auでんきとLooopでんきの比較
auでんきとLooopでんき。この2社について、電気料金の比較はもちろん、サービスや環境などあらゆる面から詳しく比較します。Looopでんきの値上げ対応済み
目次
auでんきとLooopでんきの比較
auでんきとLooopでんき、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。
料金プランの比較 どちらが安い?
まずは料金プランを、世帯人数ごとの「平均使用量」で地域別に比較します。
Looopでんきは30分単位で料金単価が変動する「市場連動型プラン」を採用しており、事前に料金を予測することが不可能です。料金シミュレーションが出来ない料金プランとなっているため、当サイトでは料金試算結果を掲載していません。市場連動型プランは電力取引価格の推移によっては、電気代が高額になる恐れもあるため、基本的に利用を推奨しません。
傾向として、Looopでんきの「スマートタイムONE」は契約容量が大きく、使用量が多い場合にauでんきよりも安くなりやすいです。ファミリー世帯や戸建住宅向けと言えます。一方、auでんきはどちらかというと使用量が少ない単身世帯や2人世帯、マンション・アパート世帯でLooopでんきと比較してメリットが大きくなりやすいです。


サービスの違い
auでんき | Looopでんき | |
---|---|---|
初期費用 | 無し | 無し |
解約時の違約金 | 無し | 無し |
見える化 | あり | あり |
付帯サービス | 無し | 関東のみ かけつけサービス |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
クレジットカード |
Looopでんきは関東エリアのみ、「かけつけサービス」を提供しています。電気がつかない、停電したなどのトラブルが発生した際に、一定時間内まで無料で出張・作業してくれるサービスです。
自宅の電気使用量をネットやスマホで確認できる「見える化」は、両社とも提供しています。ネットのみ提供という新電力が多いですが、2社とも専用のスマホアプリを提供しており、気軽に確認出来ます。


環境・エコは?
auでんきは58.5%が卸電力取引所から、12.6%LNG火力発電、石炭火力11.0%といった電源構成を詳細に公表しています。
Looopでんきは細かな電源構成を公表していません。
CO2排出量 | auでんき | Looopでんき |
---|---|---|
2020年度 | 417g | 349g |
2019年度 | 560g | 349g |
2018年度 | 574g | 349g |
2017年度 | 577g | 349g |
2016年度 | 667g | 349g |
環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。
過去の傾向としてはLooopでんきの方がCO2排出量が少なく、環境負荷が小さいと言えますが、20年度実績ではauでんきが大きく数値を改善しています。


特徴をまとめると・・
最後に、2社の特徴をまとめます。
auでんき
大手電力標準メニューと同じ電気料金に、Pontaポイントを還元することで「値引き」する料金体系です。
Looopでんきと比較すると、世帯人数が少ない世帯で電気代が安くなりやすい傾向があります。1・2人世帯や、マンション・アパート世帯におすすめです。

Looopでんき
CO2排出量が少なく、環境負荷が小さい点でもメリットがあります。中部電力が約10%を出資している新電力です。
市場連動型プランを採用しており、事前の料金シミュレーションができず、また電力取引価格の推移によっては電気代が高額になる恐れがある点には注意が必要です。
auでんきと比較すると、契約容量が大きく電気の使用量が大きい場合にLoopでんきの方が安くなりやすい傾向があります。ファミリー世帯や戸建て住宅にお住まいの方におすすめです。
