溶接機の電気代を節約するには?
電気溶接機を使う際に気になるのが電気代ですが、簡単に「安くする」方法があります。条件ごとに、おすすめの解決策を紹介します。
目次
溶接機の電気代節約の鍵は「基本料金」
溶接機の電気代を節約する鍵は「基本料金」にあります。
大きな電流を必要とする溶接機
溶接機は電気を使って金属を溶かし、部材を接合します。その際に大きな電流を必要とするため、「消費電力」に目が行きがちです。確かに消費電力も重要ですが、とはいえ消費電力を削減するのは簡単なことではありません。
そこで注目したいのが、見落としがちな「基本料金」です。
日本では、電気の契約容量に応じて基本料金が高くなる料金体系が一般的です。つまり、溶接機を使っても「ブレーカーが落ちない」ようにするためには、その分基本料金が高くなるということです。
この基本料金を大きく削減するには、電力自由化で参入した「新電力」の料金プランに切り替えるのが効果的です。中には基本料金が「0円」という料金プランもあり、電気代を大きく削減することが可能です。
溶接機の電気代が安くなるおすすめの電力会社
溶接機は種類によって使用する「電気」が異なります。タイプごとにおすすめの新電力会社を紹介します。
単相100/200Vの場合(従量電灯)
家庭向けの溶接機に多いのが、単相と呼ばれる電気を使用する溶接機です。一般的な家電製品と全く同じコンセントプラグや、あるいは200V用のコンセントを使用するタイプです。このタイプでは、家庭内や作業場内の他の機器と一括して電気料金を支払っているケースが多いでしょう。
使用条件によって、最適な料金プランが異なります。以下の料金シミュレーションで試算して確認してください。
当サイトでは電気料金比較サイトとしては最多の452社・5562プランを比較できる料金シミュレーションを提供しています。こちらで最適なプランを探してみてください。
三相200Vの場合(動力プラン)
三相200Vで溶接機用に「低圧電力」(いわゆる動力プラン)を契約している場合は、以下の動力プランの料金比較表から選んでください。
使用量が少ない場合は基本料金が割安・電力量料金単価が割高な料金プランを選ぶのがおすすめです。使用量が多い場合は電力量料金単価に注目して選んでください。