1200Wの電気代はいくら?
1200Wの消費電力の電化製品を使うと、電気代はいくらかかるのか。簡単な計算結果に加え、数字を入力すると計算結果が分かるシミュレーターを紹介します。
目次
1200Wの電気代の計算結果
1200Wの電気を使うと電気代がいくらかかるのか。計算結果を紹介します(家電製品の電気代を計算する際に用いられる27円/kWh:全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」で計算した結果を紹介します)
1分・1時間ごとの電気代の一覧
1200Wの電力を使うと掛かる電気代は以下のとおり。
経過時間 | 電気代 |
---|---|
1分 | 0.54円 |
1時間 | 32.4円 |
電気代計算シミューレーター
より詳細に計算出来ます(半角数字で入力してください)
詳細シミュレーション
1200Wのアンペア(A)は?
豆知識として、1200Wのアンペア(A)を紹介します。
電力(W)は電圧(V)×電流(A)によって求められます。日本の一般家庭の電化製品は100V(一部のエアコンなどは200V)なので、ワット数を100で割ったもの(200Vの場合は200で割ったもの)がアンペアとなります。
つまり1200Wの場合は12Aです。
1200Wの主な家電製品の一覧
消費電力が1200W程度の家電製品を一覧で紹介します。
電気ケトル
ティファールに代表される電気ケトルは消費電力が1200W前後のものが多いです。ティファールの主要な電気ケトルは定格消費電力が1250Wです。
最大700W程度の電気ポットと比べても消費電力が大きく、ハイパワーなヒーターで少量のお湯を一気に沸騰させるのが特徴です。カップラーメン1杯分、500ccの水を沸騰させるのに2分半とされており、1回あたりの電気代は1.41円となります。
必要な量の水を、必要に応じて必要な時に沸かせば電気ポットよりも消費電力が少なくて済みます(電気ポットは保温にかかる消費電力がも小さくない)
据え置き型食洗機
据え置き型の食洗機の消費電力は1200W前後です。ビルトインタイプと比べると消費電力が大幅に大きいのが特徴です。
ビルトインタイプと比べて消費電力が大きいのは、よりハイパワーなヒーターを搭載していることが原因です。より速く水を暖めることが出来るため、実は洗い時間が据え置き型よりも短くて済む利点がありますが、1回あたりの電気代は据え置き型の方が高くなる傾向があります。
ヘアドライヤー
ヘアドライヤーの消費電力は概ね1200W前後です。最大風量・最高温度のときに1200Wの電力を消費します。MAXで10分使うと、電気代は1回5円掛かります。
過去に1200Wのドライヤーで計測した時は最高で1121W、冷風モードでは93.5Wという結果でした。温風だけでなく冷風も上手く活用することで、電気代の節約が可能です。また、タオルなどでよく拭いてから使うことで、使用時間を短くすることができ電気代を節約できます。
オーブンレンジ
オーブン機能が付いた大型のオーブンレンジの消費電力は1200W前後です。
勘違いしやすいですが、レンジ機能での使用でも実は1000W以上の電力を消費します。電子レンジは600W、700Wといった形で出力を変更できるものが多いですが、実際の消費電力はその1.5〜2倍掛かっています。出力700Wで使えば1000Wを超えます。
オイルヒーター
デロンギのQSD0712-MBなど、オイルヒーターの定格消費電力は1200Wです。
定格消費電力は1200Wですが、稼働中常に1200Wの電気を消費し続けるわけではありません。一定の温度まで加熱すると通電が切れる、あるいは加熱を緩める仕組みになっているため使用状況にもよりますが定格消費電力の7掛け程度をイメージするとよいです。
オイルヒーターは部屋が乾燥しにくいなどの利点もありますが、エアコンと比べるとエネルギー効率は3分の1以下です。同じように部屋暖めようとすると、エアコンの3〜4倍の電力を消費します。エアコンを利用できる環境では、エアコンに頼った方が結果として節電になります。
衣類乾燥機
日立のDE-N60WVの消費電力が1180Wとなっています。
使用する際は衣類を詰め込み過ぎず、衣類と衣類の間に温風がしっかり通る余裕をもたせると乾燥時間が短くなり消費電力を削減できます。また使用中は排気で部屋の温度と湿度が上がり、その高温多湿な空気を乾燥機が吸気すると乾燥時間が長くなります。換気扇を使ったり、窓・ドアを開けて使用しましょう。
電力会社を乗り換えると5〜15%安くなる
電力会社を安い新電力に切り替えることで、電気代が5〜15%安くなります。
一般的な家庭では、平均して年間で1万円前後の節約になります。切り替えは簡単で、ネットで5分あれば完了します。初期費用などは掛かりません。工事も必要ありません。
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