楽天モバイルとセット契約で安い電力会社は?
2020年から4社目の携帯電話キャリアとしてサービスを開始した楽天モバイル。そんな楽天モバイルのスマホや通信回線とセット契約で安く利用できる電力会社を紹介します。
目次
電力も手掛ける楽天モバイル
楽天モバイルは家庭向けの電力サービスも手掛けています。
サービス名は「楽天でんき」
楽天モバイルは2018年から「楽天でんき」という電力サービスを手掛けています。当初は楽天本体の事業でしたが、後に楽天モバイルに移管されました。
楽天モバイルの販売店でも積極的に勧誘しているほか、ネット経由でも申込みを伸ばしている新電力会社です。一般家庭に換算すると約21.5万件相当の電力を販売しています(2020年2月,世帯あたり260kWhとして計算,低圧電灯のみ)
基本料金0円という特徴的な料金プランと、家庭向けの新電力としては初めて(私調べ)北海道から沖縄まで離島を除く全国に対応しています。
モバイル回線とのセット割引は無い
そんな楽天モバイルが展開している「楽天でんき」ですが、楽天でんきと楽天モバイルの通信回線との「セット割引」は提供されていません。
例えば他社ではソフトバンクは通信回線1回線ごとに月100円程度を電気代から割り引く「セット割引」を提供していますが、楽天でんき・楽天モバイルにはそのような割引はありません。
電気とモバイルを一緒に契約するメリットは?
では、楽天モバイルと楽天でんきを一緒に契約するメリットは無いのか。
楽天でんき・楽天モバイルともに楽天ポイントが貯まり、そして楽天ポイントで料金を支払うことが出来ます。電気で貯めたポイントをスマホの支払いに充てたり、スマホで貯まったポイントを電気代の支払いに充てられるのでポイントの処理がスムーズに出来る点ではメリットがあると言えます。
一方、一緒に利用したからといって特に割引があるわけではないので、電気・モバイルを一緒に契約するメリットは薄いと言えるでしょう。楽天でんきよりも安い料金プランを提供している新電力もあるので、必ずしも「一緒に契約」がお得だとは言えない部分もあります。
楽天でんきは安いのか、高いのか
では、楽天でんきの電気代は安いのか、高いのか。451社の新電力や、大手電力会社と比較して解説します。
料金改定を繰り返して現在は「割高」に
楽天でんきは2022年前後に料金改定を繰り返し、その結果として沖縄エリアを除く全国エリアで大手電力各社(東京電力や関西電力など)よりも一般家庭の平均的な使用条件で電気代が割高になっています(2024年2月現在)
沖縄エリア・ファミリー世帯では沖縄電力より安いですが、それ以外の北海道から九州までの全エリアで割高です。最新の燃料費調整額を含めた料金試算は当サイトの電気料金一括シミュレーションで確認できます。