【低圧電力】動力プランの電気料金比較表

広告

低圧電力(動力プラン)の電気料金比較


エレベーターなどを動かす低圧電力(動力プラン)


 エレベーターやエアコン、業務用冷凍庫などを動かすために契約する低圧電力(動力プラン)の料金を比較します。電力自由化で参入した新電力がお得な料金プランを投入しています。



地域別 電気料金比較表


 地域別に、従来の大手電力会社のプランと新電力会社のプランを比較します。
 新電力は力率による割増・割引が無いところも多いですが、特にことわりが無い場合は85%を前提に記載しています。東電・中電など大手は力率により「基本料金」が変わります。


 なお、「年間削減額」はある小規模マンションのエレベーター用電力をもとにした試算です
 (契約容量は3kW、使用量は月85kWh、力率85%、夏季3ヶ月・その他9ヶ月で計算)


北海道電力エリア


 北海道電力エリアで選べる新電力の動力プラン(低圧電力)と、北海道電力の「低圧電力」の料金比較です。なお、北海道電力は他の地域と異なり、料金単価の季節変動はありません。


年間削減額
3kW・月85kWh
備考
北海道ガス
低圧電力メイト
-5379円 解約違約金無し
出光でんき
低圧電力公式サイト
-987円 解約違約金無し
月125kWh以上は割高
ミツウロコでんき
低圧電力公式サイト
+567円 解約違約金無し
のむシリカ電力
低圧電力公式サイト
+2255円 解約事務手数料3300円

東北電力エリア


 東北電力エリアで選べる新電力の動力プラン(低圧電力)と、東北電力の「低圧電力」の料金比較です。


年間削減額
3kW・月85kWh
備考
出光でんき
低圧電力公式サイト
-4166円 解約違約金無し
月125kWh以上は割高
ミツウロコでんき
低圧電力公式サイト
-2474円 解約違約金無し
のむシリカ電力
低圧電力公式サイト
-869円 解約事務手数料3300円

東京電力エリア


 東京電力エリアで選べる新電力の動力プラン(低圧電力)と、東京電力エナジーパートナーの「低圧電力」の料金比較です。


年間削減額
3kW・月85kWh
備考
出光でんき
低圧電力公式サイト
-5697円 解約違約金無し
月125kWh以上は割高
東京ガス
ずっとも電気3公式サイト
-3203円 解約違約金無し
月130kWh以上は割高
ミツウロコでんき
低圧電力公式サイト
-1812円 解約違約金無し
のむシリカ電力
低圧電力公式サイト
-415円 解約事務手数料3300円

中部電力エリア


 中部電力エリアで選べる新電力の動力プラン(低圧電力)と、中部電力の「低圧電力」の料金比較です。


年間削減額
3kW・月85kWh
備考
出光でんき
低圧電力公式サイト
-3374円 解約違約金無し
月125kWh以上は割高
東邦ガス
ビジネスプラン(動力用)
-2455円 解約違約金無し
ミツウロコでんき
低圧電力公式サイト
-1508円 解約違約金無し
のむシリカ電力
低圧電力公式サイト
+68円 解約事務手数料3300円

北陸電力エリア


 北陸電力エリアで選べる新電力の動力プラン(低圧電力)と、北陸電力の「低圧電力」の料金比較です。


年間削減額
3kW・月85kWh
備考
出光でんき
低圧電力公式サイト
-4003円 解約違約金無し
月125kWh以上は割高
のむシリカ電力
低圧電力公式サイト
-679円 解約事務手数料3300円
ミツウロコでんき
低圧電力公式サイト
+31円 解約違約金無し

関西電力エリア


 関西では基本的に新電力より関西電力の低圧電力の方が安いので関西電力をおすすめします。料金単価を比較して安く見えても、燃料費調整額が関西電力の方が安くなっているため関西電力の方が安いです。


中国電力エリア


 中国電力エリアで選べる新電力の動力プラン(低圧電力)と、中国電力の「低圧電力」の料金比較です。


年間削減額
3kW・月85kWh
備考
出光でんき
低圧電力公式サイト
-1639円 解約違約金無し
月125kWh以上は割高
のむシリカ電力
低圧電力公式サイト
-292円 解約事務手数料3300円
ミツウロコでんき
低圧電力公式サイト
+395円 解約違約金無し

四国電力エリア


 四国電力エリアで選べる新電力の動力プラン(低圧電力)と、四国電力の「低圧電力」の料金比較です。


年間削減額
3kW・月85kWh
備考
出光でんき
低圧電力公式サイト
-4044円 解約違約金無し
月125kWh以上は割高
ミツウロコでんき
低圧電力公式サイト
-2141円 解約違約金無し
のむシリカ電力
低圧電力公式サイト
-694円 解約事務手数料3300円

九州電力エリア


 九州では基本的に新電力より九州電力の低圧電力の方が安いので九州電力をおすすめします。料金単価を比較して安く見えても、燃料費調整額が九州電力の方が安くなっているため九州電力の方が安いです。


沖縄電力エリア


 沖縄電力エリアで選べる新電力の動力プラン(低圧電力)と、沖縄電力の「低圧電力」の料金比較です。


年間削減額
3kW・月85kWh
備考
のむシリカ電力
低圧電力公式サイト
-574円 解約事務手数料3300円

よくある疑問


 低圧電力・動力プランを新電力に切り替えるにあたって、疑問や不安に感じる点について解説します。


乗り換えることによるデメリットは?


 電力自由化の制度上、電力供給が不安定になるとか、契約した新電力が倒産して突然停電するといったことが起こらない仕組みが取り入れられているため、その点は心配する必要はありません。停電のリスクは東電や関電などの大手電力会社と同じです。


 新電力と契約するデメリットを強いてあげると、紙の検針票の発行を有料としている会社がほとんどなので、経理処理上の理由などで紙の検針票(領収書)が必要な場合は、ネットの管理画面から印刷する必要があります(PDFでダウンロードできる新電力が多い)


 後からまとめてダウンロード・印刷することも出来るので、考えようによっては領収書の整理に掛かる手間が軽くなるかもしれません。


Looopでんきの請求書ダウンロード画面

Looopでんきの請求書ダウンロード画面

電灯契約と別々の会社でも大丈夫なの?


 マンション共用部や店舗などでは、低圧電力に加えて照明などに使う「従量電灯」プランの契約もあるでしょう。


 その場合は、同じ建物内であっても低圧電力と電灯契約はそれぞれ別の会社と契約することが可能です。メーターが別になっていれば、問題はありません。メーターごとに切り替えが可能です。


 それぞれ最安になる会社を探して契約すると、経費削減につながります。必ずしも動力で安くなる新電力が電灯でも安いとは限りませんし、その逆も然りです。


低圧電力の電気料金の計算方法は?


 家庭向けとは異なる部分があるので要注意です。


 基本料金単価 × 契約電力(kW) ×(185-力率) =基本料金@
 使用量(kWh) × 電力量単価(kWh/円) =電力量料金A
 燃料費調整額+再エネ賦課金B


 主な構成要素はこの3つで、@〜Bを足し合わせた金額が実際に支払う電気料金になります。


 力率は検針票に「85%」といった形で記載されていますが、85%を下回る場合は基本料金が割高に、85%を上回る場合は割安になります。例えば力率90%なら基本料金は「5%引き」になります。


 ただし、多くの新電力の低圧電力プランは力率による変動がありません。力率が何%でも同じ基本料金になるので、力率が85%未満の場合はそれだけでも新電力がお得になります。




関連記事


地域別 電気料金比較表

電気料金比較シュミレーション

電力自由化Q&A

項目別おすすめ

人気の電力会社