ドラム式洗濯機で乾燥出来なくなった時にまずやるべきこと
ドラム式洗濯機を使い続けて、乾燥機能が弱った時に「やるべきこと」を実体験に基づき解説します。クリーニング業者による分解清掃を依頼する前に、読んでください。
目次
我が家のドラム式洗濯機の症状
6年使って「乾かなくなった」
東芝製のドラム式洗濯乾燥機です。6年少々前に購入し、毎日洗濯・乾燥運転を行っていました。4人家族で外干しは一切せず、日常的な洗濯はすべて乾燥運転まで行っています。ペットはいません。
5年ほど使い続けた辺りから、洗濯物の乾きが悪くなりました。一度の洗濯乾燥運転では乾ききらず、追加で90分の乾燥運転を行うことで乾くという状況でした。
分解清掃を依頼したが直らなかった
こうした状況を打破すべく、クリーニング業者による分解清掃を依頼しました。が・・・
くらしのマーケットで見つけた業者に依頼した結果
くらしのマーケットで高評価(評価4.8点、口コミ700件以上)の業者にドラム式洗濯機の分解清掃を依頼しました。費用は22500円+駐車場代でした。
その際に起きたトラブルは以下の記事で詳しくまとめていますが、結果として洗濯機の洗濯機能に不具合が生じ、クリーニング業者の負担でメーカー(東芝)の修理に来てもらい、更に乾燥機能も復活しないという結末を迎えました。
対処方法としてやるべきことは何だったのか
では、ドラム式洗濯機の乾燥機能が弱った際の対処方法としては何が適切だったのか。私の教訓をふまえて解説します。
メーカー修理が結局安上がりだった
私のケースの場合、乾燥機能が復活しなかったためクリーニング業者による分解清掃後、半年後に再びメーカー修理に様子を見に来てもらいました(出張費約3000円)
その際受けた説明によると、おそらくヒートポンプなどの詰まりにより乾燥機能が低下しており、分解して汚れを取り除くことで乾燥機能が復活する可能性があるとのことでした。しかしその作業には約3万円、更に部品に不具合があった場合は交換に5万円掛かるとのことでした。
最初からメーカー修理に依頼していれば、3万円で問題が解決できていた可能性が濃厚というわけです。最初からメーカー修理を依頼するべきでした。洗濯槽内の臭いが気になる等、他の事情が無ければ基本的には乾燥機能の不具合はメーカー修理に対応してもらうべきです。
「ちゃんとした業者」と出会うことが出来れば、クリーニング業者による分解清掃の方が安く済む場合も当然あるわけですが、口コミ評価の良い業者を選んだにも関わらずこのような結果となった以上、期待値という観点からメーカー修理の方が「安上がり」と結論付けます。
メーカー修理は何をしてくれるの?
メーカー修理はあくまでも「故障」への対応となり、クリーニング業者が行うようなドラムの洗浄などは行えないとのことでした。乾燥に使うヒートポンプや排気のダクトなどの「汚れを取り除く」作業を行うようです。
例えば洗濯槽内の臭いが気になるケースではクリーニング業者に依頼した方が適切と言えますが、そうでない場合(我が家がそう)はメーカー修理の方が適切と言えると思います。
(おまけ)メーカー修理担当者から聞いた裏話
メーカー修理の方から聞いた話を紹介します。
乾燥経路洗浄機能は有効か
数年前に発売されたモデルから、ヒートポンプや排気ダクトに水を流すことで汚れの蓄積を防ぐ洗浄機能が付いた機種が一般的になっています(我が家の洗濯機には付いていない)
まだ発売から数年という段階であるため、修理に来ていただいた方も「洗浄機能を搭載したモデルで乾燥機能が低下した事例はまだ見たことが無い」とのことでしたが、「乾燥性能の低下を完全に防ぐことは難しいと思う」とおっしゃっていました。
乾燥しなくなった顧客の対処方法
乾燥機能が低下し、修理費用との折り合いも付かなかったお客さんは、乾燥機能を諦めて洗濯専用機として使い続ける人が多いと教えてくれました。また、乾燥機を別途設置し、そちらで乾燥を行う人もいるそうです。
関連記事
ドラム式洗濯機の分解清掃で故障した体験談
乾燥機能復活のはずが・・3年使って分かったドラム式洗濯機のメリット・デメリット17選
縦型洗濯機と比較して優れている点・劣っている点ドラム式洗濯機の電気代を計算した結果
実際にいくらかかるのか、計算しましたドラム式洗濯機で本当におすすめ出来るのはコレ
ランニングコストを含めてお得な機種を紹介します3年使って感じた食洗機のメリット・デメリット
意外と語られない細かな不満点も紹介電気料金プランの比較表
電力自由化のプランを簡単に比較できます 447社掲載
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |