大阪ガスの電気とLooopでんきの比較
大阪ガスの電気とLooopでんき、どちらの方が電気代が安いのか。地域別・世帯人数別のシミュレーション結果を元に結論を出します。合わせて、サービスの差異など細かな点も電力自由化の専門家として多数のメディア取材を受けてきた私が分かりやすく解説します。
目次
大阪ガスの電気とLooopでんきの比較
大阪ガスの電気とLooopでんき、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。
料金プランの比較 どちらが安い?
関西電力の標準的なプランである「従量電灯A」と比較して、年間いくらお得になるのか。世帯人数ごとの平均使用量で試算した結果を紹介します。
| お得率と年間節約額 | 月170kWh |
月348kWh |
月391kWh |
月437kWh |
| 大阪ガス ベースプランA 電気のみ |
+632円 | -336円 | -311円 | -211円 |
| 大阪ガス ベースプランA-G 電気・ガスのセット |
+392円 | -1431円 | -1557円 | -1618円 |
| 大阪ガス ファミリー応援プラン 電気のみ |
+4063円 | -3378円 | -3565円 | -3642円 |
| 大阪ガス 新生活応援プラン 電気のみ |
+4998円 | +7340円 | +7260円 | +7200円 |
| 大阪ガス 新生活応援プラン ガスとセット契約 |
+2598円 | +4940円 | +4860円 | +4800円 |
| 大阪ガス スタイルプランP |
+5328円 | +3333円 | +3168円 | +3588円 |
| Looopでんき スマートタイムONE |
試算不能 | 試算不能 | 試算不能 | 試算不能 |
大阪ガスの電気は現在、関西電力の標準メニュー「従量電灯A」よりも割高に推移しています。燃料費調整額が関西電力より割高に推移しているため、燃料費調整額を加味して試算すると関西電力より高くなります。
Looopでんきは「電力取引価格」に連動して30分ごとに料金単価が変動する市場連動型プランです。電力取引価格の変動に伴い料金単価が大きく変動するため、一般的な料金プランと料金比較することは出来ないため当サイトでは試算を行いません。
電力取引価格が安定しているときは一般的な料金プランよりも市場連動型のLooopでんきの方が電気代が安くなる傾向がありますが、電力取引価格はしばしば高騰することがあり、電気代が高額になるリスクもあります。事前に予想は出来ない点でもシミュレーションは成立しません。

サービスの違い
| 大阪ガスの電気 | Looopでんき | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 無し | 無し |
| 解約時の違約金 | 無し ※付帯サービスがあるものは解約金あり |
無し |
| 支払い方法 | クレジットカード、口座振替 | クレジットカード |
大阪ガスは付帯サービスが付くスタイルプランなどでは解約違約金の設定がありますが、付帯サービスが無いベーシックやファミリー応援、新生活応援プランなどでは解約違約金はありません。Looopでんきも解約違約金の設定はありません。

環境・エコは?
| CO2排出量 | 大阪ガスの電気 | Looopでんき |
|---|---|---|
| 2023年度 | 426g | 948g |
| 2022年度 | 444g | 541g |
| 2021年度 | 455g | 482g |
環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。
直近のいずれの年度でもLooopでんきより大阪ガスの方がCO2排出量が少なく、環境負荷が小さいと言えます。
大阪ガス、Looopでんき共に電気代は高くなりますがCO2排出量を実質ゼロにできる料金メニューやオプションも提供しています。

特徴をまとめると・・
最後に、2社の特徴をまとめます。
大阪ガスの電気
関西の新電力で1位となる190万件(2025年1月時点)の契約数を誇ります。
Looopでんきとは違い市場連動型プランではなくベーシックな料金体系を採用していますが、燃料費調整額が高騰しているため関西電力の標準メニューよりも電気代が割高に推移しています。関西電力の従量電灯Aの方がだいぶ安いので、契約者の方は注意してください。

Looopでんき
中部電力ミライズや北陸電力、東急不動産などが出資するエネルギーベンチャー企業です。「Looopでんき」のサービスを開始した2016年当初は基本料金0円のプランで注目を集めましたが、現在は基本料金0円ではありません。
電力取引価格に連動する市場連動型の料金プランを採用しているため、大阪ガスと料金比較することは出来ません。電力取引価格が安定している時は電気代が安くなりますが、電力取引価格はしばしば高騰することがあり電気代が高額になることもあるので注意が必要です(関電の2倍以上になることも) 当サイトでは基本的にこうした市場連動型プランの利用は推奨しません。

ガスの切り替えはおすすめ
電気は関電の従量電灯A・Bを利用すべきですが、都市ガスは大阪ガスからエルピオ都市ガスに切り替えると、ガス代が安くなるのでぜひこの機会にガスの切り替えを検討してください。初期費用や解約違約金、工事も必要ありません。
大阪ガスのベーシックな料金プランである「一般料金」と、世帯人数別の平均使用量でガス代を比較します。
| お得率と年間節約額 | 1人 月17m3 |
月31m3 |
月39m3 |
月40m3 |
| エルピオ都市ガス スタンダード |
-5.1% -2284円 |
-5.1% -3577円 |
-5.1% -4284円 |
-5.1% -4373円 |
以下の記事でメリット・デメリットを詳しく解説しているので併せてご覧ください。

大阪ガスの電気の料金プランの解説
関西電力エリアの電気料金比較表
電気料金の比較シミュレーション
