アパートの電気代が安いおすすめの電力会社6選

アパートにおすすめの電力会社5選


 アパートでの平均的な使用条件で電気代が「安くなる」電力会社を、地域ごとに厳選して紹介します。あわせて、電力会社を切り替えるうえで気になる疑問も解消します。


 注意! 2022年下半期現在、燃料費調整が高騰しています。多くの新電力は燃料費調整に上限がありません。そのため、上限があり上昇が食い止められている大手電力の従量電灯よりも割高になっています。



アパートの電気代が安いおすすめの電力会社(地域別)


 アパート世帯の平均的な使用条件を30A契約、月の使用量を348kWhと想定し、各地域で電気代が安いおすすめの新電力会社を紹介します。


北海道のアパート世帯で安い電力会社


最安水準の電力会社 料金削減
コスモでんき
ポイントプラス
-4.5%
-6028円
コスモでんき
スタンダード
-4.3%
-5640円

 北海道ではコスモ石油のコスモでんきが安いです。アパート世帯の平均使用量では「ポイントプラス」の方が安いです。解約違約金・初期費用はありません。燃料費調整に上限を設けています。


東北のアパート世帯で安い電力会社


最安水準の電力会社 料金削減
コスモでんき
ポイントプラス
-4.5%
-5009円
コスモでんき
スタンダード
-1.2%
-1320円

 東北電力エリアではコスモ石油のコスモでんきが安いです。アパート世帯の平均使用量では「ポイントプラス」の方が安いです。解約違約金・初期費用はありません。燃料費調整に上限を設けています。


関東のアパート世帯で安い電力会社


最安水準の電力会社 料金削減
コスモでんき
ポイントプラス
-4.5%
-5169円
コスモでんき
スタンダード
-2.2%
-2520円

 東京電力エリアではコスモ石油のコスモでんきが安いです。アパート世帯の平均使用量では「ポイントプラス」の方が安いです。解約違約金・初期費用はありません。燃料費調整に上限を設けています。


中部電力エリアのアパート世帯で安い電力会社


最安水準の電力会社 料金削減
コスモでんき
ポイントプラス
-4.5%
-5095円
コスモでんき
スタンダード
-1.3%
-1440円

 中部電力エリアではコスモ石油のコスモでんきが安いです。アパート世帯の平均使用量では「ポイントプラス」の方が安いです。解約違約金・初期費用はありません。燃料費調整に上限を設けています。


北陸電力エリアのアパート世帯で安い電力会社


最安水準の電力会社 料金削減
コスモでんき
ポイントプラス
-2.7%
-2586円
コスモでんき
スタンダード
-2.4%
-2280円

 北陸電力エリアではコスモ石油のコスモでんきが安いです。アパート世帯の平均使用量では「ポイントプラス」の方が安いです。解約違約金・初期費用はありません。燃料費調整に上限を設けています。


関西のアパート世帯で安い電力会社


最安水準の電力会社 料金削減
コスモでんき
ポイントプラス
-2.7%
-2775円
コスモでんき
スタンダード
-2.6%
-2640円

 関西電力エリアではコスモ石油のコスモでんきが安いです。アパート世帯の平均使用量では「ポイントプラス」の方が安いです。解約違約金・初期費用はありません。燃料費調整に上限を設けています。


中国地方のアパート世帯で安い電力会社


最安水準の電力会社 料金削減
コスモでんき
ポイントプラス
-4.5%
-4841円
コスモでんき
スタンダード
-2.6%
-2760円

 中国電力エリアではコスモ石油のコスモでんきが安いです。アパート世帯の平均使用量では「ポイントプラス」の方が安いです。解約違約金・初期費用はありません。燃料費調整に上限を設けています。


四国のアパート世帯で安い電力会社


最安水準の電力会社 料金削減
コスモでんき
ポイントプラス
-4.5%
-4884円
コスモでんき
スタンダード
-2.3%
-2520円

 四国電力エリアではコスモ石油のコスモでんきが安いです。アパート世帯の平均使用量では「ポイントプラス」の方が安いです。解約違約金・初期費用はありません。燃料費調整に上限を設けています。


九州のアパート世帯で安い電力会社


最安水準の電力会社 料金削減
コスモでんき
ポイントプラス
-2.7%
-2745円
コスモでんき
スタンダード
-2.5%
-4320円

 九州電力エリアではコスモ石油のコスモでんきが安いです。アパート世帯の平均使用量では「ポイントプラス」の方が安いです。解約違約金・初期費用はありません。燃料費調整に上限を設けています。


沖縄のアパート世帯で安い電力会社


条件 最安水準の電力会社 料金削減
au回線契約 auでんき -2.7%
-2395円
公式サイト

 沖縄でau回線の契約がある場合は、auでんきが安いのでおすすめです。燃料費調整に上限があり、また解約違約金や初期費用もありません。


 auを契約していない方には沖縄電力の標準プランである「従量電灯」を推奨します。契約するメリットのある新電力は見当たらない状況です。


オール電化の場合は


 オール電化住宅の場合、上で紹介した電力会社に切り替えることで電気代がむしろ高くなってしまうケースが多いです。オール電化住宅では、必ず「オール電化プラン」を契約することをおすすめします。


 オール電化プランについては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらを参考にしてください。


20A以下で契約している場合は


 関西・中国・四国・沖縄の4つのエリアではアンペアでの契約ではないため気にする必要はありませんが、それ以外の地域では上で紹介した新電力は20A以下で契約出来なかったり、あるいは20A以下で契約すると料金削減メリットが無い・薄い場合もあります(大手電力より高くなる場合さえある)


 15Aや20Aで電気を契約している場合は、以下の記事を参考にしてください。電気代がちゃんと安くなる新電力を紹介しています。


電力自由化のQ&A


 電力会社を切り替えるにあたって、疑問を持ちやすい点を解説します。


賃貸でも電力会社を乗り換えても大丈夫か


 電力自由化に関して、よくある疑問が「賃貸」でも自分で電力会社を自由に選んで契約出来るのかという点です。


 賃貸のアパートについても、基本的には電力会社を自由に切り替えることが可能です。大家や管理会社に対して連絡や許可を得る必要もありません。私は不動産賃貸業を営んでおりアパートも何棟か所有していますが、わざわざ連絡してこられても迷惑なのでやめてください(笑) 連絡してくる人もいないです。


 ただし、一部のアパートでは入居時に契約する電力会社を指定されている場合があります。契約事項に盛り込まれ重要事項説明の中で説明されている場合は、その電力会社と契約する必要があります。契約書に「本貸室の電気は○○株式会社から配給」と記載されている場合です。


 不動産仲介業者の中には電力会社を「紹介」してくるところも多いですが、契約に盛り込まれていなければ無視して自分の好きな会社と契約して問題無いです。不動産屋(仲介業)が紹介してくる電力会社は基本的に電気代がそれほど安くないです(代理店手数料が高いため)


新築でも新電力と契約出来るのか


 新築アパートに入居する場合でも、上で紹介したような電気代が安い新電力と契約することは可能です。


 ただし、ごく一部に新築時の契約不可としている新電力もあります(楽天でんきなど) その場合は一旦、東電や関電といった大手電力会社と契約した上で、その後必要に応じて切り替えの手続きを行ってください。大手電力の標準的なプランである「従量電灯」の場合、短期間で解約しても違約金などは発生しません。




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