電池スペーサーはとても便利
電力自由化とは何の関係もありませんが、私が個人的に使っていて「もっと世の中に広まってほしい」と思う電池スペーサーの魅力をお伝えしたいと思います。
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そもそも電池スペーサーとは?
「電池スペーサー」という言葉を聞いたことが無い人も多いと思うので、まずは電池スペーサーを簡単に紹介します。
使い方
「電池スペーサー」は、家庭用の乾電池に使うアダプターです。本来のサイズとは異なるサイズの電池として使うための道具です。
使い方は簡単で、乾電池を中に装着するだけ。あとは電池を使う器具に、通常と同じ要領でセットするだけです。
小さいサイズの電池をワンサイズ〜2サイズ大きな電池として使うことができます。
電池スペーサーのメリット
では、この電池スペーサーにはどんなメリットがあるのか。詳しく紹介します。
いざという時に役立つ
夜に突然電池が切れ、そして買い置きも無くて困ったという経験がある人も少なくないでしょう。買い置きがあっても、サイズが合わず使えないこともあります。
そんな時は電池スペーサーの出番。買い置きしていた(もしくはその辺のリモコンから外した)小さい電池に電池スペーサーを使うことで、大きなサイズの電池として使うことができます。
また、災害時にも役に立ちそうです。
東日本大震災の時は直接の被災地でない東京で「買い占め」による物不足が発生しました。日用品がスーパーの棚からことごとく消え、電池の入手も難しい状況でした。
そんな状況でも、単4サイズの電池は在庫が残っている店が多く、懐中電灯などによく使われる単1・2よりも入手が容易でした。電池スペーサーがあれば、単4を調達して急場をしのぐことが出来る場合もありそうです。
重量を軽くできる
最近は無線のマウスを使っている人も多いですね。そして、多くの無線マウスは単3電池1本を必要とします。
実は電池スペーサーを使うと、本来のサイズの電池を使うのに比べて重量を軽くすることができます。
重量 | |
---|---|
単3充電池 | 25.0g |
単4充電池と 電池スペーサー (実質単3) |
15.5g |
私の手元にある電池とスペーサーで計量したところ、1本あたり4割近く軽かったです。更に大きいサイズになると、例えば単1電池が92gに対し単3+スペーサーは38.5gと半分以下の重量になります。
お金の節約になる
電池スペーサーは100円ショップでも「3本入り110円」程度の価格で手に入ります。また、中に入れる電池自体もサイズが小さいので安上がりです。まあ、持ちは悪くなるのでランニングコストで見ると割高ですが。
しかし、我が家のように充電池を使っている場合は話が変わってきます。
例えば単2の充電池(eneloop)が1本882円するのに対し、単3は1本あたり245円。また、単1・2対応の充電器は単3・4のみ対応の充電器と比べて高価です。
単1・2サイズは単3+スペーサーで「乗り切る」のがコスパが良いでしょう。
デメリットは?
デメリットもあります。
電池の持ちが悪くなる
実際の電池サイズが小さくなる分、電池の持ちは悪くなります。
eneloop | 容量 |
---|---|
単4 | 750mAh |
単3 | 1900mAh |
単2 | 3000mAh |
単1 | 5700mAh |
いずれも充電式電池eneloopの容量ですが、サイズによって容量にこれほどの差があります。つまり、単純計算で単3+スペーサーは単1の3分の1程度しか持たないことになります。
単3でもeneloopの高容量モデルは2500mAhなので、スペーサー用にはこちらがおすすめです。
一部の機器で使えない場合も
安物の出来が悪いスペーサーを使うと、サイズが合わなかったり機器の電極と上手く接触できず使えないこともあります。
私が体験した例だと、5年ほど前に買ったeneloop純正スペーサーをガスコンロに取り付けようとしたところ、電極に上手く接触せず使えませんでした。最新のeneloop純正スペーサーは改良が加えられたため、使えます。
「使えない」という経験は少ないですが、災害用にスペーサーを備蓄する場合は予め手持ちの機器で使えるかどうか実際に試して確認しておくことをおすすめします。
持っていて損は無いです!
100円ショップでも買えますし、Amazonで買っても6本500円以下で手に入るので、いざという時のために持っておいて損は無いです。災害用の備蓄としてもおすすめです。いざという時は家中のリモコンから電池を外して、懐中電灯やラジオなどに使えます。
単4→単3はマスト、また単3→単2と単3→単1も用意しておくと役に立つ時が訪れるかもしれません。
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