auでんきとCDエナジーダイレクトの比較

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auでんきとCDエナジーダイレクトの比較


 auでんきとCDエナジーダイレクト、どちらがお得でどちらのサービスが優れているのか、電力自由化の専門家として多数のメディア取材を受けている私が詳しく解説します。



auでんきとCDエナジーダイレクトの比較


  auでんきとCDエナジーダイレクト、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。


料金プランの比較 どちらが安い?


 まずは料金プランを、世帯人数ごとの平均使用量で東京電力の「従量電灯B」と比較します。


 諸事情によりCDエナジーの料金シミュレーションを掲載することが出来ませんが、基本的にauでんきよりもCDエナジーの方が安いです。auでんきは2023年に改悪され、ポイント還元率が従来の「最大5%」から「最大1%」に縮小されているため以前よりもメリットが薄くなっています。東電より最大でもわずか約1%安くなるに留まります。


 一方、CDエナジーは関東でも上位に入るお得な料金プランです。数字でお示しすることが出来ませんが、auでんきと比較すると明らかに電気代が安いと言えます。電気の使用量ごとに選ぶべきプランが変わるので、以下でおすすめを紹介します。


プラン名 特徴
ベーシックでんき 1〜3人世帯で安い
シングルでんき 他プランより高い
ファミリーでんき 4人以上世帯で安い
月使用量300kWh以上目安

auでんき公式サイト CDエナジーダイレクトの公式サイト

サービスの違い


 続いて、2社のサービス内容を比較します。


auでんき CDエナジー
初期費用 無し 無し
解約時の違約金 無し 無し
一部プランは違約金あり
見える化 あり あり
付帯サービス 無し 無し
支払い方法 クレジットカード
口座振替
クレジットカード
口座振替

 CDエナジーは吉本興業などの映像サービスとセット契約になっているプランは途中解約で違約金が発生する場合がありますが、基本的なプランでは違約金は掛かりません。


CDエナジーダイレクトの「見える化」

CDエナジーダイレクトの「見える化」

 両社とも特に目立った付帯サービスはありませんが、強いて言えば自宅の電気使用量をウェブで確認できる「見える化」に差があります。
 auでんきは携帯電話キャリアということもあり、スマホアプリで確認できる点に定評があります。それに対しCDエナジーは、自宅や他の家庭の使用状況と比較できる「省エネ診断レポート」という独自の機能をそなえています。


auでんき公式サイト CDエナジーダイレクトの公式サイト

環境・エコは?


CO2排出量 auでんき CDエナジーダイレクト
2020年度 417g 432g
2019年度 560g 432g
2018年度 574g 430g
2017年度 577g データ無し
2016年度 667g データ無し

 環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。CDエナジーは2018年からサービスを開始したため、それ以前のデータがありません。


 傾向としてCO2排出量が「やや多い」と言えるauでんきに対し、CDエナジーは良好な水準で推移しています。この2社の比較では、CDエナジーの方が環境負荷が小さいと評価出来ます。


auでんき公式サイト CDエナジーダイレクトの公式サイト

特徴をまとめると・・


 最後に、2社の特徴をまとめます。


auでんき


auでんき


 Pontaポイントで値引き分が還元されるため、毎月の節約が「目に見える」点でおもしろい新電力と言えます。また、スマホアプリも充実しておりスマホから自宅の電気使用量(月間や、1日の中での推移など)を確認できる点でもメリットがあります。


 ポイント還元を含めた電気料金ではCDエナジーダイレクトと比較して「割高」と言わざるを得ません。


auでんき公式サイト

CDエナジーダイレクト


CDエナジーダイレクトの契約書面

契約後に届く書面

 中部電力と大阪ガスが共同で設立した新電力です。2018年サービス開始と、他社から2年遅れて首都圏の電力自由化に参入しましたが福原遥さんを起用した広告で認知度を高めています。


 auでんきと比較して安いだけでなく、東京ガスやENEOSでんきといった関東の主要な新電力各社の解約違約金無しプランと比較してもCDエナジーは安いです。


 「ベーシックでんき」「ファミリーでんき」「シングルでんき」といったベーシックな料金プランでは解約違約金や初期費用もありません。


CDエナジーダイレクトの公式サイト



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