自宅のネット回線を2Mbpsから80Mbpsに改善した話
自宅のネット回線(光)がたびたび遅くなり、困っていた私がたった5分で速度を20倍に改善できた実話を紹介します。ネット回線が遅くて困っている方の参考になれば幸いです。もちろん工事は不要です。
2Mbpsを切ることもあった自宅の光回線が5分で80Mbpsに
自宅のネット回線(フレッツ光)がたびたび遅くなり、困っていました。2Mbpsを切って1Mbps以下と、一昔前の3G回線にも劣る速度しか出ないこともあり、テレワークに支障をきたしていました。なんとなく、Windowsアップデートが来るタイミングで遅くなっていた気がします。「遅くない」タイミングでも50Mbps以上出ることは稀でした。
10Mbps以下では仕事に支障をきたすので、抜本的な解決をと思い対策を講じた結果、ついさっきまで2Mbpsを下回っていた通信速度が80Mbps前後に大きく改善することが出来ました。作業時間わずか5分。記事後半で詳しい手順を解説します。
5分で速度を20倍超に改善できた
たった5分で通信速度を20倍超に改善できた方法を紹介します。
プロバイダーを変更した
今回私が行ったのが、プロバイダーの変更です。
プロバイダーとは回線をインターネットに繋げる役割を果たしている部分で、ここの混雑により通信速度が大幅に低下することがあります。
実は直近まで利用していたDTIも、2017年にBIGLOBEがあまりにも低速で我慢しかねて利用を開始したものでした。あれからずっと使い続けた結果、DTIも遅くなってしまったので今回は速度を売りにしているインターリンクのプロバイダーに乗り換えました。回線はフレッツ光のままです。
インターリンクは最大2ヶ月無料体験ができ、契約期間も無く解約違約金や初期費用も無いということで、万が一契約して速度が遅かった場合でもすぐに利用を中止することが出来るので選びました
これまで利用していたDTI光が月額748円に対し、インターリンクは月額1100円と大幅に値上がりしましたが、現在の住まいでこれまでに体験したことが無かった通信速度を手にすることが出来たので満足しています。
なお、プロバイダーを変更せずともIPv4からIPv6による接続に切り替えることで、通信速度が改善することがあります。我が家では一部の機器が対応していなかったため断念しました。
変更の手順
プロバイダーのみを変更する手順は以下のとおり。
乗り換え先のプロバイダーを選ぶ
↓
ウェブで申し込む
↓
申込み完了画面にある接続情報をWiFiルーターの設定画面に入力
↓
動作確認後、これまで利用していたプロバイダーの解約手続きを行う
工事などは必要無く、申込みから実際に切り替わるまで約5分で完了しました。WiFiに接続する際のパスワード等の変更も必要なく、新たなプロバイダーの接続情報を自宅のWiFiルーターに入力するだけです。
変更する際の注意点
我が家のように単にスマホやパソコンでネットの通信を利用しているだけの環境では、これまで利用していたプロバイダーの解約違約金などに注意するだけで問題ありません。解約時に解約違約金が発生する場合があります(過去に「まともに使えなかった」とBIGLOBEのコールセンターに抗議したところ、違約金が免除された経験があります)
注意すべき点としては、プロバイダーが提供しているメールアドレスはプロバイダーを変更すると利用できなくなります。メールアドレスの変更手続きを忘れないよう注意しましょう。
また、eo光のようにeo光のプロバイダーしか利用できない回線もあるようです。NTT東西以外の回線を利用している場合などには注意してください。プロバイダーの申込み画面に利用できる回線の一覧があるので、よく確認して申し込みを行いましょう。auひかりやNURO光もプロバイダー変更ができないようです。
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