テラセルでんきとENEOSでんきの比較
テラセルでんきとENEOSでんき、電気代が本当に安いのはどちらなのか。世帯人数別の平均使用量でのシミュレーションをもとに、サービスの違いも含めて徹底比較します!
目次
テラセルでんきとENEOSでんきの比較
テラセルでんきとENEOSでんき、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。
料金プランの比較 どちらが安い?
各地域の大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較して、年間いくらお得になるのか。世帯人数ごとの平均使用量で試算した結果を紹介します。


なお、2社とも燃料費調整に上限が無いため、燃料価格の推移によっては大手電力の従量電灯よりも電気代が高くなる場合があります。上記の試算には燃料費調整の上限を含めていません。
サービスの違い
テラセルでんき | ENEOSでんき | |
---|---|---|
初期費用 | 無し | 無し |
解約時の違約金 | 無し | 通常プランは解約金無し 2年契約は中途解約で1100円 |
付帯サービス | 無し | 駆けつけサービ |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 | クレジットカード、口座振替 |
ENEOSでんきは電気のトラブルに無料で駆けつけ、30分以内であれば作業料金も無料というサービスです。部品交換が発生した場合は実費で請求されますが、トラブル発生時に便利なサービスです。また、年3回まで電球交換も無料でやってくれるので、高齢者世帯におすすめです(電球代は実費)
サービス面ではENEOSでんきの方が優れていると言えます。


環境・エコは?
CO2排出量 | テラセルでんき | ENEOSでんき |
---|---|---|
2020年度 | 519g | 472g |
2019年度 | 519g | 494g |
2018年度 | 815g | 494g |
2017年度 | 610g | 509g |
2016年度 | 566g | 459g |
環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。
傾向としてはENEOSでんきの方がCO2排出量が少ないと評価できます。ENEOSは新電力としては平均的と言える排出量であるのに対し、テラセルでんきは平均〜やや多いと言えるCO2排出量です。


特徴をまとめると・・
最後に、2社の特徴をまとめます。
テラセルでんき
大手総合商社、伊藤忠商事系の新電力です。
ENEOSでんきと比較すると、主に使用量が多い世帯でテラセルでんきの方がわずかに電気代が安いです。一人暮らしなど、使用量が少ない世帯では地域によってはENEOSでんきの方が安い場合があります。

ENEOSでんき
石油元売り大手、ENEOSの新電力サービスです。
テラセルでんきと比較すると、主に使用量が少ない世帯でENEOSでんきの方が電気代が安い地域があります。付帯サービスやCO2排出量の面ではENEOSに軍配が上がります。
