二酸化炭素排出量(CO2)が少ない電力会社のランキング

二酸化炭素排出係数(CO2排出係数)とは?


 環境負荷を見る指標の一つに、「二酸化炭素排出係数」というものがあります。これは1kWhの電気を発電するために排出したCO2(二酸化炭素)の量を表すもので、発電する際の環境負荷が如実に反映されるようになっています。例えばCO2排出係数が「0」なら二酸化炭素を全く排出せずに発電した電気を供給している、ということになります。


1kWhの電気を作るのに排出したCO2の重さ
二酸化炭素排出係数(CO2排出係数)


CO2排出係数のランキング(新電力編)


 2016年度実績に更新しました
 サイト内の記載が15年度数値だったり、「実排出係数」だったりとバラバラなのでご注意ください。。


会社名 CO2排出係数(調整後)
単位:kg-CO2/kWh
主な供給地域
大阪ガス 0.385 関西
東京ガス 0.386 関東
昭和シェル石油 0.459 東北、関東、中部、関西、中国
ENEOSでんき 0.459 関東
みんな電力 0.460 関東
丸紅新電力 0.485 北陸、四国、沖縄、
離島を除く全国
エネワンでんき 0.494
AIでんき 0.496 北陸、沖縄などを除く
ミツウロコでんき 0.500
Looopでんき 0.505 沖縄離島など除く全国
HTBエナジー 0.507 沖縄・離島除く全国
まちエネ 0.516 関東
楽天でんき 0.591 離島を除く全国
SBパワー
(ソフトバンクでんき)
0.601 北海道、関東、関西
東急でんき 0.601 関東
洸陽電機 0.605
auでんき 0.663 全国
イーレックス 0.679 沖縄離島など除く全国

 家庭に電気供給している主要な新電力を抜粋してみました。その他の新電力に関してはこちら(環境省)をごらんください。


旧地域独占会社編


会社名 CO2排出係数(調整後)
単位:kg-CO2/kWh
北海道電力 0.640
東北電力 0.548
東京電力 0.474
中部電力 0.480
北陸電力 0.624
関西電力 0.493
中国電力 0.694
四国電力 0.529
九州電力 0.483
沖縄電力 0.789

乗り換えによるCO2削減効果は絶大!


新電力への乗り換えでCO2削減


 月300kWhの電気を使う世帯が、中国電力からLooopでんきに乗り換えたとしましょう。
 CO2排出係数の差は0.189ですから、年間の削減量は680.4Kgになります。排出係数ベースでは-27.2%です。


 1世帯あたりのCO2排出量は年間で5370Kgで、その内49.0%は電気の使用によるものです(出典:温室効果ガスインベントリオフィス) 電力会社を乗り換えるだけで大幅なCO2排出量削減が可能です。




「調整後」「実排出量」の違いは?


 二酸化炭素排出係数には「調整後」と「実排出量」の二種類の数値があります。


 固定価格買取制度で買い取られた電気(いわゆる「FIT電気」)は、国民全体で負担している「再生可能エネルギー賦課金」を原資として、発電事業者から非常に高い値段で買い取られているものです。


 そのため、特定の電力会社・利用者だけが「皆のお金で買った」FIT電気の恩恵を受けるのは適当でないことから、FIT電気の分のCO2排出量の扱いを区別した数値として「調整後」と「実排出量」の二種類の排出係数が算出されています。


 「調整後」の数値はFIT電気の分のCO2を「全国平均のCO2排出量」で計算し直したもので、「実排出量」の方はFIT電気分を「排出量ゼロ」で計算したものです。


 FIT電気は実際にはCO2を排出していませんが、皆のお金で高く買い取られた電気です。電力会社自らの努力によるものではないため、厳しく見るなら「調整後」排出係数の方を見るのがおすすめです。


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