オール電化の基本料金が高い場合の対処方法

オール電化の基本料金が高い場合の対処方法


 場合によっては基本料金だけで毎月2千円、あるいは3千円以上になる場合もあるオール電化住宅。高い基本料金をすぐに年4千円以上削減できる方法を紹介します。



基本料金が高くなりやすいオール電化住宅


 オール電化住宅には、非オール電化住宅と比較して基本料金がどうしても高くなりやすい理由があります。


 オール電化住宅では電気を使う機器が多くなります。IHコンロやエコキュート、電気温水器などは非オール電化住宅ではあまり使われない電化製品です。


IHコンロ

IHコンロだけで20A=2KVaほどの容量が必要

 特にエコキュートや電気温水器は大量の電気を一度に使用するため、それにそなえて電気の「契約容量」を大きくしておく必要があります。契約容量が足りないとブレーカーが落ちてしまうため、余裕をもたせて契約するのが一般的です。


 電気の基本料金は、基本料金の単価×契約容量(AもしくはKVa)で計算されるため、契約容量が大きくなる分、基本料金が高くなります。


オール電化の基本料金を安くする方法


 基本料金が高くなりやすい原因をふまえて、削減する方法を紹介します。


基本料金0円の料金メニューに切り替える


 2020年10月から、中部電力が出資する新電力のLooopでんきが「基本料金0円」のオール電化プランの提供を開始しました(沖縄、離島除く全国)


 契約容量に関係無く、基本料金が0円という料金プランです。基本料金が安いことに加え、昼間の料金単価も大手電力より大幅に安いため、一般的なオール電化住宅では年間で1〜3万円の節約になるでしょう。


 オール電化プランとしては「最安値水準」となる料金プランなので、このプランへの切り替えがおすすめです。解約違約金なども掛かりません。料金シミュレーションはLooopでんきの公式サイトで。


Looopでんきの公式サイト

契約容量を小さくする


 これまでに一度もブレーカーが落ちたことが無い場合は、検討してください。現在の契約容量でブレーカーが落ちたことがある場合は見送った方がいいです。


 上でも説明したように、電気の基本料金は契約容量(A、もしくはKVa)が小さくなれば安くなります。契約容量を小さくすることで、基本料金が安くなります。10Aもしくは1KVa下げるだけで月に250円前後、年間で3千円安くなります。※古いプランの場合は容量を下げても基本料金が変わらない場合もある


ブレーカーの契約容量が大きくなるオール電化住宅

オール電化は契約容量が大きくなる

 注意点としては、契約容量の変更は多くの場合「無料」で出来るものの、年1回程度しか対応してもらうことが出来ません。大幅に容量を下げてしまうと、1年にわたり不便を強いられることになりかねないので、少しずつ下げるのがおすすめです。真冬にブレーカーが落ちなければ、その契約容量で大丈夫なのでもう1段階(10A or 1KVa)下げても良いと判断できます。


 オール電化でなくともよくある話ですが、新築時には契約容量に余裕を持たせて設定するのが一般的です。ブレーカーが落ちてしまうとクレームに繋がりやすいので、電気工事会社側でギリギリの容量を設定することは無いといってもよいでしょう。削減しても問題無いケースは多々あります。




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