単身赴任の電気代が安くなるおすすめの電力会社

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単身赴任の電気代を節約するには


 家族を地元に残しての単身赴任。会社から手当が支給される場合もありますが、少しでもコストを下げたいですよね。この記事では、単身赴任先の電気料金を削減する方法を紹介します。



単身赴任の電気料金を削減しよう


電力会社を乗り換えるのが手っ取り早い


 普段から節電を心がけるのは当然として、毎月の電気代を安くするには「電力会社を切り替える」というのが最も手っ取り早い方法です。


 一人暮らし世帯の場合、電力会社を切り替えるだけで毎年数千円の節約になります。


単身赴任の生活費を節約しよう


乗り換えにあたっては注意点も


 ただし、注意点もあります。


 安い料金プランを提示している「新電力」の中には、少ない使用量では大手電力会社よりも割高になる料金体系を取っている会社も少なくありません。「安い」と評判の電力会社であっても、一人暮らし世帯ではかえって大手電力会社よりも割高になるケースも多いです。


 特に単身赴任の場合、週末に自宅に帰ったりして通常の一人暮らしよりも更に使用量が少なくなるケースもあると思います。注意してください。


 また、昨今は「市場連動型」と呼ばれる料金プランを採用する新電力が増えていますが、市場連動型プランの電気代は大手電力標準プランと比較して大幅に割高になる場合もある(例えば2023年2月、東京エリアで東電の1.8倍など)ので基本的に利用をおすすめしません。以下、市場連動型でない料金プランから厳選しておすすめを紹介します。


単身赴任におすすめの電力会社


 注意点や単身赴任世帯の電気の使い方をふまえて、お得に使える電力会社を紹介します。


北海道・東北・中部・中国電力エリアでは


 上記4エリアでは、Pontaでんきがおすすめです。


地域 年間節約額
北海道電力エリア -1800円
東北電力エリア -1800円
中部電力エリア -1800円
中国電力エリア -1800円

 電気料金自体は大手電力の従量電灯とほぼ同額で、毎月150円分のPontaポイントが付与されて割引になる料金体系です。1人暮らしの平均的な使用条件では最安水準です。


 初期費用や解約違約金などもありません。KDDI系の会社がサービス提供を行います。


 公式サイトからの新規申込みで2000円分のPontaポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。この割引は当サイトの試算には含めていません。Pontaでんき開通月の翌翌月までに特典ポイントが付与されます。



東京電力エリアでは


 東京電力管内では、CDエナジーが安いです。東京電力エナジーパートナーの標準メニュー(スタンダードS)との料金比較は以下のとおり(2024年4月分の燃料費調整額・料金、ポイント還元原則含む、同額の再エネ賦課金・政府電気代補助金は含まない)


年間節約額 1人世帯
20A/月170kWh
CDエナジー
ベーシックでんき
-1900円

 CDエナジーは大阪ガスと中部電力が共同で設立し、首都圏で営業している新電力会社です。解約違約金や初期費用もありません。電気代高騰リスクがある市場連動型プランにも該当しないので、安心感もあります。


 CDエナジーでは複数の料金プランを提供していますが、基本的には「ベーシックでんき」が安いですが、契約容量が30A以上かつ電気の使用量が少ない場合は「シングルでんき」の方が安くなります。平均的な使用条件ではどちらを選んでも料金に大きな違いはありません。30A以上の契約で1Kやワンルームならシングルでんき、それ以外の場合はベーシックでんきがおすすめです。プラン変更は後からでも可能です。



関西・九州電力エリアでは


 上記2つの地域では、多くの新電力が大手電力従量電灯よりも割高です。


 したがって、大手電力各社(関西電力や九州電力)の従量電灯をおすすめします。大手電力でも従量電灯以外のプランは割高になっているので、申し込む際に注意してください。従量電灯AもしくはBもしくはCを契約してください。


北陸・四国電力エリアでは


 出光でんきがおすすめです。解約違約金や初期費用が無い点でもおすすめです。


地域 年間節約額
北陸電力エリア -348円
四国電力エリア -648円

 またシェルと出光のガソリンスタンドでの給油が2円/L割引になる特典もあるので、マイカー持ちの方におすすめです。



沖縄では


 沖縄ではauでんきがおすすめです。auの通信回線の契約が無くても利用できます。


 電気料金自体は沖縄電力の従量電灯とほぼ同額で、電気料金の0.5〜1%分のPontaポイントが付与されて割引になる料金体系です。


 初期費用や解約違約金などもありません。KDDI系の会社がサービス提供を行います。料金高騰リスクがある市場連動型プランではありません(そもそも沖縄エリアには市場連動型プランは無い)



ガス会社も比較しよう


 ガス会社(都市ガス)も自由に選べるようになりました。
 今のところ、乗り換えできるのは東京ガス・大阪ガス・東邦ガスなど全国でも一部のエリアに限られますが、乗り換えることでガス代を節約できます。


都市ガスも比較しよう


 節約効果は電気の切り替えよりも小さいですが、年間数千円の節約になります。




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