0802059XXXX「光熱費高騰対策センター」から電話が掛かってきた
0802059XXXX「光熱費高騰対策センター」を名乗る電話が掛かってきたので、電気料金の専門家としてこれまでに多数のメディア取材を受けてきた専門家として電話に出てみました。
目次
私に掛かってきた「光熱費高騰対策センター」からの自動音声
「光熱費高騰対策センター」を名乗る携帯電話の番号()から電話が掛かってきました。電話に出てみると自動音声が流れてアンケートを取られましたが、以前にも掛かってきた0800と同じ感じだたので回答せずに電話を切りました。
この電話の問題点
この電話の問題点を指摘します。
特定商取引法に違反している可能性
電話による「勧誘」に該当する場合、まず勧誘であることと、勧誘を行っている事業者の正式名称を告知する義務が特定商取引法によって課せられています。この電話が勧誘かどうかは定かではありませんが、何か商品を販売する目的で架電していた場合、特定商取引法に違反する可能性を指摘できます。電話口では「光熱費高騰対策センター」と名乗っていましたが、これは事業者の正式名称とは言えないためです。勧誘に該当しない場合は直ちに法令違反には当たるものではありません。
個人情報の収集に悪用されるリスク
電話では番号のプッシュによるアンケートが行われました。アンケートに回答することで、回答内容がリスト化されてリフォーム業者などに売買されてしまうリスクがあります。
加えて、電話に出てしまうこと自体もその番号が「生きている」ことを相手に伝えることになります。生きている電話番号のリスト自体も売買される場合があるため、注意が必要です。
電話が掛かってきた時の対処方法
電話が掛かってきた時の対処方法をまとめます。
無視でOK
このような電話は無視するのがベストな選択と言えます。電話を受けた側として電話に出るメリットは皆無である一方、個人情報を収集されるリスクを踏まえるとデメリットの方が大きいからです。
今回は携帯電話からの番号であったため、宅配便の配達員などからの電話かな?と思い出てしまいましたが、
なぜ自分の番号を知っているのか
自分の電話番号宛に迷惑電話が掛かってくると自分の番号が「流出」しているのでは、と思いがちです。しかし電話番号は0〜9の数字の組み合わせに過ぎないので、ランダムに架電していけば一定の確率で存在する電話番号に架電することができます。
内閣支持率や政党支持率を尋ねる世論調査でもランダムに生成した電話番号宛に無作為に架電して調査を行う場合があります。自分の番号宛に架電があったからといって、番号がどこかで流出しているとは言い切れません(同じく、迷惑メールもランダム、あるいは一定のワードを組み合わせて無作為に送信するケースがある)
ただし、掛かってきた電話に出てしまうと「生きている番号」としてリストに登録されてしまうため、注意が必要です。
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