戸建てにおすすめの新電力会社

戸建ての電気代が安くなる電力会社は?


 マンションと比べて電気代が高くなりがちな戸建住宅。そんな戸建ての特性をふまえて、全国441社の料金プランに目を通している私が、電気代が安くなる「おすすめ」の電力会社を紹介します。新築でも契約できる電力会社も紹介します。



戸建てにおすすめの電力会社


 戸建て住宅の平均的な使用条件(50A契約・月437kWh)で電気代が安い電力会社を、地域ごとに紹介します。


東北・関東・中部・関西・中国・九州では「あしたでんき」


 上記エリアの戸建住宅ではあしたでんきの「標準プラン」が最安水準です。戸建住宅の平均使用量で大手電力の標準メニューと料金を比較すると以下のようになります。


エリア 削減率・年間削減額
東北電力エリア -8.7%
-13060円
東京電力エリア -11.0%
-16897円
中部電力エリア -8.7%
-13003円
関西電力エリア -12.9%
-17031円
中国電力エリア -9.0%
-12369円
九州電力エリア -11.1%
-15002円

 あしたでんきは電気の使用量が多いとお得になる料金体系の新電力です。電気の使用量が多くなりがちな戸建住宅に適した料金プランです(マンションより戸建の方が電気使用量が多い) 東京電力や出光興産などが出資している新電力です。


 解約違約金や初期費用もありません。



北海道ではONEでんき


 北海道ではONEでんきの「フリープラン」が最安水準です。戸建住宅の平均使用量で大手電力の標準メニューと料金を比較すると以下のようになります。


エリア 削減率・年間削減額
北海道電力エリア -5.2%
-9286円

 ONEでんきのフリープランは、基本料金0円という料金体系のプランです。戸建住宅では電気の契約容量が大きく、基本料金が高くなりがちなので、このような料金プランが最適と言えます。


 ONEでんきは光通信系の新電力グランデータ社が提供しています。初期費用・解約違約金はありません。


ONEでんき公式サイト

北陸・四国では0円でんき


 北陸電力・四国電力エリアの戸建住宅では、「0円でんき」が最安水準です。戸建住宅の平均使用量で大手電力の標準メニューと料金を比較すると以下のようになります。


エリア 削減率・年間削減額
北陸電力エリア -2.4%
-2972円
四国電力エリア -9.0%
-12591円

 初期費用・解約金が無い料金プランです。0円でんきはガソリンスタンドなどをを展開し、グループ売上高1000億円のオカモトグループの新電力サービスです。


0円でんき公式サイト

沖縄ではシン・エナジー


 沖縄の戸建で最安水準なのは、シン・エナジーの「きほんプラン」です。戸建住宅の平均使用量で沖縄電力の標準メニュー(従量電灯)と料金を比較すると以下のようになります。


エリア 削減率・年間削減額
沖縄電力エリア -5.1%
-7516円

 沖縄の新電力としては最安値水準す。解約違約金・初期費用もありません。


シン・エナジー公式サイト

オール電化には出光興産


 これまで紹介してきた電力会社は、オール電化住宅で契約すると大手電力のオール電化プランと比較して大幅に割高になる恐れがあります。オール電化住宅(エコキュートなどの夜間蓄熱式機器を設置している住宅)の場合は、必ずオール電化プランを選んでください。


ガソリンでおなじみの出光興産


 残念ながらオール電化プランを提供している新電力は非常に少ないですが、その中でも出光興産のオール電化プランは、大手電力のオール電化プランと比較して基本料金が割安に設定されており、お得です。大手電力のオール電化プランと比較して数%程度安くなる料金体系です。


 ガソリンスタンドでの給油の割引特典(リッター1円引き)もあります。新築でも申込み可。短期間で解約しても違約金などは掛かりません。


出光興産でんきの公式サイトを見る

他にもお得なプランはあります!


 上で紹介した以外にも、お得な電力会社・料金プランがある場合もあります。当サイトでは国内の電気料金比較サイトとしては最多の441社・5251プランを比較できる料金シミュレーションを提供しているので、こちらもあわせてご確認ください(メディア掲載多数)


ガス会社も比較しよう


 2017年4月からは、ガス会社(都市ガス)も選べるようになりました。
 地域や使用状況によっても異なりますが、年間で4000円〜7000円程度安くなります(戸建住宅世帯)


 電気・ガスのセット契約を押している会社が多いですが、それぞれ別々の会社と契約するのが「最安」であることが多いので注意してください。


都市ガスも比較しよう


 また、ガス式の床暖房やエネファームなどを設置していて「選択約款」のプランで契約している場合は、乗り換えで安くならない可能性があるので注意してください。「一般契約」からの切り替えならまず安くなります。


 参入企業が無い地域も多いので、その場合は乗り換えが出来ません。今のところ東京ガス、大阪ガス、東邦ガスのエリアでは乗り換えできます。


 ガスについては以下の姉妹サイトを参考にしてください。


Q&A


 戸建て住宅の電力会社選びで気になる疑問を一挙に解決します。


新築住宅の電力会社はどうすればいいの?


新築後の電気の契約は?


 自宅を新築したのを機に、新しい電力会社と契約しようと考える人も多いでしょう。


 新築住宅についても、引き渡しを受ける時点から新電力との契約が可能です。ただし、「新築不可」という新電力も少なくないので、申し込み前に確認してください。エルピオでんきなどは新築でも契約可能です。


 「新築不可」の新電力と契約したい場合は、一旦地域の大手電力会社と契約してから、新電力に切り替える必要があります。1ヶ月少々大手電力を利用して、最初の検針票(請求書)が届いたら手続きしてください。大手電力の標準的なプランには解約時の違約金などはありません。


新築工事の際の電気工事は?


新築時の電気工事


 宅内の電気工事は、工事を担当している工務店やハウスメーカーが電気工事屋さんを手配し、ちゃんとやってくれているはずなので施主さんが気にする必要は無いでしょう。


 工事費用についても、施主が負担すべき宅内の電気工事については、住宅を発注する際の見積もりに含まれているのが一般的です。なので工事費用などについても心配する必要はないでしょう。


 また、宅外つまり道路からの引き込みについても、電気工事屋さんが適切に対応してくれるはずなので、施主が気にする必要はありません。
 電力自由化でややこしいことになっているのではと心配する人もいると思いますが、電力自由化後も道路などの電線は引き続き、各地域の大手電力会社が管理しています。ですから、その辺りのことはこれまでと何も変わっていません。


新電力との契約が難しいケースもある


 本土と送電線が接続していない「離島」に対応している新電力は皆無なので、その場合は大手電力会社と契約するしかありません。離島でも、小豆島のように本土と送電線が接続している場合は本土と同じ扱いとなり、新電力と契約出来ます。


 更に注意が必要なのが、オール電化住宅です。
 現在申込み受付を終了している「古い」オール電化プランは非常に割安なので、新電力のオール電化プランに切り替えても大幅に割高となってしまいます。一度解約すると再契約は出来ないので注意してください。




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