カブアンドでんきと東京電力の比較

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カブアンドでんきと東京電力の比較


 カブアンドでんきと東京電力エナジーパートナー、電気代やサービスにどのような違いがあるのか。料金シミュレーションの結果も交えながら詳しく2社を比較します。



カブアンドでんきと東京電力の比較


  カブアンドでんきと東京電力、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。


料金プランの比較 どちらが安い?


 東京電力エナジーパートナーの標準的なプランである「従量電灯B・スタンダードS」と比較して、年間いくらお得になるのか。世帯人数ごとの平均使用量で試算した結果を紹介します。カブアンドでんきの試算には未公開株の特典は含めていません(価値の算定が困難のため)


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
カブアンドでんき
一般家庭向け
-26円 -345円 -603円 -879円
東京電力
プレミアムS
+10419円 +21313円 +420円 -4392円

 東京電力の標準メニューである従量電灯B・スタンダードS(同額の料金プラン)との料金比較です。


 カブアンドでんきは東京電力の標準メニューと比較して、いずれの使用条件においても「若干」割安な料金設定になっています。ほぼ同額といってよいでしょう。


サービスの違い


カブアンドでんき 東京電力
初期費用 無し 無し
解約時の違約金 無し プレミアムは解約違約金あり
従量電灯、スタンダードは無し
付帯サービス - 駆けつけサービス
スタンダード・プレミアムに付帯
支払い方法 口座振替、クレジットカード 口座振替、クレジットカード

 東京電力のスタンダード・プレミアムプランには「生活かけつけサービス」が無料付帯します。電気設備・水回り・鍵・窓ガラスのトラブル発生時に無料で応急処置を行ってくれるサービスです(部品代などは実費で発生する場合がある) 最もベーシックな「従量電灯」には付帯しません。


環境・エコは?


CO2排出量 カブアンドでんき 東京電力
2022年度 319g 451g
2021年度 361g 451g
2020年度 432g 441g
2019年度 432g 455g
2018年度 430g 462g

 環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。カブアンドでんきは関東ではCDエナジーが電力を供給しており、CDエナジーのデータを引用しています。


 傾向としてカブアンドでんき(CDエナジー)の方がCO2排出量が少ない傾向があると言えます。


特徴をまとめると・・


 最後に、2社の特徴をまとめます。


カブアンドでんき


 前澤友作氏が代表を務めるカブアンドピースが提供、電気は大阪ガスが供給します(関東のみ大阪ガス・中部電力の子会社のCDエナジー)


 東京電力の標準メニューと比較すると、電気代もわずかに割安に設定されています。未公開株の値上がりが無かったとしても、東京電力標準メニューとの比較では「損」にはならない点はメリットと言えます。未公開株が将来的に値上がりすれば、より経済的メリットは大きくなります(実現したとしても数年以上掛かる点、上場するまで換金できない点に注意)


東京電力


 国内最大手の電力会社です。電気の販売は東京電力エナジーパートナーが担っています。標準メニューとして従量電灯B・Cと、スタンダードS・Lがありますが同じ料金単価になっており、スタンダードには生活かけつけサービスが付帯するので選ぶならスタンダードをおすすめします。


 使用量が多い世帯向けのプレミアムプランは、ファミリー世帯の使用量では従量電灯・スタンダードよりも電気代が安くなりますが、電気の使用量が少ない場合は割高になるので注意してください。プレミアムには解約違約金の設定がある点もデメリットです。


電気代が安い電力会社の方が「おトク」になる可能性も


 東京電力管内では、東京電力標準メニューよりも電気代が年間10000円以上安い電力会社もあります(4人世帯標準ケース) カブアンドでんきで付与された未公開株が少なくとも4〜5倍以上に値上がりしなければ、電気代が割安な電力会社を選んだほうが経済的メリットが大きいです。以下の記事の比較表で割安な電力会社を簡単に見つけることが出来るので、参考にしてください。




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