関電の従量電灯Bのような「kVA」で契約するプランにも非対応です。当サイトは一般家庭の電力会社選びをサポートしているので、今後も対応する予定はありません。


燃料調整費・再エネ賦課金の扱い


 多くの新電力が、「その地域の旧地域独占会社と同額の燃料調整費」を設定していますが、ごく一部に独自の値を設定している会社があります。その辺りも試算には反映しています(掲載時点で最新の単価の「差額」で補正)


 なお、再生可能エネルギー賦課金についてはどの会社でも同額が徴収されるため、計算からは除外しています。


掲載している会社について


 出来るかぎり多くの会社を掲載することを目指しています。他の比較サイトとは違って、電力会社から掲載料などを徴収することなく、どんどん勝手に掲載しています。


 掲載プラン数は140社/462プラン(2018年4月25日時点)です。プラン数で見ると大手比較サイトよりも少ないですが、これは「kVA」で契約するいわゆる「ビジネスプラン」を掲載していないことが要因です。
 一般家庭向けのプランの掲載数では、社数・プラン数共にダントツで日本一です。


料金シミュレーター


 入力していただいた1ヶ月分の使用量を元に、12ヶ月分の各月の使用量を求めます。
 総務省「家計調査」から2012〜14年の3年間の月ごとの電気使用量統計を引用し、各月の使用量を推定しています。


使用量
1月 128
2月 133
3月 126
4月 109
5月 94
6月 79
7月 78
8月 93
9月 97
10月 84
11月 82
12月 97
年間の平均を100とする

 月ごとの使用量を設定した後、各電力会社のプランを元に電気料金を計算し、旧地域独占会社のプランでの金額との比較を行います。
 これが計算の一連の流れです。


 単純な処理ではありますが、大手比較サイトの試算結果を見ても同様の処理がベースになっているようなので、簡潔なシステムであると自負しています。


 1年分の使用量データから試算する料金シミュレーションについては、入力された使用量でそのまま計算しているため、上記のような補整は一切行っていません(データ入力は順不同でも大丈夫です)


料金比較表


 地域ごとの料金比較などに掲載している数値は、料金シミュレーターとは別の計算をしています。


標準的な使用量とは?

 まず、平均的な家庭の「電気の使用量」を世帯人数別に決めました。1人世帯がマイナビ調べ(2014/12)、2人〜4人世帯は総務省の家計調査(2013)で公表されている各家庭の平均月間電気料金の数値を引用しています。この電気料金の額から、月間の使用量を逆算して求めました。


 更に、東電など多くの電力会社では契約時にA(アンペア)を決めますよね。アンペア数についても、平均的と思われる数値を私が調査して決定しています。結果は以下の通りです。


世帯人数→ 1人 2人 3人 4人
月間使用量 170kWh 348kWh 391kWh 437kWh
アンペア数 20A 30A 40A 50A
(月間電気料金) 4199円 9275円 10849円 12508円
※いずれも燃料費調整や再エネ賦課金は含まない 税込み価格で計算

 月間の料金は統計から引用したもので、月間の使用量はそこから独自に計算したものです。元の電気料金には地域差があるので、こうして求めた「月間使用量」を元に、各地域の電力会社の電気料金を算出しなおし、各新電力の料金と比較を行っています。つまり、全国一律の「使用量」をもとに、各電力会社の料金プランに当てはめて計算しているということです。


スマート契約のプラン


 電気の使い方に応じて基本料金が変動する「スマート契約」のプランについては、東電公式サイト掲載値を参考に、以下の数値を当てはめて試算しています。


アンペア数 スマート契約容量
30A以下 2kW
40〜50A 3kW
60A 4kW

 アンペア契約でない関電エリアなどについては、一律4kWとして計算しています(一部、古いデータのものは世帯人数による補正が掛かっているものもあります)


計算プロセス


 上で仮定したアンペア数・使用量を元に、「1ヶ月分」の料金を算出します。その1ヶ月分の料金を元に旧地域独占電力会社のプランとの比較を行い、その値を単純に「12倍」して1年分のお得額や率を計算しています。
 単純に12倍しているため、例えば「基本料金8千円/300kWhまで定額」といったプランでは誤差が大きくなる傾向があります。


 料金の計算にあたっては、全て同じExcelのシートを使って計算し、算出された結果を私が一つ一つサイト上に打ち直しています。


 なお、追加作業が途中から面倒になったため、最近の新規追加は料金が安いプランや、有名企業のプランに限定しています。そのため、料金比較表よりもシミュレーターに掲載しているプランの方が数十程度多いです。


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