CO2排出量ゼロの電力会社を契約した感想

CO2フリーの電力会社を使ってみた感想。


 1社でも多くの電力会社を自分自身で使って確かめることを目標としている私が、11社目の新電力として選んだのがCO2フリーを謳う自然電力のでんきです。CO2フリーのプランを利用して感じたことを、まとめます。



CO2排出量ゼロのプランを利用した感想


 ※個人的な感想、備忘録です。


電気を使うことへの罪悪感が無くなった


エアコンも気兼ねなく使える

エアコンも気兼ねなく使える

 日本の平均的な電力会社は1kWhあたり約500gのCO2を排出して作られています。私がこれまでに契約してきた10社の新電力会社は349〜766gを排出しています。


 私は日本の一般的な消費者の中では環境意識が「やや高い」と自認していますが、これまでは電気を使うことに対してわずかながら「罪悪感」を感じていました(私のように罪悪感を感じながら電気を使っている人は、そう多くはないと思いますが)


 一方、CO2フリーの電力はいくら電気を使っても、数字上は排出量ゼロです。なので以前わずかに感じていた「電気を使うことへの罪悪感」は無くなりました。


節電意識は下がったように感じる


 罪悪感が無くなったことの裏返しですが、CO2フリーの電力メニューを契約することは節電意識の低下に繋がると感じます。部屋の明かりを点けっぱなしにしていてもCO2が計算上は「増えない」わけですから、以前よりも甘くなったなと感じることはあります。


CO2フリー電気で節電意識が低下する

節電意識は低下した自覚が。

 ただし、私が今回契約した自然電力市場連動型プランといって、料金単価が30分単位で変動する特殊なプランです。「電気料金」への意識が通常のプランを契約している時よりも強くなります。そのおかげで節電意識は以前よりも強くなりましたが、単にCO2フリーのプランだった場合を考えると節電意識は大幅に低下しただろうな、と思うところです。


CO2排出ゼロはCO2排出ゼロではない点に要注意


 CO2フリーには注意点もあります。


生み出されるCO2は「ゼロ」ではない


メガソーラー発電所

メガソーラー発電所

 CO2排出量ゼロを謳う料金プランは、ルールに則って「CO2ゼロ」を宣言しているものですが、その電力を使うことで実際にはCO2が発生している事実があります。


 例えば太陽光発電は発電時にCO2を排出しませんが、設備の製造・廃棄時にCO2が発生しています。この分のCO2を計算すると、発電量1kWhあたり17〜48g(中央環境審議会)という数字です。


 日本の一般的な電力会社の排出量と比較すれば10分の1以下となるわけですが、排出量は完全にはゼロではない点には注意が必要です。


節電意識の維持が課題


 CO2排出量は「ゼロだけどゼロじゃない」ので、CO2フリーの電力会社と契約しても節電意識を保つことは必要と言えます。一方で記事前半でも指摘したように、CO2フリーの電力はユーザーの節電意識を下げる効果があると思います。


 CO2フリーの電力会社と契約しても、引き続き節電意識を保つことがユーザーに求められますし、CO2フリーの電力を供給する電力会社側もユーザーの節電意識を高めるような施策を打ち出してほしいと思います。


CO2排出量ゼロプランの一覧


 CO2フリーの電力会社は以下の記事で紹介しています。大手電力会社と比較して電気料金が大幅に安くなりながらも「排出量ゼロ」を達成できる料金プランもあるので、検討してみてください。




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