3年使って分かったドラム式洗濯機のメリット・デメリット17選

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ドラム式洗濯機ってどうなの? 3年使ってみた感想は・・


 我が家では引っ越しを機に、これまで使っていた縦型洗濯機からドラム式洗濯機に乗り換えました。3年使ってみて、ドラム式「ならでは」のメリット・デメリットがたくさん見つかったので、一つ一つ紹介していきます。



我が家のドラム式洗濯機


 まずは我が家の洗濯の使用状況などを簡単に紹介します。


 我が家のドラム式洗濯機は東芝のTW-117V5という機種です。ヒートポンプ式の乾燥機能が付いていて、かつ乾燥容量が他の機種と比べて少し大きく、また本体価格が安いということでこの機種を選びました。


我が家のドラム式洗濯機


 ドラム式洗濯機は「洗濯容量」と「乾燥容量」に差があるのが一般的で、我が家のは前者が11Kgに対し乾燥容量は7Kgとなっています。購入する際は乾燥容量に注意して選んでください。


 大人2人に乳児1人という家族構成で、1日1回、寝ている間に洗濯・乾燥を行っています。物干し竿は納戸にしまいっぱなしで、今の家に来てからは一度も外干しをしていません。


ドラム式洗濯機のメリット


 では、早速ドラム式洗濯機を使ってみて「良い!」と感じた部分から紹介します。


「干す」作業が無くてめちゃくちゃラク


 ドラム式洗濯機は洗濯から乾燥まで「全自動」でやってくれる洗濯機です。乾燥機能を使わないなら、わざわざドラム式を選ぶ必然性は低いでしょう。


 スイッチを押すだけで、乾燥して「すぐに着られる状態」で衣類が出てくるのは本当に便利でラクです。


 物干しに吊るす→外す→畳んで収納するという一連の作業が「畳んで収納する」だけ!になるのは家事の負担感が全く違います。


天気を全く気にしなくなった


ドラム式洗濯機があれば天気は気にならなくなる


 乾燥もすべてドラム式洗濯機まかせなので、我が家では外干しを一切しません。なので洗濯をする際に、天気を全く気にしなくなりました。


 外干ししていた頃は天気予報を確認しつつ、それでも夏の時期は通り雨で洗濯物が濡れてしまったり、あるいは梅雨の時期には部屋干しで部屋がジメジメするなどのストレスがありました。


 ドラム式洗濯機で乾燥まで行うことで、そうした天気×洗濯のストレスから完全に解放されました。


花粉症の時期に良い


 外干しする必要が無いので、花粉を気にせず衣類を乾燥させることができます。取り込む時に花粉を「叩いて」落とす必要もありません。


毛布・布団も乾燥まで自宅でできる


 毛布や布団などの「大物」は、一般的な縦型洗濯機でも洗濯できます。しかし、乾燥まで考えるとコインランドリーを利用するか、数千円払ってクリーニング屋さんなどに頼む人も多いと思います。


 ドラム式洗濯機は機種や布団の大きさにもよりますが、毛布・布団の洗濯から乾燥まで自宅で出来るため、重い思いをしてコインランドリーまで行く必要がありません。


 初めて洗うときは、ドラムに毛布を押し込むのが大変だったので「本当に大丈夫なのかな」と不安を感じましたが、失敗したことは無いので今では気兼ねなく洗っています。
 コインランドリーで洗っていた頃より布団を洗う頻度は格段に増えました。


ドラム式洗濯機の騒音は東急8500系並?!


 意外と、容量の問題で布団や毛布を洗えるコインランドリーが少なかったりするので、自宅で洗えるのは便利です。


就寝前にセット→起きたら仕上がってる


 我が家では私が寝る前に洗濯物をドラム式洗濯機にセットし、タイマー設定で翌朝に仕上がるように設定して「寝ている間に」洗濯するようにしています。


 昨日着たものが、翌朝にはちゃんと着られる状態になっているのは便利です。


衣類の在庫を減らせる


 一つ上の項目と関連していますが、昨日着たものをまた翌朝に着られるので、洋服の在庫を減らすことができます。


 私のようにファッションに興味が無い人にとっては、衣類に掛けるお金を節約できるのは有り難いことです。着られる服が2セットあれば問題なく回転できますし、切り詰めれば1セットでも足ります(笑)


 また、乳幼児がいる家庭にとっても大きなメリットといえます。
 成長にともなってすぐに着られなくなる子供服。かといって在庫を減らすと洗濯が間に合わなくなる恐れがありますよね。ドラム式洗濯機で寝ている間に乾燥まで済めば子供服の在庫を減らすことができますし、それでも足りないときは洗濯から乾燥まで最短2時間以内で完了します。


外に干さない→プライバシー保護に


ドラム式洗濯機は防犯にも役立つ


 干してある洗濯物を見れば、その家庭の世帯構成がなんとなく分かります。また、洗濯物の有無で在宅かどうかも判断がつきますよね。


 ドラム式洗濯機があれば洗濯物を外に干す必要が無くなるため、そうした面でプライバシーの保護にもつながりますし、空き巣対策にもなります。一人暮らしの女性にもおすすめです。


水道代・洗剤代が安い


 ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比べて、使用する水の量が少ないです。


 例えば同じ東芝製・洗濯容量12Kgの機種で比べた場合、縦型では139Lの水を使うのに対し、ドラム式はわずか80Lで済みます。大幅な節水が期待できます。


 また、洗剤の使用量もドラム式の方が少なくて済みます。


ドラム式洗濯機は洗剤の量が少なくて済む

上:ニュービーズ 下:部屋干しトップ

 例えばニュービーズ(粉)の場合、6Kgの洗濯物を洗うのに縦型では64gの洗剤を使うのに対し、ドラム式では50gで済みます。部屋干しトップでも75gに対し60gと2割少ない量で洗濯出来ます。


 トータルで1回あたり数円の節約になるほか、地味に面倒な洗剤の購入の頻度を減らすことが出来ます。




ドラム式洗濯機のデメリット・不満な点


 大きなメリットがあるドラム式洗濯機ですが、使ってみて初めて気づいたデメリットもたくさんありました。不満な点を紹介します。


衣類の傷みが激しい


 ドラム式洗濯機に替えてから、衣類の傷みがとても早くなりました。


 ドラム式洗濯機はドラムの中で「叩いて」洗濯し、温風を当てて乾燥するため衣類にとっては過酷な環境といえます。


 生地によっては、ユニクロのカシミアのセーターなどは「2サイズくらい」縮んでしまって着られなくなってしまいました。ウールやカシミアなどは乾燥できません。


 ユニクロの服は耐久性が高くて良いな、というのをドラム式洗濯機を使いはじめて改めて実感しました。GAPやトミー・ヒルフィガーと比べると、耐久性が段違いです。


音がうるさい


 縦型と比べて、ドラム式洗濯機の方が間違いなくうるさいです。


ドラム式洗濯機の騒音は東急8500系並?!


 洗濯している時はそれほどでもありませんが、脱水しているときは「電車に乗っているような」騒音が鳴ります。東急田園都市線を走る8500系のような感じです・・
 木造住宅の場合、真隣の部屋で就寝中に洗濯するのは・・どうかな。私はちょっと勘弁です。


 わが家では寝室から廊下を挟んだ洗面所に洗濯機を置いていますが、洗面所のドアを開けた状態(つまり寝室のドア一枚の状態)で洗濯すると騒音で目が覚めることがあります。洗面所のドアを閉めると就寝中でも気にならないので、ドア2枚隔てると大丈夫です。


 木造や軽量鉄骨の集合住宅での使用は、時間帯を問わず気が引けます。鉄筋のマンションでも、深夜の使用は控えた方がよいでしょう。


 意外と「洗濯中」は縦型よりも静かかもしれません。ただ、脱水中はうるさいです。また、乾燥中も「ゴーッ」という音がずっと続きます。ドアを閉めれば気にならない程度の音ではありますが。


本体の手入れが縦型より面倒


 縦型洗濯機と比べて、本体の手入れに掛かる手間は増えます。


 日常的に手入れが必要なのは2箇所。


 1つ目は乾燥用の排気フィルターです。使用後に溜まったホコリを取り除く必要があり、サボると洗濯物が乾かなくなります。我が家の場合は最低でも乾燥「2回に1回」ごとにやる必要があります。作業自体は10秒あれば終わるので簡単ですが。


ドラム式洗濯機の排気フィルターの掃除


 もう一箇所は糸くずフィルターです。
 縦型の場合はパカっと外して丸まった糸くずの塊をポイッと捨てるだけでOKですが、ドラム式洗濯機では歯ブラシなどでゴシゴシとこすらなくてはなりません。糸くずは湿っているので、臭いもありますし、なかなか取れません。1〜2分掛かります。頻度は週1くらいです。
 2021年現在販売されている機種では、糸くずフィルターの形状が網目ではなく「くし」のようになっており、私が使っているタイプよりも掃除しやすくなっているようです。ゴミ箱の上で振れば糸くずが落ちるようです。


ドラム式洗濯機の糸くずフィルター


 サボると排水が滞り、洗濯が途中で停止してしまいます。朝起きて洗濯が仕上がっていないことが稀にありますが、原因はいつも(掃除をサボった)糸くずフィルターの詰まりです。


 また、本体内部にホコリが溜まるのも面倒です(1ヶ月に1度くらい手でサッと取り除く)


洗濯物を途中投入できない


 洗濯をスタートしてから「あれも洗わなきゃ!」と途中で洗濯物を追加したくなることがあると思います。


 縦型の場合は脱水中でなければ途中投入が簡単にできますが、ドラム式は注水が始まった後はフタを開けることが出来ないため、途中投入が出来ません。


脱水中に家が揺れる(木造戸建て)


 我が家は木造戸建ての2階に洗濯機を設置しています。


 ドラム式洗濯機で脱水が始まると、5秒前後と短い時間ではありますが、家が揺れます。震度1〜2くらいの揺れです。眠りが浅いときはこの揺れで目が覚めることもあります。


 マンションやある程度大きなアパートであれば揺れることは無いと思いますが、戸建てでは揺れを覚悟した方がよいでしょう。


ドラム式洗濯機は家が揺れる


乾燥容量が少ない→大家族には厳しい


 冒頭でも紹介したように、ドラム式洗濯機は「洗濯容量」と「乾燥容量」に差があります。


 12Kgの洗濯容量があるものがドラム式洗濯機では「最大クラス」となりますが、それに対する乾燥容量は7Kgです。


 洗濯機の容量は「1人1日分→1.5Kg」が目安とされています。
 それに当てはめると、7Kgのドラム式洗濯機は5人家族だと少し厳しいサイズ、ということになるでしょう。容量オーバーだと生乾きになります。


 ドラム式洗濯機を100%使いこなせるのは「4人家族まで」と言えそうです。
 5人以上の場合は、洗濯が終わった時点でシャツなどハンガーに吊るせるものを出して、残ったものだけ乾燥するなどの工夫が必要になります。


コストが高い(電気代・本体価格)


 縦型の「おまけ」程度の乾燥機能と違い、ちゃんとした乾燥機能が付いている分、本体価格は高いです。2倍近い差があります。


 また、毎日の電気代も掛かります。
 電気代が安いヒートポンプ式でも、一回の乾燥で約16円の電気代が掛かります(洗濯は約2円) 毎日乾燥すると、月に480円の電気代になります(東芝TW-117V5Lの場合 26円/kWhで試算)


縦型洗濯機
AW-10SD6
ドラム式/ヒートポンプ
TW-117V5L
ドラム式/ヒーター
ES-H10B
洗濯 2.3円
(87Wh)
1.8円
(70Wh)
1.8円
(68Wh)
乾燥 - 16.1円
(620Wh)
48.9円
(1880Wh)
合計 2.3円 18円 50.7円

 本体価格はヒートポンプ式の方が数万円高いですが、毎日乾燥するのであればヒートポンプ式がおすすめです。壊れるまでに差額は「元が取れる」はずです(5万円差なら4年少々で回収)
 また、乾燥する際の温度もヒートポンプ式の方が低いので、衣類へのダメージも少ないです。


 月480円と考えると、安い新電力に切り替えて節約した分で十分捻出できる金額です。電力会社の切り替えもあわせて検討してみてください。


 なお、電気式の浴室乾燥は消費電力量は1時間で1200Wh、電気代に換算して31.2円です。2時間使うと62円ですから、浴室乾燥と比べるとドラム式洗濯機の方がエコです。2時間あっても乾かないですよね。


本体の搬出・搬入が大変


 同程度の洗濯容量がある機種同士で比べると、縦型は47Kg(AW-10SD6:簡易乾燥機能付き)ですが、それに対しドラム式洗濯機はなんと88Kgもあります(TW-117V5L)


 我が家は購入した電気店に頼んで2階に設置してもらいましたが、階段を上げるのは本当に大変そうでした(2人で作業) 素人では搬入は無理だと思います。


洗濯運転のみだと仕上がりが最悪


 ドラム式洗濯機はドラム内に洗濯物を「叩きつけて」洗うため、洗濯物の繊維がつぶれてしまい、そのまま自然乾燥させるとバスタオルはゴワゴワになってしまいます。


 ドラム式洗濯機の利用は乾燥までがセットだと考えることをおすすめします(軽く乾燥させてから自然乾燥に切り替えるのは大丈夫です) 乾燥までやってもらうと、ふっくら仕上がります。


長期間使い続けると乾燥しなくなる


 使用し続けて6年経った時点で加筆します。


 毎日洗濯・乾燥運転を続けた結果、購入から5年ほど経った辺りから洗濯物の「乾き」が悪くなりました。乾燥運転を終えても洗濯物がしっかりと濡れた状態(固く絞った雑巾くらいの濡れ具合)で、追加で更に90分の乾燥運転が必要な状況になりました。


 ドラム式洗濯機は構造上、長期間使い続けると中のヒートポンプやダクトにホコリなどのゴミが蓄積し、洗濯物が乾きづらくなる特性があるようです。


クリーニング業者に分解清掃を依頼した直後のドラム式洗濯機の内部

クリーニング業者に分解清掃を依頼した直後のドラム式洗濯機の内部

 2020年頃以降に発売されたモデルでは、汚れが蓄積しやすい箇所に水を流し、ゴミの蓄積を防ぐことで乾燥性能の低下を防ぐ機能が搭載されているものが主流となっています。我が家のドラム式洗濯機にはこの機能はありません。


 メーカーの修理担当者いわく、この機能があることで乾燥性能の低下は軽減出来るものの、乾燥性能の低下を完全に防ぐことは難しいだろうと個人的見解を教えてくれました。メーカー修理を依頼すれば対応してくれる(分解し、中に蓄積された汚れやホコリを取り除く)そうですが、費用は東芝の場合3万円程度掛かるとのことでした。


 こうした出費が生じる点も考慮する必要があります。乾燥性能低下については以下の記事に詳しくまとめています。




買う前に不安に感じていたこと


 続いて、初めてドラム式洗濯機を買う前に不安に感じていたことと、実際に使ってみた感想を紹介します。


汚れ落ちは?


 「ドラム式は洗浄力が弱い」というのが通説です。なので実際に使うまでは汚れ落ちが不安でした。


 実際に3年使ってみて、不満に感じる場面は無いです。ちゃんと洗濯機として使うことが出来ています。我が家には小さな子どもがおりますが、食べ汚しなども気にせず洗っても概ねきれいになっています。


 汚れが酷いときは液体洗剤を汚れている箇所に直接垂らし、数時間放置してから洗うか、温水で洗える機能を使っています。そこまでしなくても普通にきれいになりますが。


ドラム式洗濯機の洗浄力は特に問題なし


子供の窒息死対策は大丈夫?


 時たまニュースで目にする「ドラム式洗濯機で子供が窒息死」という痛ましいニュース。我が家も子供がいるので不安でした。


 ただ、実際にドラム式洗濯機を使ってみるとフタを閉める際、かなり強い力で押し込まなければ閉まらないようになっていることに気づきました。仮に子供が中に入ってしまっても、中から自分でしっかり閉めるのはかなり難しいと思います。


 ただし、家電量販店で試してみると機種によっては軽い力で閉められるものもあるので、「怖い」と感じるものもあります。


 子供は何をするか分からないので、念のため「チャイルドロック」を使えばより安心です。最近のドラム式洗濯機であればチャイルドロック機能が付いているはずなので、活用してください(一定の操作をしないとロックが解除されなくなる機能)


設置スペースは大丈夫?


 縦型と比べて若干大きなドラム式洗濯機。都内の狭小住宅で暮らす我が家は設置・搬入がやや不安でした。


 搬入についてはリビングのドアを外す必要があったり、階段を上げるのが大変でしたが、置いてみると特別大きいという感じはありません。縦型洗濯機と遜色ないです。


乾燥で服がシワシワにならないか


 買う前はちゃんと乾くのか、また乾かしてアイロンを掛けずに着られる状態なのかという不安もありました。


 実際に使ってみると、縦型洗濯機からの自然乾燥と遜色ないと感じます。私はユニクロのネルシャツを毎日着用していますが、一度もアイロンを掛けたことは無いです。家族の服も同様です。


ドラム式洗濯機で乾燥したユニクロのシャツ


 上の写真は、実際にドラム式洗濯機で乾燥を完了した直後のユニクロのシャツです。4年前に購入したので若干色あせています、、
 私はこのまま着ます。おそらくこの程度のシワで気になる人は、縦型洗濯機・自然乾燥でもアイロンを掛けていると思うので、作業量は変わらないでしょう。


 ただし、デメリットのところで紹介したように服へのダメージは大きいので、その点は注意しましょう。


ちゃんと乾くのか


 買う前は「ちゃんと乾くのか」というのが少し不安でした。


 実際に使ってみると、乾燥が完了すればそのまま着られるくらいにちゃんと乾燥していることが「ほとんど」なので、問題は無いと感じます。ただし、ちゃんと乾かない時も稀にあります。



 衣服と衣服の間に温風が吹き込まないと乾燥できません。隙間が無いくらいに衣服を詰め込むと、何時間乾燥しても生乾きとなってしまいます。


 また、乾燥フィルターはほぼ毎回掃除しないと乾きが悪くなります。1回おきくらいなら大丈夫ですが、2〜3回サボると乾きが怪しくなります(我が家のドラム式洗濯機の場合)


 あとは部屋の換気です。我が家では洗面所に洗濯機を設置していますが、ドアを締め切っていると乾燥中は部屋の中が高温・多湿となります。春・秋・冬はそれでもちゃんと乾きますが、夏場は換気扇を回さないと「ちゃんと乾かない」ことがあり、その点が若干不便だと感じています。


まとめ


 最後に、まとめます。


不満はあるけど次もドラム式かな


 8つのメリットに対し、9つのデメリットを挙げましたが、それでも次もドラム式洗濯機を買いたいです。「干さなくていい」というのは本当にラクなので、一度体験してしまうと前に戻ることはできません。


 ドラム式洗濯機、おすすめです。


おすすめのドラム式洗濯機


 最後に、実際にドラム式洗濯機の購入を考えている人に役立つ情報を紹介して終わります。


選び方のポイント


 デメリットのところでも説明しましたが、見落としがちなのが「洗濯容量」と「乾燥容量」の差です。
 洗濯容量に対し、乾燥容量は約半分程度なのが一般的で、 容量を超えると生乾きになったり乾燥終了まで長い時間が掛かります。


 洗濯物は「1人・1日 1.5Kg」が目安とされているので、それを参考に選んでください。


 また、乾燥の方式としてヒーター式やヒートポンプ式がありますが、圧倒的に「ヒートポンプ式」がおすすめです。
 電気代が圧倒的に安いため、本体価格が高いことを差し引いても元は取れます。また、乾燥温度が低いため衣類の痛みも少なくて済みます。


ヒーター式 ヒートポンプ式
仕組み ドライヤーと同じ エアコンと同じ
乾燥温度 高い 低い
衣類へのダメージ 大きい 小さい
電気代 高い 安い
本体価格 安い 高い

 具体的におすすめのドラム式洗濯機は以下の記事で紹介します。


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