格安SIMから楽天モバイルに乗り換えて1ヶ月経った感想

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格安SIM歴6年の私が楽天モバイルにMNPした記録


楽天モバイルのSIMカード


 私はこれまで約6年にわたり格安SIMを利用していましたが、楽天モバイルにMNPしました。料金や気になる「通信品質」について、楽天モバイルを約1ヶ月使ってみた感想をまとめます。



6年使ったOCNモバイルONE(格安SIM)


 まずはこれまで利用してきた格安SIMについて紹介します。


平均月1916円を支払っていた


以前契約していた格安SIM(OCNモバイルONE)の契約書

以前契約していたOCNモバイルONE

 私がこれまで約6年にわたり利用してきたのが、ドコモ回線の格安SIM「OCNモバイルONE」です。音声通話付き、データ容量「1日110MB」というプランで、直近1年間の料金は平均で月1916円でした(通話料など含め)


 平日昼間などに通信速度が「少々遅い」という感想を持ちながら利用していましたが、6年も利用しているとそれ以前に契約していたドコモ回線がどのような通信品質だったか全く思い出せないので、大きな不満はありませんでした。ドコモ回線なので「圏外」という表示を見た記憶は全く無いです。


楽天モバイルに乗り換えた感想


 続いて、楽天モバイルを利用した感想をまとめます。


乗り換え手続きは全て自宅で出来て簡単


 乗り換えの諸々全て、自宅で完了しました。


 流れとしては、1.OCNに「MNP受付番号」を発行してもらう(Web)→2.楽天モバイルに申し込む→3.SIMカードが宅配便で届く→4.SIMカードを入れ替え、楽天モバイルの会員ページから「MNP転入」のボタンを押すという手順です。


楽天モバイルへのMNPの最終段階

楽天モバイルへのMNPの最終段階

 6年前、ドコモから格安SIMに切り替えた際、半日ほどスマホを使えない期間があったような記憶が薄っすらとありますが、楽天モバイルへの切り替えは不通となる時間はほぼ無く、その点でも良かったです。SIMカードを受け取り後、楽天モバイルのウェブで「MNP転入を開始する」というボタンを押すとほぼ同時にOCNモバイルのSIMが圏外になり、楽天のSIMに差し替えて設定をいじっている間に電波が復活しました。


料金は約半額になる見通し


 楽天モバイルの料金体系は、月の通信量によって変わる変動制です。


利用量 料金(税込)
〜1GB 0円
〜3GB 1078円
〜20GB 2178円
20GB〜 3278円

 私の場合、月0.8MB〜1.2GB程度しか利用しないので、0円もしくは月1078円でおさまる予定です。格安SIMでは1916円掛かっていたので、スマホ料金は半額以下になると見込んでいます。


通話料「ほぼ」無料は有り難い


 無料で使える「Rakuten Link」という通話アプリを利用することで、一般の固定電話や他社を含む携帯電話などへの通話料が「0円」です。0円にならない例外として0570で始まるナビダイヤルや国際電話がありますが、通話料が「ほぼ」無料と言えます。


 他社では、オプション料金を支払うことで「かけ放題」になったり、1回5分までの通話料が掛からないオプションがありますが、楽天モバイルの場合は最初からそれらが無料で付いており、お得です。通話品質も特に問題無いです。


かけ放題 5分以内
通話無料
楽天モバイル 0円 0円
ahamo
(ドコモ)
1100円 0円
povo
(au)
1650円 550円
LINEMO
(SB)
1650円 550円
1年間無料

 他社の「かけ放題」についても、残念ながらナビダイヤル(0570)への通話は有料です。


気になる電波は「ほぼ」不満無し


 他社のテレビCMでは「ちゃんと繋がる」と、楽天モバイルを暗に批判している例もありますが、都内あるいは東京近郊では繋がらないということは無く、スマホ回線として何ら問題は無いと感じます。地下鉄車内や大型ビル内でも問題なく通信できます。


 山間部に行く機会がまだ無いので何とも言えませんが、山間部は「パートナー回線エリア」(auの通信網を使う)となっており、auと同等に繋がるのではないでしょうか。


 ただし、後半で詳しく紹介しますが「完璧」ではない部分もあるのも事実です。


通信速度が速い


楽天モバイルの通信速度

60M近い速度が出ることも

 都内の自宅周辺でスピードテストを何度も実施していますが、ダウンロード速度は概ね35〜50Mbpsと十分な速度が出ています(楽天モバイル、4G、東京23区)


 体感としても、以前利用していた格安SIMよりも時間帯問わずネットサーフィンが若干快適になったと感じており、満足度が高いです。


楽天モバイルで不満に感じる点


 不満点を指摘します。


数分ほど圏外になったことも


楽天モバイルで圏外になった


 概ね問題なく通信出来ていますが、数分にわたり電波を拾えなくなる事例がありました。現在使用しているスマホは格安SIM時代から2年以上利用していますが、格安SIMの時にはこのようなことは経験していないので、楽天モバイルが原因だと考えています。


 しかも、その圏外になる症状を観測したのは、楽天グループ本社と同じビルに入居する二子玉川エクセルホテル東急28階の客室内でした(楽天とは関係のない事情のため宿泊した) 数分後には再びデータ通信が復活しましたが、冗談みたいな本当の話です。


二子玉川で圏外になった楽天モバイル

二子玉川エクセルホテル東急からの眺め

通信量が気になってしまう


 通信量によって料金が変わる料金体系なので、どうしても通信量が気になってしまいます。通信量や通話時間は専用アプリから簡単に確認出来るので、ついつい一日に何度も確認してしまい、時間を奪われている感があります。


楽天モバイルアプリ

楽天モバイルアプリ

他社の新プランと比較して


 最後に、私が他社の「新料金プラン」ではなく楽天モバイルを選んだ理由をまとめて結びとします。


20GBも必要無ければ楽天が良いと思う


 前述の通り、私は月のデータ通信量が1GB前後しかなく、20GBという大容量を前提とした他社の「新プラン」は明らかに不必要だと考えました。


楽天 ahamo povo LINEMO
〜1GB 0円 2970円 2728円 990円
〜3GB 1078円
〜20GB 2178円 2728円
20GB〜 3278円
制限なし
超過後
1Mbps
超過後
1Mbps
超過後
1Mbps

 3GBまで、と考えるとソフトバンクのLINEMOも選択肢に入りますが、私の場合月1GBを下回る月もあるため、楽天モバイルの方が安くなる可能性がある、また通話料の観点からも楽天モバイルが有利だと考え、意を決して楽天モバイルを選択しました。


かけ放題 5分以内
通話無料
楽天モバイル 0円 0円
ahamo
(ドコモ)
1100円 0円
povo
(au)
1650円 550円
LINEMO
(SB)
1650円 550円
1年間無料

 楽天モバイルは「すぐ圏外になる」ようなイメージがあったので、正直なところMNPには覚悟が必要となりましたが、1ヶ月使ってみて繋がらないということは無かったので、現在のところ満足しています。


 毎月20GB以上使う、5分以上の通話をしない人はahamoもアリだと思います。20GBを超過すると速度が1Mbpsに制限されますが、1Mbpsあればネットも十分閲覧出来ますし、Youtubeの動画もスマホで「高画質でなければ」視聴できるので実用性が高く、料金も楽天モバイルより安くなるでしょう。通話はしない、というのであればpovoとLINEMOもアリです。


楽天でんき公式サイト



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