1100Wの電気代はいくら?
1100Wの消費電力の電化製品を使うと、電気代はいくらかかるのか。簡単な計算結果に加え、数字を入力すると計算結果が分かるシミュレーターを紹介します。
目次
1100Wの電気代の計算結果
1100Wの電気を使うと電気代がいくらかかるのか。計算結果を紹介します(家電製品の電気代を計算する際に用いられる27円/kWh:全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」で計算した結果を紹介します)
1分・1時間ごとの電気代の一覧
1100Wの電力を使うと掛かる電気代は以下のとおり。
経過時間 | 電気代 |
---|---|
1分 | 0.5円 |
1時間 | 29.7円 |
電気代計算シミューレーター
より詳細に計算出来ます(半角数字で入力してください)
詳細シミュレーション
1100Wのアンペア(A)は?
豆知識として、1100Wのアンペア(A)を紹介します。
電力(W)は電圧(V)×電流(A)によって求められます。日本の一般家庭の電化製品は100V(一部のエアコンなどは200V)なので、ワット数を100で割ったもの(200Vの場合は200で割ったもの)がアンペアとなります。
つまり1100Wの場合は11Aです。
1100Wの主な家電製品の一覧
消費電力が1100W程度の家電製品を一覧で紹介します。
単機能レンジ
オーブン機能が無い単機能の電子レンジの消費電力は1100W前後です。
電子レンジは「600W」「700W」という形で出力を調整することが可能である場合がありますが、実際の消費電力はその1.5〜2倍程度になるのが一般的です。したがって700Wで加熱した時の消費電力が1100Wになるイメージです。
例えば1日3分使用した場合の電気代は、年間で542円です。
電子レンジは冷蔵庫やトースターなどと同じコンセントを使うことが多いですが、一般家庭のコンセントは1500Wが上限であることが多いため電子レンジとトースターを同時に使うと容量オーバーとなり危険です。
ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機の定格消費電力は1100Wというものが多いです。洗濯運転時の消費電力は最大200〜300W前後なので、最大容量で使うのは乾燥運転のタイミングです。
私が過去に実際にドラム式洗濯機を使って何度も計測した際、洗濯〜乾燥まで平均で1回あたり39円の電気代が掛かりました。電気代が安いヒートポンプ式乾燥での計測結果なので、ヒーター式乾燥のドラム式洗濯機では更に電気代が掛かります。
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シーズヒーター
シーズヒーターの消費電力は最大1100W前後というものが多いです。昔からあるハロゲンヒーターと比べて消費電力がやや小さく、遠赤外線の放射量が多いメリットがある暖房器具です。
エアコンと比べるとどうしても熱効率は3分の1以下と低いため、部屋全体を暖める用途で使うには明らかに非効率です。足元が寒い時などに、エアコンや石油ストーブなどの補助として使うのがおすすめです。
延長コードや2口タップに繋いで使うことも多いと思いますが、延長コードやタップは最大1500Wまで対応となっているので、消費電力が大きな電化製品との併用は禁物です。
電力会社を乗り換えると5〜15%安くなる
電力会社を安い新電力に切り替えることで、電気代が5〜15%安くなります。
一般的な家庭では、平均して年間で1万円前後の節約になります。切り替えは簡単で、ネットで5分あれば完了します。初期費用などは掛かりません。工事も必要ありません。
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