【実測】デスクトップパソコン本体の電気代・消費電力

デスクトップPCの電気代を実測しました


 仕事で長時間使う人も多いデスクトップPC。その消費電力を実機で計測した結果をもとに、電気代がいくらかかるのか計算します。



今回計測に使用したPC


消費電力を計測したパソコン

今回計測したPC(散らかっていて恥ずかしいです)

 まずは今回計測に使用したPCを紹介します。


CPU Core i5-6600
グラフィック CPU内蔵
メモリ 8GB
ストレージ SSD120GB +
HDD1TB

 私が普段このサイトの更新などに使用しているPCです。2016年2月にマウスコンピューターで購入しました。ハイスペックといえるほどハイスペックではありませんが、2020年現在でも平均〜やや高性能くらいのPCです。


 ラトックシステムのワットチェッカー(RS-BTWATTCH2)を使用して消費電力を計測しました。


ラトックシステムのワットチェッカーRS-BTWATTCH2

ワットチェッカー

消費電力の実測結果


 計測結果を紹介します。


起動中の消費電力・電気代


 PCを起動し、ネットサーフィンやサイトの更新作業(作業負荷は大きくない)を行っている際の消費電力を計測しました(合計1時間49分計測)


消費電力
平均値 30.45W
瞬間最大 70.39W
瞬間最小 20.74W

 起動直後や、負荷を掛けると60Wを超えましたがネットサーフィン程度の作業では30W前後で推移していました。


パソコン使用時の使用電力の推移

1分ごとの消費電力量の推移(単位:Wh)

 平均30.45Wとして電気代を計算すると、以下のようになります(1kWh27円で計算)


時間 電気代
1時間 0.82円
8時間 6.58円
8時間・5日 32.90円

 8時間使うと6.58円の電気代が掛かります。月20日使うと131.6円です。


スリープ・電源オフ時の消費電力は


 PCをスリープ、あるいはシャットダウンして電源オフにした際の消費電力も計測しました(大きな変動が見られなかったため短いですがスリープは265秒間計測、シャットダウンは599秒間の1秒ごとの消費電力をもとに算出)


消費電力
スリープ シャットダウン
平均値 1.12W 0.11W
最大値 1.19W 0.51W
最小値 1.04W 0W

 スリープモードに移行すると、消費電力は1.04〜1.19Wという狭いレンジで推移しました。平均すると1.12Wなので使用時(平均30.45W)の30分の1、電源オンでアイドリング時はだいたい20W少々程度なので20分の1の消費電力で済みます。


パソコンのスリープモード時の消費電力

スリープモード時の消費電力(単位:W 1秒ごと、265秒間)

 電源をオフにすると0〜0.51Wで推移していました。今回計測に使ったワットチェッカーの計測下限が0.3W程度なので計測出来ていないデータもありそうですが、平均すると0.11Wと、スリープの更に10分の1で済みました。


パソコンの電源オフ時の待機電力

電源オフ時の待機電力(単位:W 1秒ごと、599秒間)

 電気代の目安は以下のとおり(平均値をもとに計算)


時間 スリープ シャットダウン
1時間 0.03円 0.003円
24時間 0.73円 0.07円
30日 21.8円 2.1円

 スリープでは意外と電気代が掛かってしまうことが分かります。


モニターの消費電力も


24.1インチの液晶モニター

24.1インチの液晶モニター

 今回は本体のみの計測でしたが、デスクトップPCの場合は別途モニターでも消費電力が発生します。詳細は以下の記事にまとめてありますが、24.1インチの液晶モニターで1時間あたり約0.216円という計測結果でした。8時間で1.73円です。


 なお、液晶モニターは画面に表示する「色」によっても消費電力に変動が見られたので、以下の記事もあわせて参考にして頂ければと思います。


PCの電気代を節約する方法


 計測結果をふまえて、パソコンの電気代を節約する現実的な方法を紹介します。


使わない時はスリープか電源オフ


 PCの電源を付けたまま離席すると、その間もPCは電気を消費し続けます。短時間の離席の場合はスリープモードを活用すれば、戻ってきた時にすぐに元の状態から作業を再開することが出来ます。オンのまま放置するのと比べて消費電力は20分の1になります。


 スリープモードを使うのも面倒だ、という人はせめて液晶モニターの電源だけでもオフにすることをおすすめします。モニターは意外とPC本体と遜色ない電力を消費しています。


 また、長時間使用しない時は電源をオフにしましょう。スリープと比べて消費電力が更に10分の1になります。


簡単な作業はスマホかタブレットで


スマホ


 パソコン本体の消費電力では30W以上でしたが、タブレットやスマホはそれと比較して大幅に消費電力が少ないです。スマホやタブレットで出来るような簡単な作業はPCではなくスマホ・タブレットで行った方が、電気代の節約になります。


 なお、私が過去に行ったテストではスマホ1回充電に掛かる電気代は約0.41円でした。スマホを90%分充電するのと、デスクトップPCを30分使うのは同じくらいの電気代です。



電力会社を乗り換えると5〜15%安くなる


 電力会社を安い新電力に切り替えることで、電気代が5〜15%安くなります。
 一般的な家庭では、平均して年間で1万円前後の節約になります。切り替えは簡単で、ネットで5分あれば完了します。初期費用などは掛かりません。





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