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更新情報(2023年)
2月26日 グランデータの電気代が高い原因を専門家が分かりやすく解説
2月28日 台湾有事に備えて今からやるべきこと
3月1日 市場連動調整単価で値上げするJCOM電力 契約者の対処方法は?
3月5日 関西電力が2023年4月に電気代を値上げ
3月16日 電気料金比較シミュレーションにグランデータ、Japan電力、HTBエナジー、楽天でんき、サステナブルエナジーの独自燃調を反映開始(毎月更新予定 対象は順次拡大)
3月18日 ドラム式洗濯機の分解清掃で故障した体験談
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電力自由化とは?
抜粋して簡単に説明します。詳細な解説は電力自由化とは?にて。
いったい何のこと?
一言で言えば、「電力会社を自分で選べるようになる」という制度改正です。
これまでは地域ごとに電力会社が決められていましたが、
2016年から各家庭ごとに好きな会社を選べるようになりました。既に地域によっては3割以上が電力会社を切り替えています。
誰が対象?
全国ほぼ全ての家庭が対象です。
ごく一部、対象外になる場合がありますが、賃貸のマンションやアパートも含めて対象です。
何がいいの? メリットは?
一番分かりやすいのは、電気料金が安くなるということです。
また、どこから買うのか自由に選べる、ということ自体もメリットです。
→例えば「環境にやさしい電気」を選ぶこともできます。
デメリットは?
この3点に注意してください。どの会社を選んでも、電気の品質が変わることはありません。
2023年現在、燃料価格が高騰しています。大手電力の標準プランには燃料価格に上限が設けられている一方、多くの新電力と大手電力の新しい料金プランには上限がありません。燃料価格によっては電気代が高くなる場合もあるので注意して選んでください。
本当に大丈夫?
皇居や東宮御所
神奈川県や福岡県と始めとする全国各地の県庁
兵庫県内の全警察署
国立がんセンターなどの病院
最高裁判所
第三管区海上保安本部
これらの施設は、過去に新電力から電気の供給を受けた実績があります。安さよりも信頼性が優先されるべき施設でも新電力への切り替えが進んでいるわけです。電力供給の安定性という点に関しては心配する必要はありません。
ただ、顧客対応が悪い新電力(電話がなかなか繋がらない等)もチラホラとあるので、その点は注意が必要です。会社によって電気の質が変わることは絶対にありませんが、顧客対応には大きな差があります。
切り替えにはお金が掛かるの?
多くの会社は無料です。
数千円程度の「契約事務手数料」が発生する新電力もごく一部あるので契約時によく確認してください。
切り替えは面倒なんじゃない?
手続きはネットで5分あれば出来るので、簡単です。
多くの場合、工事も一切不要です。メーターの交換が必要になる場合がありますが、費用は基本的に掛からず、立ち会いも不要の場合が多いです。
電力会社を選ぶ際の注意点
一部の新電力が卸電力取引所の取引価格を消費者に転嫁する料金体系を取り入れています。このような料金プランでは、電気代が大手電力標準メニューの2倍以上になる恐れもあるため、契約すべきではありません。
当サイトではこのようなリスクがある料金プランについて、シミュレーション結果などで「料金高騰リスクがある」と注意喚起を行っているので参考にしてください。また、契約後に料金体系が変更される場合もあるため、約款の変更のお知らせが来た時は必ず内容をよく確認してください。
燃料費調整単価 2023年3月分 |
電気代の差 月300kWh | |||
---|---|---|---|---|
上限あり | 上限無し | 差 | ||
北海道電力エリア | 3.66円/kWh | 9.69円/kWh | 6.03円/kWh | 1809円 |
東北電力エリア | 3.47円/kWh | 12.99円/kWh | 9.52円/kWh | 2856円 |
東京電力エリア | 5.13円/kWh | 11.69円/kWh | 6.56円/kWh | 1968円 |
中部電力エリア | 5.36円/kWh | 11.28円/kWh | 5.92円/kWh | 1776円 |
北陸電力エリア | 1.77円/kWh | 10.13円/kWh | 8.36円/kWh | 2508円 |
関西電力エリア | 2.24円/kWh | 10.54円/kWh | 8.30円/kWh | 2490円 |
中国電力エリア | 3.19円/kWh | 14.99円/kWh | 11.80円/kWh | 3540円 |
四国電力エリア | 2.55円/kWh | 11.74円/kWh | 9.19円/kWh | 2757円 |
九州電力エリア | 1.94円/kWh | 8.22円/kWh | 6.28円/kWh | 1884円 |
沖縄電力エリア | 3.98円/kWh | 18.87円/kWh | 14.89円/kWh | 4467円 |
それに加え、2023年現在は燃料価格の高騰により燃料費調整が高騰しています。大手電力の従量電灯プランでは燃料費調整に「上限」が設けられているのに対し、多くの新電力・大手電力の新しい料金プランには上限がありません。そのため電気料金本体部分で「安い」料金プランが、燃料費調整まで含めて見ると実は「割高」となるケースが多発しています。燃料費調整にも注意しながら電力会社を選んでください。
2023年2月分の燃料費調整単価では、燃料費調整に上限が無い全国すべての料金プランが、大多数の家庭で大手電力従量電灯よりも割高になっています。
東京電力や東北電力など大手電力各社も値上げ方針を表明しているため、少なくとも2023年春までは大手電力従量電灯が割安な状況が続きます。なお、関西電力、北海道電力、九州電力、中部電力は現在のところ値上げ方針を表明していないため2023年春以降も当面の間、これらの地域では大手電力従量電灯が割安であり続ける可能性があります。
法人も電力自由化の対象なの?
個人商店や事務所から、大規模な工場まで全て自由化されています。
法人向け(高圧・特別高圧電力)については以下の記事で解説しています。