CDエナジーと東京電力の比較 | 電気代が本当に安いのは

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CDエナジーと東京電力の多方面比較


 CDエナジーと東京電力。電気代が本当に安いのはどちらなのか。世帯人数別の平均使用条件での料金比較や、2社のサービスの違いも詳しく比較します。



CDエナジーと東京電力の比較


  CDエナジーと東京電力、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。


料金プランの比較 どちらが安い?


 まずは料金プランを、世帯人数ごとの平均使用量で東京電力エナジーパートナーの標準メニュー(スタンダードS)と料金比較します(2024年12月分の燃料費調整額・料金、ポイント還元含む、同額の再エネ賦課金・政府電気代補助金は含まない)


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
CDエナジー
ベーシックでんきB
-1888円 -6667円 -9366円 -12221円
CDエナジー
シングルでんき
20A契約不可 -2522円 -2862円 -3210円
CDエナジー
ファミリーでんき
+54157円 -6105円 -9268円 -12621円
東京電力
プレミアムS
+10419円 +21313円 +420円 -4392円

 いずれのケースでも東京電力よりCDエナジーの方が安いです。


 基本的に東京電力よりCDエナジーの方が電気代が安いとの認識で間違い無いです。


CDエナジーダイレクトの公式サイト

サービスの比較


CDエナジー 東京電力
初期費用 無し 無し
解約時の違約金 ベーシック、シングル
ファミリープランなどは解約違約金無し
プレミアムなどで
解約違約金あり
見える化 あり あり
付帯サービス 無し 駆けつけサービス
支払い方法 クレジットカード
口座振替
クレジットカード
口座振替

 CDエナジーは吉本興業などの映像サービスなどが付帯するプランでは解約違約金の設定がありますが、ベーシック・シングル・ファミリーなどの基本的な料金メニューでは解約違約金はありません。


 東京電力はスタンド、従量電灯などのベーシックな料金メニューでは解約違約金はありませんが、プレミアムなどで解約違約金の設定があります。


 付帯サービスとしては、東京電力のスタンダード・プレミアムなどには生活駆けつけサービスが無料付帯しています。水回り、鍵、窓ガラス、電気のトラブル発生時に応急対応を無料(部品代などは実費)で行ってくれるサービスです。一度でも利用する機会があればお得です。CDエナジーにはこうした無料付帯サービスは無いので、サービス面では東京電力の方が優れていると言えます。


CDエナジーの「見える化」

CDエナジーの「見える化」

 ウェブのマイページで電気使用量などを確認できる「見える化」は2社とも提供しています。東京電力もかなり充実したレポート画面を提供していますが、CDエナジーの方が更にやや高機能かなと思います(親会社の中部電力のシステムを利用)


CDエナジーダイレクトの公式サイト

環境・エコの比較


 電力会社によって、電気をつくる際のCO2排出量などに大きな差があります。2社の環境負荷を数値で比較します。


CO2排出量 CDエナジー 東京電力
2022年度 319g 451g
2021年度 361g 451g
2020年度 432g 441g
2019年度 432g 455g
2018年度 430g 462g

 環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。


 いずれの年度においても、東京電力エナジーパートナーよりCDエナジーの方がCO2排出量が少なく、環境負荷が小さいと言えます。特にCDエナジーの2021年度の成績は新電力としてはかなり優秀です。


 東京電力エナジーパートナー、CDエナジーともLNG火力発電(天然ガス火力)からの調達がメインです。東京電力は約7割、CDエナジーは約6割がLNG火力発電の電力です。


CDエナジーダイレクトの公式サイト

それぞれの特徴・ちがい


 最後に、2社の特徴をまとめます。


CDエナジーの特徴


CDエナジーダイレクトの契約書面

契約後に届く書面

 中部電力と大阪ガスが共同で設立し、首都圏で電気やガスなどの販売を行っている会社です。


 東京電力エナジーパートナーと比較すると、電気代が安いです。


 付帯サービスの面では東京電力に劣るものの、CO2排出量が少なく環境負荷が小さいメリットもあります。


 公式LINEとマイページ(カテエネ)に登録すると1000円分のポイントがもらえるキャンペーンを実施しています(実施期限無し) いずれも登録費用などは掛かりません。 特典分は当サイトの試算には含めていません。


CDエナジーダイレクトの公式サイト

東京電力の特徴


 国内最大の電力会社です。機能ごとに分社化されており、電力の販売(小売)は東京電力エナジーパートナーが行っています。


 電気代はCDエナジーと比較して東京電力の方が割高ですが、充実した生活駆けつけサービスが無料付帯しており、サービス面ではCDエナジーよりも優れています。




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