- 文:管理人石井 2022年10月23日更新
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ドコモでんきとENEOSでんきの比較
ドコモでんきとENEOSでんき、どちらの方が電気代が安いのか。またサービス内容にはどのような違いがあるのか、電力自由化の専門家として多数のメディア取材を受けてきた私が分かりやすく解説します。
ドコモでんきとENEOSでんきの比較
ドコモでんきとENEOSでんき、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。
料金プランの比較 どちらが安い?
各地域の大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較して、年間いくらお得になるのか。世帯人数ごとの平均使用量で試算した結果を紹介します。
なお、2社とも燃料費調整に上限が無いため、燃料価格の推移によっては大手電力の従量電灯よりも電気代が高くなる場合があります。上記の試算には燃料費調整の上限を含めていません。
サービスの違い
|
ドコモでんき |
ENEOSでんき |
初期費用 |
無し |
無し |
解約時の違約金 |
無し |
通常プランは解約金無し 2年契約は解約月以外の解約で 1100円の解約金 |
付帯サービス |
無し |
駆けつけサービス |
支払い方法 |
回線契約者は通信料と同じ支払い方法 回線契約無い場合はカード払い |
クレジットカード、口座振替 |
ENEOSでんきは関東地方のみ、駆けつけサービスが付帯しています。コンセントが使えない、ブレーカーが何度も落ちてしまうといったトラブルに無料で応急対応を行うことに加え、年3回まで電球交換にも対応してくれます(電球は予め用意することが必要)

ENEOSでんきの「見える化」グラフ
環境・エコは?
CO2排出量 |
ドコモでんき |
ENEOSでんき |
2020年度 |
データ無し |
472g |
2019年度 |
データ無し |
494g |
2018年度 |
データ無し |
494g |
2017年度 |
データ無し |
509g |
2016年度 |
データ無し |
459g |
環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。
ドコモでんきの電気の供給元であるNTTアノードエナジーは設立から日が浅いため、CO2排出量のデータがありません。また、電源構成なども公表していません。「ドコモでんきGreen」についてはCO2排出量が実質ゼロの電力が供給されます。
特徴をまとめると・・
最後に、2社の特徴をまとめます。
ドコモでんき
電気料金自体は大手電力の標準メニューと同額(ドコモでんきbasicの場合)で、dポイントによる還元で実質的な値引きが行われる料金体系です(上の試算はドコモ回線契約者かつ、非dカードGOLD会員)
ENEOSでんきと比較すると、一人暮らし世帯ではドコモでんきBasicの方がENEOSでんきよりも電気代が安いケースが多いです。一方、2人以上世帯ではENEOSでんきの方が電気代が安いと言えます。
ENEOSでんき

ドコモでんきとの比較では、主に2人以上世帯でENEOSでんきの方が電気代が安いです。
それに加え、電気のトラブルに応急対応を行う「駆けつけサービス」も付帯しているので、サービス面においてもドコモでんきより優れていると言えます。
ahamoに切り替えると年間最大52140円お得に
ドコモのスマホプラン「ギガホプレミア」から割安な新プラン「ahamo」に切り替えると、スマホ代が年間で1回線最大52140円安くなります。電気の切替えをするよりも、遥かに大きな節約メリットが期待できます。
データ容量 |
ギガホ |
Ahamo |
月1GB以下 |
3150円 |
2178円 |
月3GB以下 |
5665円 |
月3GB以上 |
7315円 |
ギガホプレミアからahamoへのプラン変更で年間52140円、ギガライトからahamoへの切替えで年間11664円安くなります(各種割引適用前の価格)
ahamoはドコモの割安な新プランです。ドコモショップ店頭でのサポートが受けられない、留守番電話サービスが無いといったデメリットがありますがその分、料金が大幅に安いです。詳しくは以下の記事でメリット・デメリットを解説しています。
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