シン・エナジーとLooopでんきの比較
神戸に本社をおく中堅新電力シン・エナジーと、中部電力から出資を受けている同じく中堅新電力のLooopでんきの料金、サービスを分かりやすく解説します。世帯人数や地域によって、電気代の安さの優劣が変わります。
目次
- 関連記事
- シン・エナジーの料金プランの解説
料金プランやサービスの詳しい解説 - Looopでんきの料金プランの解説
料金プランやサービスの詳しい解説 - 電気料金の比較シミュレーション
電力自由化のプランを簡単に比較できます 449社掲載
シン・エナジーとLooopでんきの比較
シン・エナジーとLooopでんき、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。
料金プランの比較 どちらが安い?
各地域の大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較して、年間いくらお得になるのか。世帯人数ごとの平均使用量で試算した結果を紹介します。
Looopでんきは市場連動型プランを採用しており、30分ごとに料金単価が変動します。事前に料金を予想することが全くできないため、試算を掲載できません。また市場連動型プランは電力取引価格の推移によっては電気代が高額になる恐れがあるため、基本的に利用を推奨しません。
シン・エナジーも市場連動型プランを採用しており、Looopでんきと同様に電力取引価格によっては電気代が高額になる恐れがあるため、基本的に利用を推奨しません。料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます。
サービスの違い
シン・エナジー | Looopでんき | |
---|---|---|
初期費用 | 無し | 無し |
解約時の違約金 | 無し | 無し |
見える化 | あり | あり |
付帯サービス | 無し | 駆けつけサービス 関東のみ |
支払い方法 | 口座振替、クレジットカード | クレジットカード |
Looopでんきは関東エリアのみ、「駆けつけサービス」を提供しています。電気がつかない、コンセントが焦げ臭いといった「電気のトラブル」の際に無料で応急処置を行う付帯サービスです。
支払い方法については、Looopはカード払いのみとなっている点に注意が必要です。シン・エナジーは口座振替にも対応しており、また大手電力会社と同様に「口座振替割引」も提供しています。口座振替割引はカード払いでも適用されます(当サイトの試算には割引を含めています)
環境・エコは?
CO2排出量 | シン・エナジー | Looopでんき |
---|---|---|
2020年度 | 473g | 349g |
2019年度 | 518g | 349g |
2018年度 | 592g | 349g |
2017年度 | 400g | 349g |
2016年度 | 605g | 349g |
環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。
いずれの年度においてもLooopでんきの方がCO2排出量が大幅に少なく、環境負荷が小さいと言えます。Looopの排出量は、全国の新電力や大手電力会社の中でも優秀と言えるものです。
特徴をまとめると・・
最後に、2社の特徴をまとめます。
シン・エナジー
オリックスや三井物産、神戸の地銀である「みなと銀行」などから出資を受けている中堅の新電力です。
市場連動型プランを採用しており、Looopでんきと同様に電力取引価格によっては電気代が高額になる恐れがあるため、基本的に利用を推奨しません。料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます。
使用量・契約容量によって安くなる料金プランが異なるので、よく検討してください。迷った時は「きほんプラン」にしておけば、大手電力より安くなります。マイページのレポート画面で使用実績を元にどのプランが安いのか診断する機能があるので、後からプラン変更するのもおすすめです。
Looopでんき
エネルギーベンチャー企業で、中部電力が10%を出資しています。新電力としてはシン・エナジーと同じく中堅〜大手規模の会社です。
市場連動型プランを採用しており、30分ごとに料金単価が変動します。事前に料金を予想することが全くできないため、試算を掲載できません。また市場連動型プランは電力取引価格の推移によっては電気代が高額になる恐れがあるため、基本的に利用を推奨しません。