サーキュレーターの電気代はいくら?

サーキュレーターの電気代を実測しました


 室内の空気を循環させる目的で使われるサーキュレーター。では、この電気代はいくら掛かるのか、実機の消費電力を詳細に計測した結果をもとに詳しく解説します。


サーキュレーターの電気代を実測で計測しました



計測環境


 今回計測を行った環境を簡単に紹介します。


機種名 アイリスオーヤマ
PCF-HD15-W
消費電力
カタログ値
11W/21W/29W
備考 首振り機能付き

 〜8畳用のサーキュレーターです。ネット通販で2000円台で購入して2年目です。


 ワットモニターを使って消費電力を計測し、電気代を1kWhあたり27円で計算した結果を発表します。


計測結果 消費電力・電気代は?


 それではお待ちかね、サーキュレーターの消費電力・電気代の計測結果を発表します!


風量による違い


 サーキュレーターの消費電力・電気代は設定する風量によって大きな違いが見られました。風量ごとに紹介します。


設定 消費電力/1日あたり電気代
静音 14.4W/3.11円
24.6W/5.31円
32.8W/7.08円

 首振り機能をオフにした状態で、各風量での消費電力を計測しました。計測した結果をもとに、「1日8時間使用」と仮定して1日あたりの電気代を併記しています。


 結果は一目瞭然で、最も弱いモードと強いモードでは消費電力に2倍以上の差があることが分かりました。なお、いずれもカタログスペックと比べてやや大きめの消費電力となりました。


 「中」で1日8時間、1ヶ月使うと電気代は159.3円。24時間つけっぱなしだと月477.9円掛かる計算になります。


首振り機能の消費電力も実測


 続いて、「首振り機能」をオンにして消費電力を計測してみました。首振り機能アリと無しの差を表にまとめます。


設定 消費電力/1日あたり電気代
静音 +2.3W/0.50円
+2.4W/0.52円
+2.2W/0.48円

 首振り機能無しの場合と比べて、平均で2.3W消費電力が増えました。電気代にして1日あたり0.5円高くなる計算です。


 実は以前、扇風機の消費電力を実測した際には、首振り機能を使ってもワットモニターで目に見えるほどの差はありませんでした。扇風機の場合、羽を回すモーターが首振り機能も兼ねていることで、首振りに消費電力がほとんど掛からないようですが、今回テストしたサーキュレーターの場合は首振り用に専用のモーターが組み込まれているのではないでしょうか。


サーキュレーターの最大消費電力

「強」+首振りで35.0Wを観測

待機電力は掛かるのか


 待機電力についても計測してみましたが、ワットモニターで計測した限りでは「ゼロ」でした。コンセントを挿したままでも、特に問題は無いでしょう。スイッチで機械的に回路をオフに出来るので、電源をオフにすれば電気が流れなくなります。


 ただし、リモコン機能があるサーキュレーターなどでは、待機電力が掛かります。




サーキュレーターの電気代を節約する方法


 最後に、サーキュレーターの消費電力を抑え、電気代を節約する方法を紹介します。


適切な風量に設定する


 設定する風量によって、消費電力に2倍以上の差が生まれることは上で紹介したとおりです。部屋の広さなど状況に応じて、「強すぎない」風量を選ぶことをおすすめします。


サーキュレーターの最小消費電力

風量を抑えると消費電力は半分以下になる

置き場所を工夫する


 室内の空気を循環させることがサーキュレーターの利用目的です。効率的に循環させるためには、置き場所にも工夫が必要です。


 例えば冷房を使用する夏の場合は、エアコンの下付近に置いて、床と平行に風を送るのが効果的とされています。冷気は下に下がるので、それをサーキュレーターで拡散させるイメージです。


 暖房を使用する冬場に関しては、エアコンから離れた場所に置いて、天井付近に向けてサーキュレーターで送風することで、室内の空気をうまく「かき混ぜる」ことができます。暖められた空気は上にいくので、天井付近で滞留している暖気に向けて風を送るイメージです。
 サーキュレーターには夏のイメージがありますが、冬場にも使える家電製品です。ぜひ暖房シーズンにも活用してください。


電気料金プランを見直す


 安い電気料金プランに切り替えることで、電気料金を5〜15%程度削減することが可能です。家全体の電気代が安くなれば、当然サーキュレーターの電気代も安くなります。


 手続きは簡単で、ネットで5分程度あれば完了しますし、特に初期費用などは掛かりません(ごく一部に事務手数料を取る会社はある) この機会に電力会社の切り替えも検討してみてください。当サイトで簡単に比較できます(メディア掲載多数)




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