カブアンドでんきとTERASELでんきの比較
カブアンドでんきとTERASELでんき、電気代やサービスにどのような違いがあるのか。料金シミュレーションの結果も交えながら詳しく2社を比較します。
目次
カブアンドでんきとTERASELでんきの比較
カブアンドでんきとTERASELでんき、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。
料金プランの比較 どちらが安い?
各地域の大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較して、年間いくらお得になるのか。世帯人数ごとの平均使用量で試算した結果を紹介します。カブアンドでんきの試算には未公開株の特典は含めていません(価値の算定が困難のため)
いずれの地域においても、明らかにTERASELでんきの方が安いです。
TERASELでんきはカブアンドでんきとの比較だけでなく、多くの主要な新電力と比較しても安いです。市場連動型の「マーケットプラン」は電力取引価格しだいで電気代が高額になる場合もあるため当サイトでは推奨しません。
TERASELでんきは使用量が一定以上ある世帯(主に2人以上世帯)で安い「超TERASELでんき」と、主に1人暮らし世帯で安い「TERASELでんきプラン」があります。
サービスの違い
カブアンドでんき | TERASELでんき | |
---|---|---|
初期費用 | 無し | 無し |
解約時の違約金 | 無し | 無し |
支払い方法 | 口座振替、クレジットカード | 口座振替、クレジットカード |
2社とも初期費用・解約金が無く良心的なサービス設定になっています。
環境・エコは?
CO2排出量 | カブアンドでんき | TERASELでんき |
---|---|---|
2022年度 | 319g(関東) 444g(関東以外) |
425g |
2021年度 | 361g(関東) 455g(関東以外) |
411g |
2020年度 | 432g(関東) 495g(関東以外) |
519g |
2019年度 | 432g(関東) 403g(関東以外) |
815g |
2018年度 | 430g(関東) 403g(関東以外) |
610g |
環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。
カブアンドでんきは関東ではCDエナジーが、その他地域では大阪ガスが電気を供給するため地域により環境性能が異なります。
傾向としてカブアンドでんきの方がTERASELでんきよりもCO2排出量が少ないと評価できます。特に関東では顕著にカブアンドでんき(供給元CDエナジー)の方が低排出です。
特徴をまとめると・・
最後に、2社の特徴をまとめます。
カブアンドでんき
前澤友作氏が代表を務めるカブアンドピースが提供、電気は大阪ガスが供給します(関東のみ大阪ガス・中部電力の子会社のCDエナジー)
TERASELでんきと比較すると電気代が割高ですが、利用に応じて付与される未公開株が将来的に値上がりすることがあれば逆転する可能性もありますが、株価の値上がりが6倍以上(関東・2人世帯の場合)でないと逆転しません。
TERASELでんき
大手総合商社の伊藤忠系の新電力会社です。
カブアンドでんきと比較すると明らかに電気代が安いです。カブアンドでんきとの比較だけでなく、新電力全体の中でも競争力がある料金水準です。使用量が一定以上ある世帯(主に2人以上世帯)で安い「超TERASELでんき」と、主に1人暮らし世帯で安い「TERASELでんきプラン」があります。
カブアンドの株価が6倍以上に値上がりすることがあれば、TERASELでんきよりカブアンドでんきの方がおトクになりますが、なかなか難しいのではないでしょうか。