オクトパスエナジーと東京電力の比較
オクトパスエナジーと東京電力、電気代が本当に安いのはどちらなのか。世帯人数別の平均使用量でのシミュレーションをもとに、サービスの違いも含めて徹底比較します!
目次
オクトパスエナジーと東京電力の比較
オクトパスエナジーと東京電力、何が違うのかあらゆる角度から比較していきます。
電気料金の比較 どちらが安い?
東京電力の標準的なプランである従量電灯Bと比較して、年間いくらお得になるのか。世帯人数ごとの平均使用量で試算した結果を紹介します。
お得率と年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
オクトパスエナジー グリーンオクトパス 2023-12 |
+1322円 | -1047円 | -2540円 | -4119円 |
東京電力 スタンダードS |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
東京電力 プレミアムS |
+10419円 | +21313円 | +420円 | -4392円 |
東京電力のスタンダードSは電気料金自体は従量電灯Bと同額の設定ですが、ポイント還元分お得になる料金プランです(試算はポイント還元込み)
3人以上世帯ではオクトパスエナジーの方が安く、2人以下世帯では東電の方が安いと言えますが、料金メリットは約0.5%分のポイント還元のみなので他社の方が電気代はだいぶ安いです。以下の記事の比較表から割安な電力会社を探してください。
サービスの違い
オクトパスエナジー | 東京電力 | |
---|---|---|
初期費用 | 無し | 無し |
解約時の違約金 | 無し | プレミアムなどは 解約違約金あり |
付帯サービス | 無し | 駆けつけサービス スタンダード・プレミアム |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 コンビニ払い(有料) |
クレジットカード、口座振替 コンビニ払い(有料) |
東京電力のスタンダード・プレミアムプランには「生活駆けつけサービス」が無料付帯しています。電気設備、水回り、カギ、窓ガラスのトラブル発生時に応急対応を無料で行うというものです。部品代が実費で発生する場合がありますが、90分(電気設備は60分)までの作業費・出張費が無料です。
オクトパスエナジーにはこのような付帯サービスは無いので、サービス面では東電の方が優れていると言えます。
環境・エコは?
CO2排出量 | オクトパスエナジー グリーンオクトパス 2023-12 |
東京電力 |
---|---|---|
2022年度 | 0g | 451g |
2021年度 | 0g | 451g |
2020年度 | 未参入 | 441g |
環境省を通じて公表された、「CO2排出係数」のデータです。1kWhの電気を供給するごとに、どれだけのCO2を排出するのかを表す数値です。
オクトパスエナジーのグリーンオクトパスは非化石証書という仕組みを利用することで、実質的に再生可能エネルギー100%・CO2排出量ゼロの電気を供給しています。
東京電力の再エネ比率は15%(再エネ+水力+再エネ指定非化石証書)となっています。一部料金プランでは再エネ100%の(実質)料金プランもありますが、電気料金は通常プランよりも高くなります。
実質再エネ100%・CO2排出量ゼロの料金を選ぶのであれば、東電よりもオクトパスエナジーの方が利用しやすいと言えます。
特徴をまとめると・・
最後に、2社の特徴をまとめます。
オクトパスエナジー
イギリスのオクトパスエナジーと東京ガスの合弁会社です。「グリーンオクトパス2023-12」では実質再生可能エネルギー100%の電気を供給します。
東京電力と比較すると、3人以上世帯では電気代が安くなる可能性があります。一方で2人以下世帯ではむしろオクトパスエナジーの方が電気代が高くなる恐れがあるため、おすすめしません。
当サイトのリンクからオクトパスエナジーに申し込むことで、電気代が最大15000円割引になる「サイト de オクトパス割」を実施しています。初回請求時から12ヶ月にわたり、電気代が毎月1250円割引になります(合計で最大15000円) 途中で解約した場合は割引を受けることはできません。
東京電力
日本で最大の電力会社です。電気の販売は東京電力エナジーパートナーが行っています。
オクトパスエナジーと比較すると、2人以下世帯では東電の方が電気代が安くなるケースが多いです。2人以下世帯の方には東電の方が良いと言えますが、例えば東京ガスの方が電気料金が安いので東京ガスをおすすめします(電気だけでも利用できます)
スタンダード・プレミアムプランは充実した駆けつけサービスが無料付帯しており、サービス面ではオクトパスエナジーよりも優れていると評価できます。一度でも利用する機会があれば1万円単位で「お得」です。