- 文:管理人石井 2022年10月23日更新
- HOME
- 選ぶ
- auでんきとLooopでんきの比較
auでんきとLooopでんきの比較
ともにシェア上位の新電力であるauでんきとLooopでんき。この2社について、電気料金の比較はもちろん、サービスや環境などあらゆる面から詳しく比較します。Looopでんきの値上げ対応済み
auでんきとLooopでんきの比較
auでんきとLooopでんき、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。
料金プランの比較 どちらが安い?
まずは料金プランを、世帯人数ごとの「平均使用量」で地域別に比較します。
世帯人数が多い場合はLooopでんきが、少ない場合はauでんきの方が安くなる傾向があります。Looopでんきは2022年6月に値上げを実施しており、以前の料金プランとは異なるため注意が必要です(当サイトの試算は値上げ後の料金単価での試算)
それに加え、Looopでんきは電力の市場取引価格に連動して料金が変動する仕組みを導入しており、料金が高騰するリスクがあります。当サイトの試算には変動を加味していません(事前の予想が出来ないため)
なお、2社とも燃料費調整に上限が無いため、燃料価格の推移によっては大手電力の従量電灯よりも電気代が高くなる場合があります。上記の試算には燃料費調整の上限を含めていません。
なお、上記の料金シミュレーションでは燃料費調整の上限を考慮していないため、燃料価格の推移によっては試算値よりも高くなる場合や、燃料費調整に上限を設けている大手電力の従量電灯よりも高くなる場合があります。他の料金比較サイトを利用する場合も注意してください。料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます。
サービスの違い
|
auでんき |
Looopでんき |
初期費用 |
無し |
無し |
解約時の違約金 |
無し |
無し |
見える化 |
あり |
あり |
付帯サービス |
無し |
関東のみ かけつけサービス |
支払い方法 |
クレジットカード 口座振替 |
クレジットカード |
Looopでんきは関東エリアのみ、「かけつけサービス」を提供しています。電気がつかない、停電したなどのトラブルが発生した際に、一定時間内まで無料で出張・作業してくれるサービスです。

Looopでんきの「見える化」グラフ
自宅の電気使用量をネットやスマホで確認できる「見える化」は、両社とも提供しています。ネットのみ提供という新電力が多いですが、2社とも専用のスマホアプリを提供しており、気軽に確認出来ます。
環境・エコは?
auでんきは58.5%が卸電力取引所から、12.6%LNG火力発電、石炭火力11.0%といった電源構成を詳細に公表しています。
Looopでんきは細かな電源構成を公表していません。
CO2排出量 |
auでんき |
Looopでんき |
2020年度 |
417g |
349g |
2019年度 |
560g |
349g |
2018年度 |
574g |
349g |
2017年度 |
577g |
349g |
2016年度 |
667g |
349g |
環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。
過去の傾向としてはLooopでんきの方がCO2排出量が少なく、環境負荷が小さいと言えますが、20年度実績ではauでんきが大きく数値を改善しています。
特徴をまとめると・・
最後に、2社の特徴をまとめます。
auでんき

大手電力標準メニューと同じ電気料金に、Pontaポイントを還元することで「値引き」する料金体系です。
Looopでんきと比較すると、世帯人数が少ない世帯で電気代が安くなります。地域によっては世帯人数が多い世帯でもLooopでんきより割安です。
Looopでんき

CO2排出量が少なく、環境負荷が小さい点でもメリットがあります。中部電力が約10%を出資している新電力です。
2022年6月に値上げを実施しており、以前の料金プランとは異なるため注意が必要です。当サイトの試算は値上げ後の料金単価での試算です。
加えて、2022年10月から電力の市場取引価格に連動して電気代が変動する仕組みを採用しており、電気代が高騰するリスクのある料金体系となっています。
関連記事