700Wの電気代はいくら?
700Wの消費電力の電化製品を使うと、電気代はいくらかかるのか。簡単な計算結果に加え、数字を入力すると計算結果が分かるシミュレーターを紹介します。
目次
700Wの電気代の計算結果
700Wの電気を使うと電気代がいくらかかるのか。計算結果を紹介します(家電製品の電気代を計算する際に用いられる27円/kWh:全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」で計算した結果を紹介します)
1分・1時間ごとの電気代の一覧
700Wの電力を使うと掛かる電気代は以下のとおり。
経過時間 | 電気代 |
---|---|
1分 | 0.31円 |
1時間 | 18.9円 |
電気代計算シミューレーター
より詳細に計算出来ます(半角数字で入力してください)
詳細シミュレーション
700Wのアンペア(A)は?
豆知識として、700Wのアンペア(A)を紹介します。
電力(W)は電圧(V)×電流(A)によって求められます。日本の一般家庭の電化製品は100V(一部のエアコンなどは200V)なので、ワット数を100で割ったもの(200Vの場合は200で割ったもの)がアンペアとなります。
つまり700Wの場合は7Aです。
700Wの主な家電製品の一覧
消費電力が700W程度の家電製品を一覧で紹介します。
3畳用ホットカーペット
3畳サイズ、リビング全体に敷くような大きめのホットカーペットの定格消費電力が700W程度です。
700Wというとエアコンと遜色ない消費電力ですが、ホットカーペットは本体の温度が一定まで上昇すると加温を停止するサーモスタットが付いており、使用中常に700Wの電力を消費するわけではありません(エアコンも同様) 過去に私が計測した結果では、平均消費電力は定格消費電力の4分の1程度でした。
使用時間が長い家電であるため電気代は決して安くはありませんが、オイルヒーターなどと比べれば電気代は大幅に安く済みます。
- 電気代・消費電力実測テスト
- ホットカーペットの電気代
カタログ値との大きな乖離が判明
食洗機(ビルトインタイプ)
国内メーカー製のビルトイン食洗機は消費電力を700W前後としているものが多いです。私自身も調べてみて意外でしたが、据え置き型の食洗機と比べて消費電力が4割程度少ないです。
据え置き型との大きな違いはヒーターの消費電力の部分で、ビルトインタイプの方が消費電力が小さい(温める能力が低い)です。運転1回あたりの消費電力量で比較しても、ビルトイン型(パナソニックNP-45MD9S:60L容量)の消費電力量が1回あたり0.52kWhであるのに対し、据え置き型(パナソニックNP-TZ300:50L容量)が0.77kWhと電気代だけで1回あたり6.75円の差となります。
湯沸かしポット
湯沸かしポットはちょうど700W前後のものが多いです。湯沸かし時(沸騰させる時)に700Wの電力を消費します。更に、保温にもヒーターを用いるため保温時にも電力を消費します。毎日長時間保温すると、保温時の消費電力が大きくなりがちです。保温時の消費電力は35W程度とされており、LED電球5個分、あるいは6畳用のLEDシーリングライトと同程度です。
電気代を節約するのであれば、ヤカンか電気ケトルで沸かしたお湯を卓上ポットに入れておくと、保温に電気代が掛からなくて良いです。保温に電気を使わないため温度低下はあります。ご高齢の方などは、電気ポットの方がお湯の移し替えが無いので安全で良いかなと思います。
電力会社を乗り換えると5〜15%安くなる
電力会社を安い新電力に切り替えることで、電気代が5〜15%安くなります。
一般的な家庭では、平均して年間で1万円前後の節約になります。切り替えは簡単で、ネットで5分あれば完了します。初期費用などは掛かりません。工事も必要ありません。
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