新電力、申込みから切り替えまでの期間はどれくらい?
新電力に申し込んでから切り替えが完了するまでに、どれくらいの期間が掛かるのか。これまでに電力会社を10回以上乗り換えている私が、実体験をもとに解説します。
目次
13回切り替えた実録
これまでに合計13回、電力会社を切り替えた記録をもとに解説します。
申し込みから切り替え完了までの日数一覧
ネットから申し込みを行った日付と、切り替えが完了(供給が開始)した日付、その間の日数を一覧表でまとめます。
乗り換え | 申込日 | 供給開始日 | 日数 |
---|---|---|---|
東電→ENEOSでんき | 3月25日 | 4月21日 | 27日 |
ENEOSでんき→Looopでんき | 4月19日 | 5月17日 | 28日 |
Looopでんき→東京ガス | 10月23日 | 11月17日 | 25日 |
東京ガス→あしたでんき | 6月17日 | 7月17日 | 30日 |
あしたでんき→親指でんき | 9月30日 | 10月17日 | 17日 |
親指でんき→楽天でんき | 10月23日 | 11月17日 | 25日 |
楽天でんき→エルピオでんき | 3月5日 | 3月17日 | 12日 |
エルピオでんき→AIでんき | 7月22日 | 8月17日 | 26日 |
AIでんき→出光興産 | 10月9日 | 11月17日 | 39日 |
出光興産→CDエナジー | 12月26日 | 2月17日 | 53日 |
CDエナジー→自然電力 | 6月12日 | 7月17日 | 35日 |
自然電力→シン・エナジー | 9月20日 | 10月17日 | 27日 |
東電→熊本電力 | 2月13日 | 2月20日 | 7日 |
最初の東電→ENEOSは引っ越す前の自宅、最後の東電→熊本電力は家族の士業事務所、それ以外は現在暮らしている自宅での記録です。
平均値は「27日」
上記13件の平均値は27日でした。ウェブで申し込みを行ってからおおよそ1ヶ月後に、切り替えが完了するイメージです。ただし、申し込みから切り替えまでの日数は上表で見てもわかるとおり、7日〜53日と大きなばらつきがあります。
なお、それぞれ切り替えの詳細を綴った体験記を公開しているので、気になる電力会社があれば上表内のリンクをクリックしてみてください。
切り替えに掛かる期間の目安は?
切り替えに掛かる日数について、考察をまとめます。
切り替えは「検針日」付け
電力会社の切り替えは、基本的に「検針日」をもって行われます。検針日とは、電気の使用量をカウントする締日のことです。地域などによって固定されており、電力会社を何度乗り換えても基本的に変わることはありません。
上表で17日に供給開始したものが多いのは、我が家の検針日が17日であるためです(17日でない2件は現在の自宅以外での記録)
2ヶ月あれば切り替わる
検針日をもって切り替わると説明しましたが、申込みのタイミングと次回検針日までの残り日数によっては、次回検針日に切り替わらないことがあります。上の記録では13回中、3回が切り替え完了まで30日超掛かっていますが、検針日を1回またいでいることになります。
ですが上の記録からも分かるとおり、60日を超えたケースは無いため基本的には次回、あるいは遅くとも次次回の検針日には切り替わるということで「2ヶ月は掛からない」と言えそうです(もちろんイレギュラーはありますが)
期間が伸びるいくつかの要因
切り替えまでの日数が長くなってしまいやすい要因を紹介します。
- 申込内容の不備(地点番号等の入力ミスなど)
- 次回検針日までの日数が少ない場合
- 年末年始、GWなど長期休暇を挟む場合
特に注意したいのが、申込内容の不備です。
よくある(私も経験あり)のが、供給地点特定番号や現在契約している電力会社のお客様番号の入力ミス、あるいは住所や名義人の間違いです。
特に「お客様番号」は、会社によってはどれがお客様番号なのか分からない、複数の番号が存在するケースがあり、間違ったものを入力して申し込みを行うと確認のため申し込んだ先(切り替え先)の電力会社から確認のメールや電話が来てタイムロスとなります。
早く切り替えるには、早く申し込むのが一番です。切り替え完了が一ヶ月遅れればその分、電気代の削減メリットを得られなくなります。
電力会社の比較なら 掲載数No.1の料金比較
当サイトでは電気料金比較サイトとしては最多の447社・5486プランを比較することが出来ます。電気代が「本当に安い」電力会社が見つかります。
- 料金シミュレーションはこちら
電気料金プランの比較表
電力自由化のプランを簡単に比較できます 447社掲載