必ずしもauでんきがお得とは限らない
auでんきは既に世間で定着している名前ですが、auユーザーだからといってauでんきが「お得」とは限りません。auユーザーに本当におすすめできる新電力会社を解説します。
目次
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auユーザーにはauでんき?
auが提供している「auでんき」はauユーザーにおすすめ出来る内容なのか。詳しく検証していきます!
「auでんき」ってどんなサービス?
まずはauでんきのサービスの概要を解説します。詳しい説明は以下の記事もあわせてご覧ください。
auでんきの最大の特徴は以下の2点です。
- 電気料金自体は大手電力の「従量電灯プラン」と同水準
- 毎月の料金に応じてPontaポイントで0.5〜1%還元
auでんきの電気料金は、多くの世帯が利用している大手電力会社の「従量電灯」プランと同水準です(一部地域では時期によっては高くなることも)
その代わりに、毎月の電気料金の額(燃料費・電源調達等調整額、再エネ賦課金、消費税相当額などを除く)に応じて0.5〜1%分をPontaポイントで還元する形で実質的な値引きが行われるシステムになっています。スマホ代が安くなるといった割引はありません。

新電力としては下位クラスの節約額
この0.5〜1%のポイントバックは、率として見てみると全国700社以上ある新電力の中でも「下位クラス」と言える水準です。
使用条件によって変動するため一概には言えませんが、一人暮らし世帯だと毎月0.5%還元でほぼ固定、4人暮らし世帯で1%還元になる月が多いです。
地域によっては新電力への乗り換えで5%以上安くなる例も珍しくないので、それと比べるとauでんきの削減額は少し寂しいです。
オール電化には非対応
また、注意点としてauでんきにはオール電化用の料金プランがありません(関東のみ提供) もしオール電化住宅でauでんきを契約してしまうと、月々の電気代が大幅に高くなってしまうため注意が必要です。
オール電化住宅にお住まいの場合は以下の記事を参考にしてください。
auでんき以外のサービスは?
KDDIがauユーザー向けに提供しているサービスは、実はauでんきだけではありません。
ENEOSでんきとの提携の内容は?
2016年4月にKDDIとENEOSの提携が発表されたせいか、「auでんき ENEOS」と検索する人が多いようです。
この提携に関しては、auショップでENEOSでんきを紹介するというのが提携の中身になっています。
auユーザーが安い値段で給油できるようになったり、ENEOSでんきの割引がある、といったことは無いのでご注意ください。電気料金で見ると、auでんきよりENEOSでんきの方が安いです。
Pontaでんきの方が安い
一般家庭の平均的な使用条件では、auでんきよりもPontaでんきの方が安いです。どちらも同じ会社が提供しているサービスです。
auでんきと同じく、Pontaでんきも解約違約金・初期費用は無いので基本的にはPontaでんきの方をおすすめします。毎月の電気代が15000円を超える場合はauでんきの方がお得です。
