空室の電気代を半額以下にできる激安電力会社の一覧

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空室の電気代を半額以下に出来る電力会社を紹介します


 頭の痛い賃貸物件の空室。その電気代を半額以下に削減できるおすすめの電力会社を、電力自由化の専門家としてこれまでに多数のメディア取材を受けてきた私(江戸時代からの地主)が、同業者の皆様に向けて分かりやすく解説します。



空室で地味に痛い電気代の負担


1戸で月に数百円〜1000円程度だが・・


 クリーニングや修繕で入る大工さんが電源を取る、あるいは内見のために空室の電気の供給を維持している大家さん、管理会社さんは少なくないでしょう。


 1戸あたりのコストは月に300円から高くても1000円程度におさまると思いますが、それが5軒10軒と積み重なると決して小さなコストではなくなります。賃料が途絶え、ただでさえ頭が痛い空室期間中の悩みのタネの一つと言えます。


基本料金0円の料金プランで大幅削減が可能


 そんな悩ましい空室の電気代は、「基本料金0円」の料金プランで大幅な削減が可能です。


基本料金0円の料金プランとは


 電力自由化によって参入した新電力の中で、ネット販売に力を入れている新電力がこぞって提供しているのが「基本料金0円」の料金プランです。


 通常、電気は契約容量に応じた基本料金あるいは関西・中四国・沖縄では「最低月額料金」が発生します。電気の使用量が少ない空室では、基本料金が電気料金全体の半分以上を占めることが珍しくありません。


空室の電気代の内訳

空室の電気代の内訳

 空室の電気料金の中でシェアが大きい基本料金の部分を「ゼロ」に出来るのが基本料金0円の料金プランの最大のメリットです。実際に空室の具体例で料金を試算します。


試算条件 削減額
(大手電力標準メニュー比)
東京電力エリア
30A契約・月15kWh
シン・エナジー
月818円・70.8%オフ
関西電力エリア
月10kWh
シン・エナジー
月174円・51.1%オフ
中部電力エリア
40A契約・月15kWh
シン・エナジー
月1122円・76.9%オフ

 空室の平均的な条件で試算すると、50%〜70%以上の削減が可能であることが分かります。


 傾向として関西・中四国・沖縄では削減率・額が低くなる傾向がありますが、それでも50%近い削減が可能です。また、契約容量が大きいほど削減額・率とも大きくなります。


注意点もある


 基本料金0円の料金プランを利用することで、大手電力の標準メニュー(従量電灯)よりも高くなってしまうケースも無いわけではありません。


 注意が必要なのが、使用量が月50kWhを超えるようなケースです。誰もいない空室では月50kWhも電気を使うことは多くないと思いますが、月50kWhを超えると大手電力よりも割高となる場合があります(特に契約容量20A以下、あるいは関西・中四国・沖縄)


 逆に、使用量が月150kWhあたりを超えると再び基本料金0円プランが「お得」になります。月50〜150kWhあたりが要注意ゾーンです。空室マンション・アパートでは滅多に見られない数字だとは思います。


 契約容量が30A以上あれば、使用量問わず基本料金0円プランはお得です。月50〜150kWhの「危険ゾーン」で使っても、基本料金0円プランが安いです。


 他、注意点を整理します。



おすすめの基本料金0円プラン


 以上をふまえて、空室に最適なお得な基本料金0円プランを紹介します。


料金単価の比較表


 地域によって選べる電力会社が異なるので、料金単価を比較します。いずれも基本料金0円で、料金単価は一段階(一律)です。最低月額料金もありません。


シン・エナジー
シンぷるプラン
Looopでんき
おうちプラン
北海道電力エリア 非対応 29.5円/kWh
東北電力エリア 26.3円/kWh 26.4円/kWh
東京電力エリア 26.3円/kWh 26.4円/kWh
中部電力エリア 26.3円/kWh 26.4円/kWh
北陸電力エリア 22.0円/kWh 21.3円/kWh
関西電力エリア 22.3円/kWh 22.4円/kWh
中国電力エリア 24.3円/kWh 24.4円/kWh
四国電力エリア 24.3円/kWh 24.4円/kWh
九州電力エリア 23.3円/kWh 23.4円/kWh
沖縄電力エリア 27.0円/kWh 28.0円/kWh

 2社とも解約違約金や初期費用がありません


 シン・エナジーは別途、0.5%分のJALマイル還元とクレジットカード払いにも適用される口座振替割引(月55円)があるので、基本的にはシン・エナジーが安いです(新電力には口座振替割引が無いのが一般的)


 ただし、シン・エナジーは30A以上でないと契約出来ません。20A契約の場合や、北海道・北陸ではLooopでんきをおすすめします。Looopは20A以下でも契約できます。


シン・エナジー公式サイト Looopでんき公式サイト

低圧電力(動力プラン)も


 電灯契約とは別に、低圧電力(動力)の契約が必要である場合もあります。動力についても、新電力を利用することで料金の削減が可能です。


 従量電灯のような「基本料金0円」のプランはありませんが、新電力が割安な料金プランを提供しています。例えば関西で3kW契約・月10kWhを使う場合で想定すると、月に1000円以上安くなる新電力もあります。


 動力プランは地域によって安い会社が細かく異なるので、以下の比較表から基本料金が安いものを選んでください。




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