新電力から新電力に乗り換え
電力自由化スタートから月日が流れ、そろそろ再び電力会社を切り替えようと考えているご家庭もあると思います。新電力→新電力への乗り換え手続きについて、既に3回も切り替え(新電力→新電力は2回)を行っている私が実体験を元に解説します!
目次
乗り換え手続きの流れ
新電力→新電力の切り替えは問題なくできます。。
しかし、大手電力→新電力の切り替え時とは流れが若干異なる部分もあります。
順を追って解説します。
1.乗り換え先の新電力に申込み
まずは乗り換え先の新電力を決めたら、その新電力に申込みを行ってください。大手電力→新電力の時の手続きと同様に、住所や供給地点番号などを入力するだけです。
一部の新電力では、「新電力からの」乗り換えを想定していない申込み画面を用意している場合もありますが、その場合も後から来る問い合わせにちゃんと回答すれば大丈夫です。
また、Looopでんきや東京ガスなど多くの新電力では、新電力からの切り替えに対応した申込画面になっているので、現在使っている会社のお客様番号などの情報を申込時に伝えてください。
現在使っている電力会社を選ぶ項目がある申込画面で、自分が使っている新電力が載っていないケースもあります。その場合はしょうがないので、他の新電力を選択して申し込めばOKです。
後から電話等で確認が来る場合もあるので、その時に改めて今使っている会社の名前を伝えてください。
2.申込内容に関する問い合わせに答える
新電力→新電力の乗り換えの場合、新しく契約する会社の方から「問い合わせ」が来ることが多いです。
現在の契約状況(お客様番号など)の確認がメインです。メールや電話で問い合わせが来るので、答えてあげてください。
3.手続き完了
契約状況の照合が完了した後、切り替えとなります。
わが家で新電力→新電力に切り替えた時は、2回とも申込みから3〜4週間で新しい会社に切り替わりました。
私は今のところ解約時の違約金が発生しない会社しか利用していませんが、違約金が発生する場合は最終月の電気料金に合算して決済が行われる会社が多いと思います。
なお、基本的には新しく契約する会社が全ての手続きを行ってくれるので、古い会社にこちらから連絡する必要は無いです。解約手続きもちゃんと済みます。
乗り換える際の注意点
手順でもいくつか紹介しましたが、注意点を改めてまとめます。
大手電力→新電力の時と異なる点は?
大手から新電力への切替えと異なるのは、スマートメーターへの交換工事が無い点です。
初めて電力会社を切り替えた時に、電気のメーターを「スマートメーター」と呼ばれる次世代型のメーターに交換した家庭も多いと思います。
2回目以降の切り替えの場合は、再びメーター交換をする必要がありません。既にスマートメーターが設置されていれば、メーターはそのままです。切り替えの度にメーター交換が必要だと思っている人も多いようですが、安心してください。
解約手続きは必要?
手順のところでもチラッと紹介しましたが、現在使っている会社に対して自分から解約手続きをする必要は「基本的には」無いです。
新しく契約する新電力に申込みをすると、現在使っている会社の方から解約手続きを代行してもらえるシステムになっているので、自分から連絡せずとも解約扱いになります。
私も新電力→新電力の切り替えを2回経験していますが、解約手続きをしたことはありません(東電→ENEOSでんき→Looopでんき→東京ガス)
ただ、何か別のサービスとセット契約になっていたりする場合は注意してください。例えば電気の契約を条件に、割安な料金で別のサービスを利用できる契約になっているようなケースでは、念のため今後の契約条件を確認しておくことをおすすめします。
また、解約にあたって「違約金」が発生する新電力の場合は、後日違約金の精算が発生します。解約条件を改めて確認しておきましょう。
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