ホットカーペットの電気代はいくら?

ホットカーペットの電気代を実測しました


 寒い足元を暖めるホットカーペット。その電気代を、実機で計測した結果と、電気代を節約する方法を紹介します。



今回計測に使用したホットカーペット


ホットカーペット

45cm角のミニホットカーペット

 今回計測に使用したホットカーペットを紹介します。


大きさ 45cm x 45cm
メーカー
型番
ライフジョイ
JPMH451BFZ
定格消費電力 40W

 在宅勤務をする際にエアコンだけでは足元が冷えて寒いため、購入しました。座布団ほどの大きさの、小さなホットカーペットです。Amazonで3千円ほどでした。


 ライフジョイという初めて聞くメーカーですが、日本製ということ、またサイズが他メーカーより5cm大きいので選びました。実際の商品を手に取るとつくりがしっかりしていて、良かったです。


 なお、より大きなホットカーペットは以下のようなスペックが一般的です。今回の計測値にそれぞれ倍数を掛けてイメージして頂ければと思います。


大きさ 定格消費電力 倍数
1畳 200W 5倍
1.5畳 370W 9倍
2.0畳 500W 13倍
3畳 740W 19倍

ホットカーペットの電気代実測テスト結果


 本題に入ります。実機の消費電力を実測して得た結果をもとに、電気代を計算します。


モードによる違い


 今回購入したホットカーペットは、強/弱に温度設定を切り替えることが出来ます。それぞれ計測した結果は以下のとおり。


計測時間 208分 184分
消費電力量 74.6875Wh 35.3125Wh
平均消費電力 21.5W 11.5W
電気代(1時間) 0.58円 0.31円

 強モードで1時間あたり0.58円という結果になりました(1kWあたり27円で計算)


 今回の計測結果を、より大きなホットカーペットに当てはめると以下のようになります。


大きさ
1畳 2.9円 1.55円
1.5畳 5.22円 2.79円
2.0畳 7.54円 4.03円
3畳 11.02円 5.89円

カタログ値より大幅に安く済んだ理由は?


 カタログ値の消費電力は40Wなので、「強」運転の実測値である平均21.5Wはカタログ値の約半分です。なぜこのような結果になったのか。


 ホットカーペットは当機種に限らず、電源をオンにしている間ずっと加熱を続けるわけではありません。一定以上の温度になると加熱を中断し、その間の消費電力は計測上「ゼロ」となっていました。


ホットカーペットの消費電力の一秒毎の推移

ホットカーペットの消費電力の推移(単位:W)

 「強」運転時には、ゼロとなっている時間と加熱している時間が、だいたい半々くらいであったため、カタログ値の半分でおさまりました。


 なお、加熱している際は強でも弱でも、41W前後を保っておりほぼ一定でした。強と弱の違いは、加熱時間の長さの差です(当機種の場合)


ホットカーペットのモードの違いによる消費電力量の推移

消費電力量の推移(強・弱)

付けっぱなしにした場合の電気代


 24時間付けっぱなしにした場合の電気代を計算します。今回計測したミニサイズを基準に、大きなサイズのホットカーペットについても概算値を掲載します(上段が「強」、下段が「弱」)


大きさ 1日 1月
ミニ 13.92円
7.4円
417.6円
223.2円
1畳 70円
37円
2088円
1116円
1.5畳 125円
67円
3758円
2009円
2.0畳 181円
97円
5429円
2902円
3畳 265円
141円
141円
4241円

ホットカーペットの電気代を節約する方法


 計測結果をふまえ、ホットカーペットの電気代を節約する方法を解説します。


適切な温度設定で使う


ホットカーペットのコントローラー

ホットカーペットのコントローラー

 今回計測したホットカーペットでは、「強」と「弱」で消費電力量に2倍の差がみられました。電気代も約2倍の差となります。


 稀にホットカーペットで部屋全体を暖めようと、高い温度設定で使用している人もいるようですが、安全面(低温やけどのリスク)の観点からも快適に過ごせる温度での使用をおすすめします。


 ホットカーペットで部屋全体を暖めるのは非効率です。部屋全体を暖めるならば、エアコンを使った方が圧倒的に高効率ですし、エアコンが無いのであれば石油ストーブやガスファンヒーターの使用をおすすめします。


暖める面積を小さく設定する


 一部のホットカーペットには、暖める区画を選べる機能が付いています。面積を狭く設定した方が、消費電力も抑えることが出来ます。全面を暖めるのではなく、必要に応じて暖める場所を狭く設定することで電気代を大幅に削減することが出来ます。


 また、ホットカーペットを購入する際も、必要以上に大きなものを買うのではなく、必要最小限の大きさのものを選ぶことで、電気代を節約できます(本体価格も、小さい方が安くなる)


ホットカーペット

在宅勤務用に購入したミニホットカーペット

床との間に何か敷く


 ホットカーペットで加温する際、床の方に逃げてしまう熱を遮断することで消費電力を抑えることが出来ます。加温した後のホットカーペットの下の床に触れてみると暖かくなっていることが分かりますが、これはホットカーペットの熱が床に奪われている何よりの証拠です。


 床に熱が逃げにくくする対策としては、床とホットカーペットの間に保温マットを敷くというものがあります。それほど高いものではなく、100円ショップでも購入出来ます(ダイソーで300円) ホットカーペットの使用時間が長い場合は、元が取れると思います。


 余計なものを買いたくない、という人には段ボールもおすすめです。


電力会社を切り替える


 電力会社を安い新電力に切り替えることで、電気代が5〜15%安くなります。
 一般的な家庭では、平均して年間で1万円前後の節約になります。切り替えは簡単で、ネットで5分あれば完了します。初期費用などは掛かりませんし工事も必要ありません。





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