ネットと電力会社のセット割引

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ネットと電気がセット契約で割引になる


 ネットと電気のセット契約プランが次々に登場しています。そうした割引プランを回線会社別に一覧で紹介します。また、メリット・デメリットについても詳しく解説するのであわせて参考にしてください。



ネット+電気セット割の一覧


プロバイダー/回線会社 電力会社 割引金額
Yahoo! BB
ソフトバンク光/Air
ソフトバンクでんき 1回線につき
月100円引き
ニフティ光 ニフティでんき 新規受付停止
So-net まとめてでんき 毎月501円引き
イッツコム 東急でんき 毎月350円引き
eo光 eo電気 毎月648円引き
NURO光 NUROでんき 毎月501円引き
Chukaiインターネット(鳥取) 中海電力 毎月400〜800円引き
メガ・エッグ(中国) 中国電力 毎月550円引き
ピカラ光(四国) 四国電力 毎月1100円引き
ビビック(九州) 九州電力 毎月1210円引き
コミュファ光(中部) 中部電力 毎月200円引き
(ガス契約も必要)
レモンガス光 レモンガス 毎月880円引き
東北電力フロンティア光 東北電力 自由料金プラン
東北電力フロンティア
毎月730円引き(プレミアム10G)
毎月400円引き(スタンダード)

 主要な電気・ネットのセット割をまとめました。


 電気とネット、両方の販売を手掛けているところでも、例えば楽天でんき・楽天ひかりのようにセット割が無いところもあります。


ネットと電気代のセット割引のメリット


料金が「今よりも」安くなる


 ネットと電気、これまで別々に契約していた場合と比べると、セット割引を適用した方が多くの場合、支払い金額がお得になります。


 セット契約にしてもらう最大のメリットは何と言っても料金ですから、当然安くなるような形で設計されているため、利用することでお得になります。


 ただし、特に電気料金プランは使用量によっては現在のプランよりも割高になる場合もあるので、必ずお得になるわけではありません。しっかりと試算をした上で申し込むことが必要です。


引き落としを一本化出来る


 セット契約にした場合、ネットの利用料と電気料金の支払いを「まとめる」ことが出来る場合が多いです。


 口座振替やクレジットカード払いにしている個人宅ではあまりメリットにはならないかもしれませんし、逆に内訳が分かりづらくなることでデメリットもありますが、個人事業主や法人ユーザーの場合、経理処理の手間が少し軽くなります。


デメリットもある


とことん節約したい場合には不向き


 ネットと電気をセット契約でまとめるのは、実はそれほどお得ではありません。


 多くのケースでは、電気を電気代だけで安くなる会社と契約した方が、節約額が大きくなります。電気だけ安い会社に乗り換えて、ネットはそのままにした方が、トータルでネット・電気のセット契約よりも安くなります。


 また、中には使用条件によっては大手電力標準メニューよりも割高になる「でんき」を提供している例もあります。むしろ割高になるリスクもあるので、セット割引を利用する際は必ず電気料金のシミュレーションを確認してください。


解約や契約変更のハードルが上がる


 契約が複雑になるという点は見逃せません。解約条件(違約金など)や割引の適用条件、契約期間の3点は必ず確認した上で契約することを強くおすすめします。もともとネットやプロバイダーの契約はとても複雑な内容になっているので、そこに電気が加わると更にややこしくなって「わけがわからない」状態になります。


 また、電気とネットは全く性質の異なるサービスです。
 例えばこれから契約する電気よりも圧倒的に安い会社が出てきたり、あるいは今使っている回線やプロバイダーの通信速度がとても遅くなって乗り換えたくなる、といったことが起きた時に、セット契約をしていると解約をしづらくなることもあります。




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